合志市事業仕分け第2日目
終わってみれば、スポーツの後みたいな
快い疲れと爽快感が残った。
頭を使うという意味ではゲームに近いか。
公共サービスは基本的に営利ではなく、福祉である。
税金という住民の負担が元手である。
民間企業でできることなら、そもそも
行政でやらなくてはいけないことなどないのではないか。
今回私の評価は甘かったかもしれない。
目標達成度が高く、事業に必然性が感じられたにしても、
スパッと切り捨てて、
簡単に事業中止、不要の判定をすることは
それほど困難なことではなかった。
ではなぜ、ほとんどを「要改善」としたのか。
それは、どうしても廃止しなければならない理由も
なかったからだ。
先ほども書いたように、
個人的には頭脳ゲームの一面もあった。
ある種の達成感もあったが、
事業仕分け委員会の仕事はそこまでだ。
委員会の仕分けを受けて、
政策推進本部会議でどう方向付け、結論を出せるか。
実はこれからが大変なのだ。
そしてまた、その行方次第では、
この事業仕分け自体を「仕分け」る必要もあるだろう。
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