往来オーライ
熊日朝刊の新生面は、熊本バスの話題に始まり、
明日88年の歴史に幕を閉じる熊本市営バスのことに移る。
以下【引用】
熊本市内では、競合関係にある民間3社が共同出資で
熊本バスを設立するなど、共同歩調への取り組みはあった。
だが互いに採算が見込める路線に集中し、
中心部での〝鈴なり運行〟は続く▼
バスの語源の「オムニバス」は、ラテン語の「万人向きに」
からきたものだという。
各社それぞれに伝統やカラーがあろう。
「仲良しぃ」にとはいかないまでも、
より多くの人たちが利用できるバス網にできないものか。
【引用】以上
まことに、その通りの基調である。
しかし、こと公共交通に関して、今頃
「より多くの人たちが利用できるバス網にできないものか」なんて、
問題提起にもならないような結びを付けた時点で、
記者の仕事はそういうものだとわからないでもないが、
常套句に堕すことのサンプルになってしまった。
バス網を新たにひねくるよりも、
用がなくてもバスに乗ること、それに尽きるのである。
まあ「用がなくても」では乱暴なので、
どこかに行くために、無理にでもバスを使うことを
市民に推奨することが必要であることに気づいてほしい。
早く。
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