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2018年11月12日 (月)

図書館の存在意義

私の活動報告「風の便り(言行一致)」第32号から
一部(といっても、ほとんどですが)を転載します。

◆図書館の存在意義とは?

[上田]指定管理となって1年半が過ぎたが、運営上の課題は。

[教育部長]指定管理者である㈱こうし未来研究所が、図書館全体の施設の管理、人事・経理業務、また人材育成などを行っている。
司書のほとんどはNPO法人BIBこうしからの雇用で、
窓口業務、レファレンス業務など専門性が必要な部分を担当している。
毎月実施するモニタリングでも、相互の連携を確認し、利用者アンケートの結果からも評価している。運営上気になる課題はない。

[上田]東洋経済の住みよさランキングで、合志市は毎年高い評価を受けているが、大事なのは順位だけではなく、その評価の根拠となる点数を他市と比較することで、市の今後の指針の参考になると考える。
(東洋経済の)このデータパックが図書館にあれば、市民だけでなく市の職員も利用できる。
私が考える図書館資料による課題解決の一番大きいテーマは、
執行部職員の政策形成や課題解決である。図書館の役割を職員1人ひとりに啓発すると共に、資料照会や請求をレファレンスとして
気軽にできるようになればと思う。
職員向けの図書館利用出前講座とか、市の総合計画に則った「司書が選ぶ関連図書」など、図書館をアピールできるのではないか。
ただ、指定管理者との契約や仕様書に書かれていないことを指示できるのかという問題があるのではないか。

[教育部長]事前の協定書、業務仕様書等で、指定管理者がやるべきこと、市が実施すべきことなどが規定されている。いろんな提案があった場合に、できないということも考えられる。

[上田]市民の興味関心を高めるために図書館は何をなすべきか。

[教育部長]既に図書館を利用している人の満足度を高めるだけではなく、これまで図書館を利用したことがない方に注目してもらうことが重要だと考えている。そのためには、地域や利用者の抱える課題を捉えた企業や学校など、関係機関との連携、ニーズに応えたセミナーやイベントの実施、継続的な広報活動などのいずれも欠けてはいけない。
図書館は本を借りる所という古いイメージを打破するために、社会ニーズや変化に対して、柔軟な発想と人材育成を進めながら、新しい図書館のあり方を検証、発信しなければならないと考えている。

[上田]私の提案だが、昼休みの市役所内を回って、職員1人ひとりに利用カードを作りませんかと働きかけたり、図書館でできることを売り込むようなこともあっていいのではないか。これは職員個人のためだけではなく、合志市の将来の力に絶対結びつく。またそうやって職員の皆さんの能力を磨くことが、市民の幸福につながることは理解いただけるだろう。
また市民というのは、合志市内に通勤してくる方、働いている方だけではなく、社長、役員の方も含めて合志市の企業や事業所も回ってほしい。それから先は頑張ってくれというしかないが、よろしくお願いしたい。

◆マンガミュージアムとの連携

[上田]予想以上の来訪者があり知名度も上がっているマンガミュージアムの抱える根本的な課題である、ミュージアムによって、合志市にどういう利益があるのか。また図書館との連携についてどう考えているのか。

[教育部長]図書館との連携という部分では、マンガミュージアムの管理運営全体についても、民間事業者のアイデア等を生かした情報の発信や、利用者の増加、住民サービスの向上といった点では指定管理者制度を導入する方がさらなる市民の利用の向上につながると考えている。市民の世代間交流、地域の活性化につながることをその中で期待している。

[上田]マンガミュージアムの価値も十分認めているし、展示の工夫、マンガに関する講座を続けていることに関してスタッフの方たちに敬意を表するものである。しかし、しっかりした方針を市が持っていないと、西合志郷土資料館のようになってしまっては困る。
連携を図るということは、図書館とマンガミュージアムが同じように合志市民の文化度を上げて、本当に住民福祉に役立つような施設になることではないかと思う。

◆歴史資料館との連携

[上田]ヴィーブル3階にある歴史資料館と図書館の連携についてどう考えているか。

[教育部長]直接的な連携は現時点では考えていないが、
図書館の指定管理者により、歴史資料館で所蔵する古文書をデータベース化し、図書館で提供することや、歴史資料館の企画展や体験教室と
タイアップした資料展示を実施するということを聞いている
。少しずつでも、できるところから連携を考えていく。

[上田]合志市立図書館の目標には「市民への読書活動支援」「図書館利用者の拡大」がうたってあるが、その目標達成の先に具体的なものが見えない。図書館要覧によると、貸出冊数は熊本県下で第2位。
1位の熊本市は政令市でもあり人口規模が違うので比較から外してもいいだろう。しかし冊数だけで満足してはいけないと思う。
まちづくりの拠点として図書館が果たすべき役割があるのではないか。

[教育部長]図書館が持つ社会的意義として「市民が主体的に学び自立する場」「地域活性化の情報提供の場」「郷土を知り、理解し、郷土愛を醸成する場」とされているが、今後は利用者数だけでなく、市民が生きがいを感じ、文化的にぎわいの場としても活躍できるようになることが図書館の果たすべき役割と考えている。

[総務部長]秘書政策課で進めている西合志庁舎一帯の公共施設の利活用について、拠点としての図書館の役割について話したい。
西合志庁舎を「知・技を創る交流の場」、御代志市民センターと図書館、マンガミュージアムを「心の潤いを生む交流の場」、
ひまわり公園を「癒し・憩いを感じる交流の場」という形で位置づけており、それらの施設をつなぐ散策路やオープンスペースを設置することにより、連続性や一体感のある空間を作りたい。
一帯を西合志エリアの重要なまちづくりの拠点として位置づけ、
一体的整備を数年かけて行う予定である。
図書館はこのエリア形成の中心的なものと考えている。

[上田]図書館協議会は図書館を中心に据えたまちづくりのための議論の場であってもらいたいが、(指定管理者側の)図書館長が招集する協議会なので、市の思いを図書館に生かすということができないのではないかと不安がある。

[教育部長]ご指摘のとおりだ。こちらからモニタリングや協議会の会議の中に入って、そこで市の方から何かを提案するとか、そういったことがすべてできるというものではない。
ただ、担当課が会議の中に入っているので、うまく連携を取って、順番に対応できるところがあれば、そこはやっていきたい。





 

 

 

 

 

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