避難所
毎晩、妻と二人で泉ヶ丘市民センターに出かけ、
受付の手伝いなどをしてきた。
それで、避難している人たちとは顔なじみになった。
なので、泉ヶ丘市民センター付近のことで、合志市全体のことが
わかったような気になっていたようだ。
ツイッターで「合志市」を検索すると、
時系列ではないが、水がない、食べ物がないなどの
ツイートがあふれていた。
切実な思いのツイートにどう応えるのか。
実はこれは滅茶苦茶むずかしいのではないだろうか。
その時点では不足していた物資も、
それが届き始めると、いきなり過剰になることもある。
不満を自由に、悪く言えば身勝手につぶやけるのが市民だ。
行政のできることは限られていて、
市長の言葉を借りれば「調整」だけである。
一議員の立場はさらに微妙なものだ。
知人に呼びかけて食料を調達し、それを避難所に配送する。
そういう活動もあった。だが、それは人任せにした。
市民でもなく、行政でもない立ち位置で
全体の流れを見渡して、今後の災害対策や対応に活かすことが
議員の大きな仕事なのだと思う。
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