三年後
将来を語るときに、
10年後という基準はわりに多い。
行政が策定する計画も10年間を一つのスパンにする。
で、真ん中の5年後に見直しとか、ですね。
それに対していまや死語と化しつつある、
選挙マニフェストでは、
自治体首長や議員の任期が4年であることから
4年を基準にするものである。
だから、たとえば総合計画の5年10年という設定は
首長の任期とのズレが生じるから、
ちょっとアレではないかという考えも出てくる。
しかし現実には、会計年度が単年であることから
毎年毎年が勝負でなければならないというものの、
それでは長期的なビジョンがなくなってしまう。
というふうなことを考えているうちに
政治に限らないことではあるが、
実際は「三年」を一つの目処とすることが
適当なのではないかと思うようになった。
私は研究者ではなく、
どちらかというと詩人なので、
こう、なんというか花鳥風月的に
ものごとをとらえがちである。
そういう意味で、3年後を一つ考えることで
わりとしっかりとした未来志向の証としたい。
だって、3年後ぐらいまでは自分の寿命に
責任が持てそうだとは思いませんか。
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