菊池恵楓園ボランティアガイド
4月12日 土曜日
菊池恵楓園ボランティアガイド養成講座に
ボランティアスタッフとして参加した。
午後の野上玲子副園長の講話を聴く。
野上さんは、皮膚科が専門であるが、
ハンセン病を研究しようとして、菊池恵楓園に来た
というわけではなく、勤務地がそこだったということらしい。
・ハンセン病を引き起こすらい菌は、末梢神経の
シュワン細胞に入りやすい。
・それで末梢神経に病巣ができるために神経障害による症状が出る。
・それは、糖尿病による症状とまったく同じである。
・ハンセン病から学んだことを糖尿病に活かすことができる。
人権や差別の問題を軽んじるわけではないが、
別の角度からのアプローチがあることに気づかされた。
人は間違うが、いずれその誤りに気づき、
時間はかかるが、一段の高みへ進化することができる。
大きなつかみと、繊細な関わり。
過去を学ぶことは、未来に架ける橋ともなる。
学んだことをもっとたくさんの人たちに伝えたくなる。
そうか、これがボランティアガイドの原点なのだな。
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