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2014年4月19日 (土)

風の便り第16号③

□「こうし大学、こうし高校の積極的な誘致」

これは、最初に読んだときから少子高齢化のいま、
かなりむずかしいだろうと思いました。しかし、
マニフェストに掲げたなら、そのために行動することが政治家の務めです。

平成25年3月末の取り組み状況の説明では
「少子高齢化が進行している状況において、
高校や大学の誘致となるとハードルは非常に高いと考える」ので、
「現段階では包括連携協定を締結している大学や
熊本高専に本市のフィールドを活用し事業展開を図っていくよう
様々な分野において協議を進めていきます」と書かれています。

大学と連携して、具体的な事業を行う自治体はいくつもありますが、
合志市全体を活用すべく、
様々な課題にトライするという姿勢は他では見られません。
それが合志市の強みであり、将来性であるとも言えます。
そういう意味では、当初マニフェストにあった
「こうし大学、こうし高校の積極的な誘致」という
元々多少無理のあった項目が、
さらなる広がりを期待させてくれます。

そのような連携の中から、「将来的には何らかの形で
キャンパスを持ってきたいと思わせるような状況を作っていきたい」
と、まちづくり戦略室長の答弁がありました。

市長からは、「以前はできなかったが、
菊池恵楓園、再春荘、ポリテクセンターなどの
国の施設の有効利用について、
平成25年度中に国の指針が出ることになっている。
一気に大学を、と言っても、大学側にすれば大きな投資になるので、
その一部事業だけでも先に持って来ることができるように、
国の指針を利用したい」との答弁がありました。
合志市にとって、国・県は融通が利かないことが多い相手ですが、
せっかく地域にある施設ですから、
住民のために活用できるようになればいいですね。


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