たとえば、イーグルスの「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」やエルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」を聞いたとき感じる懐かしい感じ。
熊本の至宝。とっくに熊本の人ではありませんが。
最近ハッとしたCMと言えばこれだ!
長澤まさみは、カルピスのCMでは
すっかりお母さんになってしまっているが、
ここではレンズマジックだとは思うが、
実に日本人離れ(死語か)したスタイルを披露する。
歩き方がもはや芸術の域である。
なのにあなたは集団的自衛権なのか。
この崇高な美のためにこそ、命を賭すべきである。
ということは、命かけてと誓うのは歌だけにしておこう。
ということだ。
7月11日の熊日によると
「柳ケ瀬ブルース」で有名な岐阜・柳ケ瀬商店街の
ゆるキャラ「やなな」が、来年3月末引退すると、
記者会見したそうだ。
寡聞にして、この引退会見の記事で
この「やなな」のことを知った。
ちなみに、このPLAYBOYのパロディで思い出したのは
その昔、「ビックリハウスSuper」でやった、
いろんな雑誌のパロディ特集のこと。
そこに「ニューミュージックマーガリン」が掲載されていた。
それはもちろん、「ニューミュージックマガジン」
(現在「ミュージックマガジン」)のもじりである。
その号の特集が、
「マーガリンにとってバターの存在とは」だったと思う。
パロディというと、それをいつも思い出す。
言うならば、パロディの鑑である。
ときにこの「世界で最も美しい段ボール」は、
TVドラマ「ツインピークス」の「世界で最も美しい死体」
のもじりではないかと思われる。
アーケードを模した段ボール箱をかぶり、
首から下はカジュアルドレス姿。製作費は1万円だと。
ゆるキャラ業界も過当競争で
全国区で活躍できるには、相当な営業努力と同時に、
運にも左右されるのではないか。
いずれにせよ、この引退会見は
最後に仕掛けた一発大逆転なのかもしれない。
そうでなかったら、
その潔さから、ゆるキャラ史上に名を残す可能性はある。
2,3日前に泉ヶ丘市民センター図書館で、
重松清の『セカンド・ライン』という、
小説ではない本を借りた。
エッセイとか、新聞雑誌に書いたコラムなどを
まとめたものである。
立ち読みしたとき、これは引用したいと思い、
借りたのだったが、改めて読んでみると、
どの記事にそういう思いを抱いたのだったか、
まったく思い出せない。
私と重松との出会いは、『見張り塔からずっと』である。
呼び捨てにするのは、私の方が少し年上だからであり、
そのことで、お前は何様のつもりという感興を持たれても構いません。
私は重松の綴る物語に心酔していた時期があった。
どれを読んでも、泣けてなけて仕方がなかった。
まあ、そのうち飽きてくることになるのだが、
面識もなく、育ちも違うのに、
物の見方、考え方が実によく似ている。
彼の書くものを読んでいるうちに、そうなったのかもしれないし、
人間というものは、
もともとパターン化されるものなのかもしれん。
そうそう、面識はないが、
重松が、私の書いた文章をもとに、
週刊ポストに短編小説を書いてくれたことがある。
そういう読者投稿コーナーがあっただけだが。
選んでもらって、こう言うのもナンだが、
その小説の出来は、それほどではなかった。
従来の重松節の焼き直し感がぬぐえなかったのだ。
のちに単行本になったとき、私の分は収録されなかった。
私がせっかく著作権を放棄したとはいえ、
あれを入れなかったのは賢明な選択であろう。
最近はどういうのを書いているんだろう。
読んでみたいが、他に読まなくちゃいけないものが多くて。
サントリーの缶コーヒーBOSS「ゼロの頂点」のCMを見て、
なんとベタな!と思われた方も
ちょっと豪華だなとは、感じられたことだろう。
しかし、今回私が問題に、いや話題にするのは、
コンビニ限定のこの缶コーヒーの
コレクションのことである。
グリコのおまけで育った三つ子の魂を
こんなにたぶらかすのは、ちょっと許しがたいな(笑
しかし、今回その愛嬌のあるスタイリングがすごいのではない。
機体下部にマグネットが仕込んであって→リンク
たとえばコーヒーのようなスチール缶の周りを
このミニチュアダックスフンドみたいな
スターアライアンス加盟航空会社の飛行機が旋回する。
その、想像を絶するアイデアが素晴らしいのだ。
私が社長だったら、そのアイデアを出した社員に
世界一周の旅(但し航空運賃のみ)をボーナスに出すね。
チームだったら、BMWを1か月だけ乗り放題させよう。
I'll be back.
自慢できる発想というのはこういうものです。
そこには、億単位の予算があるのかもしれない。
しかし、この場合でも豊かな発想の源はただ一つ。
地球に見立てたコーヒー缶の周りを、
プルバック式飛行機がぐるぐる回ったら、
世界一周キャンペーンらしいね。
あるいは、ぐるぐる回る飛行機を作ったので、
航空会社グループにキャンペーンを持ち掛けてみるか。
つうことは、広告代理店の発案か。
どっちでもいいけど、
そうやって、この心底楽しいおまけは、
今すぐにでもコンビニで君の手に入る!
1缶120円で。
その上、カロリーゼロの缶コーヒーも飲める。
(アスパルテーム系の甘味料が苦手な人は
飲んでも楽しめないことは忠告しておきます)
行政に携わる読者がいたら、いわゆるお役所仕事にも
この発想法を取り入れてもらいたい。
そして世界を変えようではないか。
Stir Alliance.
タマホーム、知ってますよね。
木村拓哉はもちろん。
では、タマホームのCMに出ている木村拓哉は。
それが、これ→リンク
木村拓哉扮する青年A(というべきか本人役)が、
ファーストフード店で、コーラのSを注文するんだが、
店員のマニュアルライクな説得に
いとも簡単に乗せられてしまう。
で、お会計が52万円となる。
52万円は、新築住宅の建築坪当たり単価。
すかさず、となりで並んでいる銀行員みたいな客に
ご融資いたしましょうか、とまで言われてしまう。
それでもさすがキムタクはあわてず、
「35年ローンで」
私はタマホームも木村拓哉も
特に好意的に感じているわけではないが、
このCMの着想の圧倒的な自信。
テンポの良さと相まって、ハイグレードな作品となった。
フラット35。
住宅ローンで人生終わっていいのか。
でも、そうやって日本経済が下支えされないと、
国自体が危ういという考えもあるけれど。
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