« 写真からはじまるアーカイブズ | トップページ | 災害対策と議会の役割 »

2014年4月14日 (月)

菊池恵楓園ボランティアガイド

4月12日 土曜日

菊池恵楓園ボランティアガイド養成講座に
ボランティアスタッフとして参加した。

午後の野上玲子副園長の講話を聴く。
野上さんは、皮膚科が専門であるが、
ハンセン病を研究しようとして、菊池恵楓園に来た
というわけではなく、勤務地がそこだったということらしい。

・ハンセン病を引き起こすらい菌は、末梢神経の
シュワン細胞に入りやすい。
・それで末梢神経に病巣ができるために神経障害による症状が出る。
・それは、糖尿病による症状とまったく同じである。
・ハンセン病から学んだことを糖尿病に活かすことができる。

人権や差別の問題を軽んじるわけではないが、
別の角度からのアプローチがあることに気づかされた。
人は間違うが、いずれその誤りに気づき、
時間はかかるが、一段の高みへ進化することができる。
大きなつかみと、繊細な関わり。
過去を学ぶことは、未来に架ける橋ともなる。
学んだことをもっとたくさんの人たちに伝えたくなる。

そうか、これがボランティアガイドの原点なのだな。







« 写真からはじまるアーカイブズ | トップページ | 災害対策と議会の役割 »

合志をめぐる冒険」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 菊池恵楓園ボランティアガイド:

« 写真からはじまるアーカイブズ | トップページ | 災害対策と議会の役割 »

公共交通機関説

無料ブログはココログ
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31