熊本県知事選挙
蒲島郁夫熊本県知事が、
来春の次期知事選に出馬の意向を固めたらしい。
正式表明は県議会の代表質問でなされるとのこと。
4期目である。県知事は行政のトップなので、
選挙によって民意で選ばれるとは言っても、
そつなく事業を執行する、つまり職員の能力を最大限に
発揮させる手腕が問われる。
そうは言っても政策に関しては、政治家としてのセンスが必要であり、
国とのパイプ、つまり予算を引っ張ってくる力も要る。
しかし、その辺は職員の幹部のほうが慣れているかもしれない。
また県議会といかにうまくやるかも大事だろう。
ただ、協調ばかりに気を取られると、
県政の停滞と、ジリ貧の未来が待っている。
熊本県議会議員の選挙は終わったばかりなので、
県議会の多数派である自民党が加勢すれば、
蒲島知事の4選はまず間違いないだろう。
でも、それでは面白くない。
面白くない、で片付けてはいけないので、それなりの理論が必要だ。
しかし、行政こそ慣性という名の継続性の上に成り立つものでもある。
一番には合志市のことを考えるべきなのは当然だが、
県全体がどちらを向いているのか、
どちらを目指すべきかは、市の将来に密接に関わることである。
そこを考えて、県知事選挙に臨みたい。
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 図書館の過去と未来(2019.12.05)
- 安倍改憲案は「戦後レジーム」を完成させる(2019.11.04)
- 政教分離(2019.10.20)
- 米産大豆のゆくえ(2019.09.13)
- 米国で強まる農業保護(2019.09.12)
コメント