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2017年4月 1日 (土)

抑止力なんて

石破茂のブログがハフィントンポストに掲載されている。
タイトルは「抑止力など」とある。
リンク  


国連核兵器禁止条約の制定交渉に
我が国が参加しないこととなったこと。
一方、自民党安全保障調査会・国防部会において
「敵基地に対する反撃能力」を我が国としても保有すべく、
政府において検討し、成案を早急に得るよう求める提言を
まとめたことを記述している。
以下、抑止力の分類整理はわかりやすい。

「報復的・懲罰的抑止力
(攻撃を上回る報復を受けることが予測されるため、
相手方が攻撃を思いとどまる、という抑止力)を
持たない我が国としては、これを米国の拡大抑止に依存し、
拒否的抑止力(攻撃を加えても
所期の目的が達せられないことが予想されるため
攻撃を思いとどまる、という抑止力)としての
ミサイル防衛システムの実効性向上に努力しているのですが、
飽和攻撃(多数の弾道ミサイルの飛来など
防御側の処理能力を超える攻撃)を受けた場合など、
対応しきれない事態も現状では当然想定されるのであって、
あくまで自衛権行使の範囲内で
相手の攻撃能力を奪うことは法理論上も当然許容されるものです」
限りなく先制攻撃に近い抑止力の行使が
必要であるということのようだ。

「核のない世界」は願うが、問題は
「そこに至るプロセスをどうするか、
核兵器の持つ絶大な懲罰的・報復的抑止力に代わる
実効性ある拒否的抑止力をどのように構築するか」
だと石破は書いている。
殉教的思想を持つテロ国家やテロリストに
報復的抑止力は機能しない可能性が高いので、
実効性ある拒否的抑止力の構築はなおさら必要であると。

石破の立場ではそう考えるだろうし、
そう書かないといけないだろう。
しかし、私は「抑止力」という言葉にひれ伏す限り、
人類は破壊と殺戮の呪縛から解放されないと思う。
丸腰でいいと言っているわけではない。
「厳しいアジア太平洋地域の安全保障環境など、
日本を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増している」
(外務省HPより)などとステレオタイプな文言ばかり
繰り返すことに異議を唱えるのである。
何せ「安全保障環境」という言葉を重ねて用いて、
何とも感じないという言語感覚である。


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