映画・テレビ

2025年1月 7日 (火)

オッペンハイマー

映画「オッペンハイマー」をAmazonプライムで見た。長い。長い映画は正直苦手なのだが、途中でやめられない映画だった。広島長崎への原爆投下を正当化しているかどうかに関心があったけれど、主題はそこではなかったようだ。

科学者としては、研究を実践できる機会が与えられたら、やはり突き進むだろう。そこには大戦中であり、戦後の国際関係、パワーバランスが待ったなしの外交課題としてあった。

誰かに責任を押し付けるのではなく、ドラマを通して、今さら核なき世界をどう実現するのか、不可能なのかを突きつけるものだった。 

2025年1月 1日 (水)

謹賀新年紅白歌合戦

昨日の紅白歌合戦は、B'zのために見ていたのだけれど、前半若手のグループが続々と出てきて、特に興味もないのでスルーして、Xのポストを追いかけていた。それが画面を見ているよりも面白かった。

それが後半になり、GLAYもちょっと良かったし、B'zの素晴らしさ、虎に翼ドラマスペシャルから、米津玄師の歌も素晴らしかった。

怒りを抑えているとしか思えない星野源の思いは多くの人に伝わっただろうか。玉置浩二の歌のうまさ、オーケストラの美しさなどなど。

紅白歌合戦形式は時代にそぐわないという議論は、NHK内部でも当然あっているとは思う。しかし、この形式の必然もあるような気がする。紅白が男女という区別を表しているわけではないとしないと、あり得ない話なのだ。

とはいえ、昨夜の白組の圧倒的な力は、紅組の団体女性ユニットに頼っている芸能界の問題である。白組が強くなれたのは、ジャニーズからの呪縛がなくなった意味が大きい。ジャニーズ系のグループの出る幕がなくなったのだ。


2024年11月 9日 (土)

男はつらいよ 私の寅さん

令和6年度 合志市群(上群)地区モデル公民館事業

「男はつらいよ 私の寅さん」は、岸惠子さんがマドンナ役。熊本にロケに来ていて、熊本城と阿蘇が出てくるが、舞台というほどではない。とはいえ、記録的価値は高いと私は思う。

倍賞千恵子さんもきれいだなと改めて感じたが、岸惠子さんの美貌と微笑は空前絶後。時を超えるとはこのことだろう。

笑いのツボというか、話の展開もお約束だけれど、それを確認することもまた楽しむことだと言ってもいいのではないか。

2024年11月 4日 (月)

「原野の子ら」上映会終了

終わった。たくさんの人に集まってもらい(熊日取材260名)、中山節夫監督を囲む同窓会、同郷の会の様相で、そこは私が望んだことだったので、所期の目的は達成された。

もう一つの目標、より広い層に作品を観てもらうことに関しては、なかなか難しいことを実感した。

2024年10月13日 (日)

10月12日

熊本県詩人会による九州詩人祭の打合せ。レストランみなみのかぜにて。

NHK土曜ドラマ「3000万」。面白いんだけど、この、出来心によって明らかになるエゴによるサスペンス、こういうのはNHKでやってもらいたくないなあ。心がきれいな人が全然出てこないんだもの。

2024年10月 8日 (火)

原野の子ら見に来てください

いよいよ、あと1カ月。チケットまだまだたくさんあります。ぜひ、見に来てください。ヴィーブルの窓口でも売ってます。 

2024年9月24日 (火)

スオミの話をしよう

長澤まさみ主演の映画「スオミの話をしよう」を見た。ずーっと公開を待っていた。手帳に公開日を書きつけていた。

だから、見て、後悔するわけがない。期待していたわけではなく、そのありのままを受け入れる心の準備はできていたのだ。

三谷幸喜に長澤まさみ。面白くないわけがない。合わないひと、わからないひとはいるだろう。でも、私に言わせれば、外したパーツは一つとしてない。

一つ難があるとすれば、もっと長澤まさみが見たかった。行方不明の役なんだから、出番が限られるのはわかる。説明される役だから、そこに生身でいたらおかしいのもわかる。

でも、長澤まさみをもっと、もっともっと触れたかった。そこに感じたかった。

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2024年9月11日 (水)

海のはじまり

最初はおセンチなだけの、つまらないドラマだと思っていたのだが、出演者の演技が静かで深いので、惹かれるものがあったということだろう。結局、きちんととは言わないがずっと見続けている。

考えさせるドラマというと説教くさい感じがするかもしれないが、ドラマというものは、よくできていれば、視聴者を押し付けがましくない形で思考実験にいざなう。

思考実験というと身も蓋もないが、他人の、よその家族の、できれば巻き込まれたくない問題にわが身を否応なく置くという体験をすることになる。それも、絶対に安全圏にいることが分かった上で、である。

しかし、感情が揺さぶられることはよくある。それがなかったら、まあ馬鹿らしい話なのだが。

2024年8月 5日 (月)

海のはじまり

フジテレビの月九って、もう過去のものだと思っていた。多分そういう人は多いだろう。

まず劇伴が安っぽい。こういうオルゴールみたいな演奏を延々と続けるぐらいなら、静寂を選ぶべきだろうと思っていたら、きちんと音楽のない場面もあった。

それから見方が少し変わった。

2024年6月29日 (土)

街並み照らすヤツら

NHKの土ドラ(「パーセント」)を見たりしていたので、所々しか見てなかったのに「街並み照らすヤツら」最終回。

良かった。セリフもストーリー運びも半端なくアイロニカル。それが気分悪いどころか、だよね~現実は、と逆に腑に落ちる。

森本慎太郎って、見覚えあるなと思ったら、「だが、情熱はある」で、山里亮太を演じた青年だった。それに伊藤健太郎。いろいろあって、このドラマでは根性の曲がった不動産開発業者。ピッタリ。他もみんなハマって、誰一人端役はいない。

設定は特に新しいわけではないが、嫌味のない技巧達者で、日本のTVドラマってこれなんだよと強く感じた。

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