広報委員長を終えるにあたって②~?/?/1999?・k144
ともかく、そうやってPTA活動に携わった多くの女性が、世の中の動きについて考えるようになり、社会性に目覚めたがために、時代状況が少しずつ変わってきたという一面もあるのではないか。そしてそれは、ごく自然なことである。
俗に、実社会での主たる働き手である父親は視野が広いので、PTA活動に積極的に参加してもらえれば、母親中心の運営に深みが出るというようなことが、よく言われるのだが、女性ばかりの集団に入り込むには、男性としてちょっとした勇気がいるのは事実である。そしてまた、どうぞどうぞと言いながらも、そこにはどこか排他的な雰囲気があるのを男性の方でも、動物的感覚で嗅ぎとっているのかもしれない。
言い方を変えれば、社会で男性優位で活動することの楽しさを味わっているがゆえに、女性に進出されてその旨みを知られることを、男性側が潜在的に恐れていたがために、なかなか男女共同参画社会になれなかったという歴史の裏返しであるということか。
いずれの場合もそんな甘いことばかりがあるわけないのだが、苦労も背負って初めて人は、オトナと呼ばれるようになるのだから、PTA活動に限らず、自治会の活動でも、その他のボランティア活動でもかじってみるところにこそ意味があるのだ。 <③へ続く>
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