2011年3月11日の記事
東日本大震災発災当日の記事
東北地方太平洋沖地震。
名づけられることで、対策は一歩前に進む。
車を運転中、珍しくNHK-FMを聞いていた。
午後2時45分過ぎか、
緊急地震速報が流れた。
テスト放送は何度も聞いたことがあったが、
これは本番だ。
よどみなく、原稿を読み上げる(機械音?)
アナウンサーの声。
来ることは間違いないのだろう。
遠い町に住む人の不安な気持ちを思った。
合志市では、毎年総合防災訓練やっていて、
住民として一度、議員として一度参加した。
でも、実際の災害時、
議員は何をすればいいのだろう。
以下、3月14日の記事
午前中、2番手の登壇。
事前に通告した事項しか認められていないので、
今日の質問内容については、
ずいぶん悩んだ。
あの被災地のことを思うと、
何を言っても空しい。
しかし、災害というのはいつわが身
わがまちに起こらないとも限らない。
そのときに議員としてなすべきことを思えば、
平常時のいま、いつものようにふるまうことこそ、
市民の皆さんによって選ばれた者としての
役割ではないかと考えた。
今回質問した国勢調査は、
昨年の10月1日現在の数字である。
既に速報値は発表されているが、
確定の数字が出るころには、
被災したまちの多くはその面影すらなく、
多くの命が失われてしまっていて、
調査の数字自体が意味をなさなくなっている。
そういう現実がいま、そこにあることを思うと、
不覚にも言葉が喉につかえてしまった。
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