子どもが道草できるまちづくり
前回書いた言葉の貧しさについては、
あまり人のことを言えない。
何しろ、相手に伝わって初めて言語はその務めを果たす。
しかし分かりやすい言葉はまた、受け取る人の
もともと持っている考えに引き寄せて解釈されることもある。
言葉無くしてコミュニケーションできない人類は、
まだまだ進化の途上にあるのだろうか。
目は口ほどにものを言い、といいますが、
感情は伝えられても、抽象的概念はやはり無理。
頭の中で言葉を使って、私たちは考えをまとめるのだから。
右か左かというときには理屈ではなく、
情に流されることもあるのだろうけれど、
それも民主主義なのである。
正解は一つではないし、ものごとは思うように進まない。
それぞれの思いがまったく重なることは稀だからだ。
さて、今議会の一般質問で選んだ参考図書は、
すべて合志市西合志図書館の蔵書である。
質問内容が支離滅裂になりかかったのは、
新しい視点を得てしまったからだ。
答弁者や傍聴者に言外の意を汲みとれと
言うわけにはいかないし・・・
『生活支援の地域公共交通』
『それでも、自転車に乗りますか?』
『道路整備事業の大罪』
『子どもが道草できるまちづくり』
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