認める
本日、男女共同参画まちづくり講座。
御代志市民センター講堂にて。
高齢者教養講座「ことぶき大学」と共催。
講師 九州ルーテル学院大学客員教授
大畑誠也 氏
先生は天草東高校を皮切りに、
熊本県内の県立高校長を歴任。
数々の高校を立て直してきた経験から、
これは間違いないというコツを伝授してくれた。
それは「挨拶」である。
って、別に新しくなくない。
しかし、熊本弁らしい早口のだみ声でまくしたてられると、
不思議と新しいことを聞いているような気がする。
会場で生で聞いて、話に感動したとしても
普段の生活に戻ると、まあそんなには急には変われない。
よくある話だ。
でも、ほんとは変化に気づかないだけで、
あなたは今朝までの「あなた」ではない。
ということになれば、いいのだけれど。
挨拶とは、相手を認めること。
コミュニケーションのスタートライン。
(先生の話から)
男女共同参画は、
もうすでに次の段階に進んでいると思う。
ジェンダーに対する言葉狩りで、
散々ねじ曲げられたりしたけれど。
ズンドコ節の替え歌とコントのがんばりはわかったが、
まだその段階なのかという気がしないでもなかった。
相手のことを分かっているようでいて、わかっていない。
相手のことを知ることは、相手を認めることである。
(先生の話から)
男女共同参画推進懇話会での議論では、
もうすでに性同一障害への言及もある。
それとは別に同性愛への偏見もあるだろう。
男女共同参画の中で人権も語られる。
両論併記の形になるにしても、
避けては通れない部分だ。
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