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2008年4月11日 (金)

風をあつめて・くまもと市電結節決戦 2

熊本電鉄は、鉄軌道の存廃を人質に取って、
熊本市電との結節を迫ったのだから、
熊本市を主体とした県、合志市の態度に対しては、
電鉄線の廃止しかないだろう。
ただ、それが公共交通事業者として、これまで
散々補助金をもらってきた会社のすることか、
と非難されても仕方がない。
変電設備等の都合で、本数を増やせない
今の菊池電車の輸送能力を考えると、
2両連結のバスを専用道を走らせるという選択肢も
まあ仕方がないかという気がしないでもない。
しかし、問題は、藤崎宮前駅から先をどうするかということだ。
そのまま水道町、あるいは交通センター方面に走らせるなら、
3号線の渋滞を理由にした市電結節断念の論拠は崩れる。
また、藤崎宮前駅で乗り換えなんかにしたら、
ちっとも便利じゃないので、
利用者が増えるわけがない。
つまり、何もせず、菊池電車を廃止させるというのが、
最も合理的な判断ではないだろうか。

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