集団的自衛権
11月16日の熊日で
軍事アナリストの小川和久さんが
集団的自衛権について書いている。
ここでは一部を取り出して引用するので
図書館で全文を読んでください。
「日本は実体として既に集団的自衛権を行使している。
米国に戦略的根拠地である日本列島を提供し、
自衛隊で守り、年間7千億円もの在日米軍経費を支出している。
他の同盟国は日本の代わりをできない。
もっとも対等に近い同盟関係だ」
―政府統一見解の見直しを求める声も上がっています。
「日本人は、同じような軍事力で補い合うことが
集団的自衛権の行使だと思い込んでいるが、
自衛隊は米軍のように国外で戦える構造の軍事力ではないし、
米国も日本が自立した軍事力を持つことを望んではいない。
当てにできる部分を確認し合うのが集団的自衛権の行使のはず。
幼稚な議論を整理すべき時期だ。」
私には残念ながら専門の分野というものがなく、
この人が言うことが説得力があると、
ついそうだよな、と思い、
あの方がそう書くとなるほどと納得してしまう。
ではなぜ今以上の「集団的自衛権」にそれほどまでに
こだわる人がいるのだろうか。
中国人のことを中華思想とか言う人がいるが、
日本が世界の中心でないと気が済まない人がいる。
それが日本人の誇りだと信じることは
人それぞれである。
多分、その溝を埋めることはできない。
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