映画・テレビ

2025年10月27日 (月)

おーい、応為

始まるか、始まらないかの時点で寝落ちしていた。もちろん作品のせいではない。平板で眠たくなるという評があったが、それはその人にとって、見るべきではない映画を観てしまったため。どんなに汚い恰好をしていても、美しい人は気高く美しい。それが合っていないという人には、そもそも通じないことだ。ちょっと背が高すぎるという感じはしないでもなかったが。

しかし、この映画の主人公は応為であるようでいて、「お~い」と呼びかける北斎であった。親子の関係性も主題とはいえ、主はやっぱり北斎と考えたほうが気も晴れると思う。

出てくる飯のリアルさと大友良英の音楽がなかなかのものでした。

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2025年10月26日 (日)

前科者

Amazonプライムで、映画「前科者」を見た。有村架純が保護司を演じる。映画としてはよくできているが、保護司を描いているとはちょっと言い難いところがあるというのが感想。保護司の日常はそのままでは映画にならないということだ。

2025年10月23日 (木)

国宝

映画「国宝」をやっと鑑賞。3時間超は確かに長いが、それだけの時間が必要な話だった。ふと、テレビの連続ドラマで、と考えたら、なんと4回である。4回連続ドラマにこのキャストと映像は無理だなと思った。

歌舞伎役者の世界が、伝統芸能として並外れたものであることをフィクションとして見せてくれた。映画としての娯楽であることを忘れてはいけないとは思うけど。

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2025年10月14日 (火)

夜の道標

WOWOWのオリジナルドラマ「夜の道標」、キャラクター設定や人間関係が複雑に絡み合って、凄い(凄いという形容詞しか思いつかないのはちょっとどうか)脚本だと思ったが、原作が優れているのだろう。ちょっと引いて見ると、野田洋次郎と瀧内公美のペアが出来合いのものに感じられるかな。2人ともいまが旬の俳優だから。

2025年6月19日 (木)

ドールハウス

矢口史靖監督が原案、脚本を書いた「ドールハウス」はホラー映画です。私はホラー作品を好き好んで見るタイプではないが、長澤まさみ主演なので、怖いもの見たさではなく、長澤まさみを見るためだけに劇場に足を運びました。

この手のお話はどこを切り取っても、いわゆるネタバレと言われそうなので、紹介というか、どこが面白かった、怖かったかが書きにくい。

まあ、そういう世の中がおかしい。世の中というか、今どきどこかで何かが否応なしに漏れるので、細かいことを言うなよと言いたくもなります。

とにかく、少なくとも3回、私は「うわっ」という声を、小さくではありますが、上げてしまいました。約2時間の映画なのに、1時間でもう終わってくれていいと思いました。それくらい、怖い。それも心理戦と仕掛けと威嚇の応酬です。

長澤まさみの、物語導入部での美しさは場違いで違和感を抱くほど。それが恐怖に歪んだり、精神的に追い詰められたり、物理的に汚れたりしていく様は、メイクと演技のダイバーシティと言えるかもしれません。

ストーリー展開とともに、どこまでが現実なのか妄想なのか、判然としなくなる。その曖昧さは普通、技量のなさと思われるのですが、この作品ではそんな小理屈は、もうどうでもいいという領域に達してしまっています。

つまり、あそこは変だ、おかしい、間違えている、なんて指摘をしたがる人は見識の狭さを自慢しているようなものです。

この映画は長澤まさみを見に行ったのに、「長澤まさみ」の女優としてのオーラが見事に消え、一人の母親になっていた。私はそういうふうにまとめたいと思います。

2025年5月 6日 (火)

地面師たち

昨日と一昨日、2日がかりで「地面師たち」を見た。面白かった、見てるときは。映画って、そういうものだ。映画制作者たちこそ、地面師だよなと思った。「新幹線大爆破」と同じく、ディテールで引っかかるところがあっても、それをゴリ押しで通して引っ張っていく。全体では納得させる。それが映画を見せるということなのだ。

綾野剛と池田エライザがやっぱり良かった。結局あの二人は、パンドラの匣に残されたエルピスだったたいうことかな。

2025年5月 4日 (日)

新幹線大爆破

ネットフリックスで、話題の映画「新幹線大爆破」を見た。見てるときはのめり込んだのだけど、1日経つともう記憶の彼方に薄れかけている。

1975年に東宝で映画化された作品のリ・メイク・リ・モデル。関根恵子が出ていたので見に行ったのだが、イマイチだったという記憶が。期待が大きかったのか。

今回は、ディテールのリアルさ、再現度にお金がかかってるだろうなという、ネトフリ品質。とにかく、最初から最後まで一直線、細かい「はて」には目を瞑ること、それが映画であると思っている。気にならない嘘は気にしない。

2025年4月20日 (日)

あまちゃん

NHKオンデマンドで、足かけ4カ月、朝ドラ「あまちゃん」をコンプリート、無事ボーナストラック(紅白スペシャルまで)まで見終えた。

もう、途中何度も涙をぬぐったことか。いくつか覚えているエピソードもあったものの、大筋も結構忘れてました。見たら、ああそうだったと膝を叩くのだが。

宮藤官九郎って、天才じゃね?と思いましたね。しかし、彼だけの力ではなく、スタッフ、キャストの総力戦で出来上がった奇跡の防風林ではなかったか。

のん(能年玲奈)のマネジメントを巡るその後について、詳しいことは知らないけれど、このドラマの並行宇宙と言えないこともない。


2025年2月20日 (木)

ショウタイムセブン

阿部寛主演の映画「ショウタイムセブン」、導入部から途中までは息もつかせぬ展開だったのに、後半サスペンスの盛り上がりに反して、私は少し冷めてきた。いや、テレビ局、報道と政治の関係などは、フジテレビ系の「エルピス」が描いたものに連なる面白さであるし、昨今のフジテレビのスキャンダルを同時進行で見ているふうでもある。ほぼ単独であれだけの爆発を仕掛けられるのかという些細な疑問を気にしなければ、オッケーなんですけど。

実際にいそうな人間、やりそうなことばかりが繰り出されるストーリーは韓国の映画を下敷きにしているとのこと。やっぱり、私たちの生きる現実の酷さが、映画の虚構を軽く超えてしまっていることが物足りなさなのかもしれない。

女子アナ役の生見愛瑠は影が薄い設定なのだが、あの場にいて唯一無二、真っ当な言葉を吐く。それと、Perfumeが主題歌を歌うエンドロールは楽しい。

2025年1月26日 (日)

「ロストケア」を見る

アマゾンプライムで「ロストケア」を見る。最近の長澤まさみ出演の作品で、唯一見てない作品で、そのこともすっかり失念していた。介護がテーマの作品で、介護する側、される側の究極の関係性が描かれる。長澤まさみの演技が素晴らしく良かった。とはいえ、ガラスに反射する姿を象徴的に映す映像はもう少し整理されてもよかったかなと思った。

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