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2011年4月20日 (水)

「名前をなくした女神」

この手のジェット不幸スタードラマを書くことは
むずかしくない。
でも見ちゃうんだよ。

主役級の女優が何人も出ている。
が、誰かが書いていたが見事にパターン化されている。
わかりやすくないと、視聴者はついていけない。
というより、出てくる母親が多すぎて、
まさにひな壇芸人化しているので、
顔と名前だけでは、どういう性格か
どういう家庭環境か、とかわからなくなる。

杏、尾野真千子、倉科カナ、りょう、木村佳乃。
ギャラも、まとめていくら、なのだろうか。

ドラマは、お受験を控えたママ友たちの
表と裏を、かなりおぞましく描いている。
ありそうだけれど、
現実には何とか穏便に事が運ぶが、
たまに事件化してマスコミの餌食になる。
この手のジェット不幸スタードラマは、
あり得そうな人物設定の後は、
あり得なさそうなドロドロした人間関係を
これでもかと詰め込んでいけばいい。

お話自体のオリジナリティーは問われないし、
深い感動もいらない。
見世物小屋を画面の中に作るだけだ。
ただ、それらがどこかで現実の私たちの暮らしと、
ときどきすれ違ったりするから、
たまに、ゾクッとするのだよ。

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