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2017年2月 8日 (水)

観光の光の意味

今朝の熊日の「熊本城復旧考」は、
「観光」の「光」が持つ二つの意味という標題で、
島田美術館の島田真佑さんが書いている。

氏自身は個人的に熊本城に格別の思い入れはないと。
熊本城顕彰会の常務理事をつとめた祖父の思い出と
その機関紙「熊本城」(復刊69号)の記事を
口述筆記したこと。加えて祖父が残した
七言絶句について。

「現在を生きる者が多様な歴史層を内に秘めた景物に
接するときの基本的な、礼節と言ってもよい姿勢を
教えられるような気がしたものだった」

「言わずもがなのことだが、『観光』の『光』は
二つの意を表す。空間の具体的様相と『光陰矢の如し』
に明らかな歴史時代の経過と。
熊本城の復旧が急がれているが、『光』の両面性を
十分に配慮された復旧工事になる事を願ってやまない」

数百年を経た景物にはそのときどきの姿がある。
地震などの天災や経年劣化により、
改築あるいは復旧をしたからこそ、現存している。
災害に耐える改修改善を施すことは、
今の感覚で言えば、耐震基準の見直しのようなもので、
創建時の姿形が今も残っているかどうか何とも言えない。
またそのとき、どの時点の姿に戻すのか。
市民の声か県民の声か、国民の声か。
専門家の意見か。
時間をかけた議論も必要だと思う。






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