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2014年3月10日 (月)

合志1301年目

3月9日 日曜日

平成25年度黒石コミュニティの学習発表会に行った。
日舞、フラダンス、太極拳、暗算など
たくさんの発表が繰り広げられ、
最後にコーラスの人たちと一緒に「故郷(ふるさと)」を合唱した。
その前日は、合志中学校の卒業式で、歌った曲。
定番と言えるかもしれないが、
都会でも歌われとるのだろうか。

もはや、ウサギを追うこともないし、
コブナを釣ることもない。
しかし、歌詞では象徴的にそれが書かれているのであり、
「故郷」という言葉で、各自のふるさとを思い起こすのである。

もともと黒石は400年近いの歴史を持つコミュニティである。
私の母方の祖先が住み続けてきたことを思うと、
実に感慨深いものがあるが、40年ほど前から、
そのまわりに新しい住宅団地が立ち、人口が増えてきた。
そしてそこに移ってきた人たちも次第に年を取っていくなか、
いままた、新たな新たな世代がやってくるようになった。

黒石を故郷として育った子どもたちで、
いまは別の土地で自分の子どもを育てている人も多いだろう。
昨日、一緒に合唱しながら、
年輩の人たちの中には、
実際に生まれ故郷でウサギを追った人もいるかもしれないなと
思ったことだった。

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「こころざしをはたして いつの日にか帰らん」
ここで、志を抱けた時代はよかったなどと言っては、
話は終わってしまう。
今年は、いよいよ1301年目になる「合志」という命名。
帰ることが定住となるかどうかは別にしても、
いつでも、懐かしく戻りたい気持ちにさせてくれる土地であればと思う。

かく言う私が生まれ育ったのは、お隣の菊池郡大津町である。
たまに何かの用事で訪れると、
通りや家並に昔の面影がほとんど残っていなくても、
やっぱりその居心地の良さに包まれる。
それはそれ、いま住まう場所としての合志市のことを
普段は第一に考えているわけだが。

政治課題としての住宅政策は、
やっぱり芯にハートを持っていなくちゃね。





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