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2016年12月30日 (金)

保守派

京都精華大学人文学部専任講師である白井聡さんが、
2016年12月26日「京都新聞」夕刊に書いた文章を
ヤフーニュースで読んだ。→リンク  

このリンクがいつまで残るかわからないので、
肝腎だと思われる部分を引用する。
「奥野氏の態度が子供じみたものにすぎないことは、
彼が終戦時に内務官僚として大量の公文書の焼却に関わり、
そのことを恥じる気配もなかったという事実によって
裏書されている。その意図は、
戦争犯罪の証拠を占領軍から隠すことにあった。
この行為は、現在も歴史論争を混乱させる要因となっている
という意味で禍根を残しているのだが、
『奥野的』な保守派的主張ののっけからの破綻を運命づけている。
『我が国に正義はあった』と確信するのならば、
証拠を焼く必要はなかったはずである。
『勝者が敗者の言い分を認めるわけがない』という言い訳は、
到底成立し得ない。義を確信するのならば、
『不当な罰』を受ける可能性を引き受け、
いつの日か義が認められるよう証拠を残すのが
当然の行為だったはずである」
奥野誠亮氏が政治家として果たした役割もあっただろう。
しかし、いま平成28年12月現在のわが国において、
いわゆる保守が意味するものを考えるとき、
白井聡氏の言わんとすることが正しいと私は思う。


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