頭の中は大きなスクリーン
「マネー・ジャパン」という雑誌の、1994(平成6)年11月号に、
淀川長治さんのインタビューが載っている。
そのスクラップを保存していた。
――ビデオというものができてかなり便利になったわけですね。
「そら、やっぱり便利だね。僕ら、小さいワクでも
大きいスクリーンでも変わらないの。
家ん中でビデオ見ててもね、ウン、ウンってわかるのね。
これは大きいスクリーンという気持ちが、
もう頭の中に入ってるからね、
劇場の気持ちで見られるのね、はい」
――専門家の方は必ず劇場で見る、ということでもない。
「それはダメなの。そういう人はキザな人。
そういう人はエリートぶってるの。
小さいとこでもちゃんと大きいだけの感覚がね、
備わっておらないといけない、頭の中にね」
淀川さんのこの言葉は、私の胸に響いた。
でもね。ビデオ(DVD)でさえも、いまや映画をほとんど見ない私は
やっぱりダメでしょうな(苦笑)
(明日に続く)
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