2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

untitled

読みたい本だな

  • 読みたい本だな
無料ブログはココログ

« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »

2016年10月の28件の記事

2016年10月31日 (月)

国特別史跡

昨日のくまにち論壇に
熊本大文学部教授の稲葉継陽氏が熊本城二の丸の活用法に
疑問を呈している。苦言である。
「『国特別史跡』はその名の通り、国史跡の中でも
特に高い価値との位置づけで、城跡としては熊本城を含めて
10カ所だけだ。もちろん二の丸広場もその区域内にある」
「有名歌手を並べたライブやタレントのステージに
『復興』の冠を付けたとしても、それが熊本城の史跡としての
価値理解を増進させるわけではないだろう」

熊本地震からの復興に協力してくれた浜崎貴司や吉井和哉ら。
実にありがたいことだが、熊本城はそのステージとして、
稲葉教授が詳細に指摘しているように、
法の趣旨と規則に照らせば、イベントの開催場所に
ふさわしくないと考えるべきではないか。
熊本市桜町再開発のMICE施設、今は(仮称)熊本城ホールに
名前が変わっているが、その宣伝にも使えるという気持ちが
わからないではないが、行政手続上も問題があることを
稲葉教授は指摘している。

「国特別史跡」を返上し、国の復興予算を当てにしないなら、
何ら気にかけず、集客とチャリティに専念してもいいだろう。
文化財保護のいいとこ取りを私はとても容認できない。
二の丸広場の利用を法に則ったものにしなければ、
文化財はなぜ保護されるべきかの説明ができないではないか。
「法規と背エイドの適切な運用があってこその行政だ。
国特別史跡・熊本城の復興には、管理団体たる熊本市の
基本姿勢の回復が不可欠である」
稲葉教授は抑制的に結んでいる。



2016年10月30日 (日)

ウォーキング

KOSHI健康まつり~健康都市こうし推進事業
ウォーキング大会 in 合志市20kmコースにエントリー。
完歩して、一つの教訓を得た。
目的地に歩いて到達するためには、一歩ずつ歩くしかない。
当たり前だが、この如何ともし難さ。
走れば目の前の状況を変えることができる。
人生において走るという手段もあるが。

午後1時半から、合志の近代遺産を学ぶ市民の会(仮)の
会議が入っていたので、楽しむ余裕はなかったウォーキング。
他の参加者の皆さんは楽しんでいたようだ。
何よりも、ウォーキング大会マニアと言った趣の人たち。
いや、速い、タフ、慣れている。


2016年10月29日 (土)

TPP

熊本学園大の秋期公開講座、いよいよ最終回。
経済学部リーガルエコノミクス学科准教授の浪本浩志さんによる
「TPP合意と私たちの暮らし、ビジネス環境の変化
ー協定案文から読み取れること」。
現在国会で審議中の環太平洋パートナーシップ協定。
協定本文を経済学的な視点で読んでいけば、
メリットのほうが多いということになるのだろう。
政治の現場はまた別の論理で動くが。
私は2時間の講義で、TPPそれほど悪くないかもと
思わされそうになっていた。


2016年10月28日 (金)

首都圏集中加速

今日の熊日朝刊の記事より、
帝国データバンクの調査で、
2015年に本社機能を首都圏の1都3県に他道府県から
移した企業は335社、多道府県への転出数を差し引いた
転入超過数は104で、データがある1981年以降で
最多だったことが分かった。
政府による地方創生の掛け声にもかかわらず、
首都圏への一極集中が加速している現状が露わになったわけだが、
これが現実なのである。

解説には、こうある。
「地方の人口減少とマーケットの収縮も背景に、
首都圏に向かう企業の動きに拍車が掛かっている。
国や自治体は、法人関係税の優遇などを通じて地方移転を促すが、
企業にとって巨大市場を抱える東京に本社機能を置く
メリットは大きい。新たな流れを生み出せるかは見通せない」
東京が最強のナンバーワンであり続けることは、
東京以外の道府県民にとって、実は頼りになる部分もある。
その影を踏みつつ歩いていけば何とかなるからだ。

しかし、それだけではいけない。
東京にないもの、真似のできないことを
地道にやることだ。
別に一億総活躍などというスローガンは要らない。
あれは他に考えが浮かばなかった安倍政権の苦し紛れだと
国民の多くは分かっているだろう。




2016年10月27日 (木)

平和学習

1477561543093.jpg

1477561543844.jpg

1477561544418.jpg

合志中学校で平和学習。
2年生が12月に修学旅行で沖縄に行く。
その事前学習である。
くまもと戦争遺跡・文化遺産ネットワーク代表の髙谷和生さんの
合志市にあった黒石原飛行場と沖縄戦の関わりなどについての講話。
引き続き、黒石原教育隊の特別幹部候補生だった橋本繁男さんが
実際に経験した戦争の記憶について語った。

中学生の頭の中の戦争と平和がどういうものか知りたいものだ。
話を聞き、学ぶことで変わるのかもしれない。


2016年10月26日 (水)

人吉球磨

昨日と今日、保護司会で人吉へ。
昨日は人吉市更生保護サポートセンターを見学後、
人吉地区保護司会のみなさんと交流研修。
日頃の更生保護活動について意見交換。
今日は、錦町の人吉農芸学院に行き、
院内での少年たちの処遇について具体的な話を聞いた。
更生は社会の中でするものであって、
少年院はその準備をするところであるという言葉が、
印象に残った。
湯前まんが美術館と猫寺にも行った。


2016年10月24日 (月)

政治家

ダース・ベイダーは自分のことを悪だとは考えていない。
少なくとも間違っているとは思っていない。
安倍晋三首相は間違っていると私は考えているが、
もちろん本人は自分が正義だと信じているだろう。
誰が正当な評価を与えるのか。
時代で変わる。体制で変わる。
ダース・ベイダーも政治家だ。
政治に絶対はないという意味では、
安倍晋三は正しくなかったと断言されるときも
きっと訪れるだろう。


2016年10月23日 (日)

マイナンバーと漱石

10月22日(土)

熊本学園大学秋期公開講座
自治体行政の「電子化」と」マイナンバー制度。
講師は、中川義朗教授(経済学部特任教授・行政法)。
突っ込んだ話が聞けるかと思っていたが、概論だった。
考えたら、まだ学問的にほとんど手付かずの問題だろう。
改めてわかったのは、この番号利用法(マイナンバー法)、
行政手続法・条例、個人情報保護法の「特例法」としての性格が
あるということだ。
この「特例法」は一般法に優先するという大原則も初めて知る。
私は合志市議会においても一貫して賛成の立場を取っている。
今後の利用分野拡大については疑問が残るが、
基本的な方向性は、時代の要請だと思う。

午後1時から、合志市図書館まつり講演会に参加。
講師は熊本県立図書館参事でくまもと文学・歴史館担当の鶴本市朗さん。
演題は、いま同館で開催中の特別展のタイトル
「来熊120年漱石と熊本~秋はふみ吾に天下の志~」であった。
つまり館の番宣というか案内編ということだった。
マンガ家香日ゆらさんの『漱石と僕』という作品をはじめ、
さまざまな資料を駆使しながら、熊本時代の漱石について
わかりやすく語ってくれた。
先日まで、NHK総合で「夏目漱石の妻」をやっていたし、
かなり遅れながらも熊日で漱石作品を堪能している。
夏目を詳しく知らないまま死なずに済んだだけでも
日本人として幸いである。


2016年10月22日 (土)

子どもの心のケア

10月21日(金)合志中学校体育館で、
福島県あさかホスピタルこどもの心診療部医師の
本間博彰さんの講演。
演題は「熊本地震後の子どもの心のケアについて」。
始まる前に、社会を明るくする運動の作文表彰と発表があった。


2016年10月21日 (金)

鳥取で地震

鳥取で地震のニュース。
熊本地震の前と違って、まったく他人事と思えない。
あの嫌な感じ、不安というか、
どうしたらいいか分からない気持ちを思い出した。
それなのに、現地の人にアドバイスをするのもおこがましい。
みたいな感じがするのだ。
もともと記憶力が弱いが、
細かいことはあまり思い出せなくて。
瓦が落ちて、車のリアウィンドウが破れたりしたけど、
どんなふうに片付けたのかとか、
細かいことはあまり思い出せなくて。

まだ地震被害にあっていない地域のみなさん。
まずは地震保険には入っていたほうがいいです。
本当に助かりますから。


2016年10月20日 (木)

菊池恵楓園で

菊池恵楓園ボランティアガイド。
監禁室は、熊本地震前から改修のため閉鎖中だが、
今日の見学者さんが見つけた地震被害。
柱がずれている。
この写真では分からないが、この柱、中は空洞に近い。
なかなか本格的な改修が始まらないわけだ。

1476950827680.jpg

1476950828319.jpg

1476950828812.jpg

やすらぎの碑も台座からずれている。
これについては、地震の記憶として
このままにしておいてはどうかの声が上がった。

午後、恵楓会館で第20回民謡の集い。
ガイドが終わったあと帰るつもりだったが、
既に0時45分だったので、ちょっと寄ってみた。
民謡の謡い手である成世昌平さんが、
20年間歌い続けていらっしゃるということで表彰された。
普段好んで聴くジャンルではないが、
全然違和感はなかった。

私がフォーク・ソングを聞き始めた50年近く前、
すでにボブ・ディランは神様的な存在だった。
その頃、フォーク・ソングを「民謡」と日本語に訳していたが、
みんなそれが似て非なるものであることはわかっていたと思う。




2016年10月19日 (水)

負け組同士の歩み寄り

立命館大政策科学部教授の上久保誠人さんが、10月11日付
ダイアモンド・オンラインに「日露首脳会談が『負け組同士の
歩み寄り』になる懸念」を書いていた。
ロシアが外交面で抱える弱みやプーチンの掲げる「大国ロシア」が
虚構に過ぎないことなどが解説されるが、一番の問題点は、
これまでの世界は国家間の「相互依存」の深化に務めてきたが、
これからはそれぞれの国が「生存圏」をどう確立するかに
変わるかもしれないというところだ。
つまり「グローバル化」から「ブロック化」への変化である。

「巨大な『生存圏』を持つ国が、『ブロック化』に動けば、
資源も食料も防衛力も自立できない日本のような国はなすすべがない。
安倍政権が、ロシアとの関係強化に前のめりになるのは、
中国の海洋進出だけではなく、米国も便りにならず、
日本が『ブロック化』の潮流に飲み込まれて極東の一小国に
戻ることを恐れているのではないだろうか」

というわけで(かなり省略したので本文に当たってもらいたい)
日ロ首脳会談は「負け組同士の歩み寄り」に思えると
上久保教授は結論付けるが、それでもまだ、
巨大な領土と資源を持って「生存圏」を確保できるロシアのほうが
やや有利であろうと付け加えている。

米国がTPPに熱心でなくなっていることの裏付けのようでもあり、
国会で与党が承認を急ぐ理由がわからない。
いや、すでに重要課題ではないので、形だけ繕って、
空中分解の責任を免れようとしているのではないか。

本文→リンク  


2016年10月18日 (火)

国籍

昨年の12月30日付熊日に掲載された「刻む記憶~フィリピン」に
フィリピン生まれの日系2世、カルロス寺岡さんの話。
寺岡さんの父は1919年にフィリピンに移住、
大工見習いから建築業を起こし、地元の女性と結婚、
ルソン島バギオへ、三男のカルロスさんら6人の子どもに恵まれた。
父の死後、太平洋戦争が始まり、日本人学校は国民学校になった。

45年に米軍がルソン島に上陸。
長男は日本軍によりスパイ容疑で銃殺、次男は地元ゲリラに
襲撃され命を落とした。
米軍部隊から逃れる途中砲撃され、母と弟と妹1人が死んだ。
もう一人の妹と二人で日本の幸福を知らず、
山中をさまよい続けた末、捕虜になった。

引き揚げ船で、父の故郷山口県に戻った。
祖父は歓迎してくれたが、地元の戸籍に登録されていなかったため
「無国籍」のままだった。日本人として認められないことが
しのびなく、寺岡さんは21歳になり、フィリピン国籍を選び、
横浜からマニラ行きの船に乗った。
フィリピンで材木業などで身を立て、日系人のまとめ役に。
日系2世の国籍回復に取り組む。
日系人として認められれば日本で仕事ができて生活が向上する。

2世には、現地姓を名乗る人も少なくない。
差別を避けるため、日本人と分かる名前を変えたり、
書類を自ら廃棄したりして、日本とのつながりを
証明できなくなった人も多い。
東京にあるNPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」
によると、残留2世は少なくとも3545人。
日本国籍が認められたのは213人にとどまり、
今も生存する約1200人が国籍を求めている。
寺岡さんが戸籍に記載されるのも98年までかかった。

寺岡さんは昨年7月、在留2世代表団の一員として来日し、
安倍晋三首相に直接、2世らの国籍回復を訴えた。
「自分たちが何者なのかという、アイデンティティーの問題は
大事です」

民進党代表の蓮舫氏の2重国籍が問題になった。
なんか、今でもくすぶらせているようだが、
いろいろ言う人は、この寺岡さんの物語を読んでほしいものだ。
日本人の国籍について考えるきっかけになるだろう。


2016年10月17日 (月)

転機

10月14日付全国農業新聞に資源・食糧問題研究所代表
柴田明夫さんの文章があった。
世界の穀物市場は4年連続の記録的増産で価格が低迷している。
米農務省の「農家部門別金融指標」(16年8月30日)によれば、
農家の純農業所得は13年の1238億ドルから3年連続で減少。
16年は715億ドルと4割強落ち込む見通しだと書かれている。

いまや1980年代の農業危機の再来が懸念される状況だが、
農業危機の再来が農業の在り方にも影響を及ぼす可能性がある。
なぜかというと、農家は値上がり傾向の遺伝子組み換え(GM)
種子や農薬、肥料、農機などのコスト節約に走る。そのことで、
米中西部穀倉地帯でここ数年拡大一途だったGMトウモロコシ、
大豆などの作付けが抑制され、
多様な非遺伝子組み換え作物への転換が進むだろうとの考えだ。

GM種子が値上がり傾向だということを知っている人は
そう多くはないだろう。そしてそれが穀物メジャーの
経営悪化に伴う再編が本格化する可能性もあると。
すでに中国化工集団によるスイスの種子世界大手
シンジェンタの買収合意、農薬大手バイエル(独)による
種子最大手モンサント(米)の買収合意など大型合併の動きが進む。
「ひたすら規模拡大により収益最大化を目指す農業は、
一つの転機を迎えたのかもしれない」という結論。
種子大手の買収は、そう簡単な話ではないと思うが、
この状況では穀物の対日輸出圧力はさらに強まっているのだろう。


2016年10月16日 (日)

芸術の秋(でも暑い)

1476618517697.jpg

ユーパレス弁天で、第10回合志市文化祭。
熊本地震の影響で、いつもの会場ヴィーブルが使えないので、
"出来るしこ文化祭"として開催。

1476618520071.jpg

フラダンスは、プールサイドで。
観覧席で見ていたのだが、これが実によかった。
ハワイアンセンターみたいで。

1476618521668.jpg

西合志中学校体育館は、熊本地震で避難所になった。
私は4月17日午前4時半から、当番で手伝いに来た。
今日は吹奏楽部の定期演奏会を聞きに来た。
例年の会場は、御代志市民センターだったが、
地震の影響で自校の体育館になった。



2016年10月15日 (土)

外国人に対する危機管理

熊本学園大学の公開講座2回目。
外国語学部英米学科の米岡ジュリ先生による
「熊本県内の外国人に対する危機管理情報提供
―言語景観の視点から―」だった。
ちょうど、一連の熊本地震の最初の揺れから半年と1日。
災害弱者といわれる外国人はそのときどうした、
またそのとき、どういう対応があれば、これからも増えるであろう
外国人に安心を与えられるだろうかという課題。
またそれは、当然私たち日本人も助かるはずだ。
熊本市役所では、災害関係の書類を提出する受付に、
その書式でよく使われる漢字を50音順に一覧表にしていると。
普段使わない漢字って、すぐに出てこないことがあるよね。
お役所的には、なかなか実行できないヘルプです。素晴らしい。



2016年10月14日 (金)

熊本地震から半年

NHK総合の「あさイチ」、昨日の阿蘇市に引き続き、
今日は西原村からの中継だった。
一連の熊本地震の前震から半年ということで、
まだまだ多くの問題を抱えながらも、前向きに進んでいる
西原村の農家や仮設住宅に住む人たちが出ていた。
東日本大震災のときの東北の人たちの半年後は
どうだったかなと思い返すが、ほとんど覚えていない。
地震津波に加えて、原発事故の影響がかなり大きいので
比較することに意味はない。
今後もどこかで起きる災害(近くは今年の大雨、
台風の被害も含めて)も含めて、人間長く生きていれば、
そういう経験は見聞きすることも増えて当然だ。
人生80年というスパンで考えれば、
被災することも非日常ではなく、日常だと考えて、
備えること、また対処することも必要なのかもしれない。
そういうふうに考えると、人生実につらくなるのだが。
せめて人間同士の争いごとは止めようじゃないかと
ならないものだろうか。

2016年10月13日 (木)

ノーベル文学賞

ノーベル文学賞の発表は楽しみだったが、
村上春樹が受賞しなかったといって別にショックではない。
毎年末恒例の紅白歌合戦みたいなものだ。
村上春樹がノーベル賞をもらっていたら、
安倍晋三首相がどういうコメントを発したのか、
それを聞けなかったのが残念だ。


2016年10月12日 (水)

ブラックアウト

午前中、議会広報委員会。
午後、車で外出。音楽を聞きながら気持ちよく走るつもりが、
あ、国会中継だと思い出して、カーラジオをつける。
民進党の玉木雄一郎議員が安倍首相に質問していた。
年金関連法案で、首相が玉木議員を名指しで、
よくわかっていないと言ったことについて、
発言の取り消しを求めているようだった。

安倍首相は、年金について質問するなら、
厚労大臣を呼ぶべきなのに呼んでいないの一点張りで、
自分に有利に事を運ぼうと画策したようだが、
早口にまくし立てるばかりで、なかなか本題に入らず、
とにかくこれがわが国の総理大臣の取るべき態度かと思った。
これが国民に広く知られることになり、
政権が失速することを願わないではないが、
いや実に恥ずかしい、恥ずかしい。
子どもが自分の不始末を他の子のせいにしようと、
一所懸命ごまかしている様子を想像されるといい。

ただ、これをライブで見聞きした人は多くはないだろうし、
報道されることもないだろう。
安倍首相には幸運なことに、地下埋設ケーブル火災で、
最大58万軒の停電があったために、それは吹っ飛んだ。
小池百合子都知事は、電線地中化をさらに進めたいらしい。
また合志市議会では電線地中化の推進を求める意見書を提出した。
ただ、地中ゆえに発見されにくい経年劣化等のリスクを
どう評価していくのかという問題を忘れてはいけない。


今宵、泉ヶ丘で

1476271803245.jpg

今夜、くまみん合志の会議で、泉ヶ丘市民センターに行った。
研修室はほとんど埋まっていて、すっかり日常に戻っていたが、
帰りのロビーでふと避難所だったときのことが蘇った。
泉ヶ丘体育館は、地震被害で閉館中だが、テニスコートは使用中。
となりは泉ヶ丘消防署。
いつも思うが、夜は都会的に感じられる場所だ。


2016年10月10日 (月)

吾輩ハ我輩デアル

夏目漱石の「吾輩ハ猫デアル」から。
「元来放蕩家を悪くいう人の大部分は放蕩をする資格の
ないものが多い。また放蕩家をもって自認する連中のうちにも、
放蕩する資格のないものが多い。これらは余儀なくされないのに
無理に進んでやるのである。あたかも吾輩の水彩画に於けるが
ごときもので到底卒業する気づかいはない。しかるにも関せず、
自分だけは通人だと思って済している。料理屋の酒を飲んだり
待合へ這入るから通人となり得るという論が立つなら、
吾輩も一廉の水彩画家になり得る理屈だ」
昨年の12月27日の熊日より。
猫が主人の日記を盗み見て、下手の横好きの水彩画を諦めたことを
知るという部分だ。
読みたい本はたまるが、なにしろ集中力持続時間が短くて、
移り気な上に、本を読むのが遅いので、どうにもいけない。
夏目漱石を全部読んで一生を終わってもいいとすら思うのだが、
そういうわけにもいかない。
と漱石の文体が伝染ってしまった。


2016年10月 9日 (日)

予定です。

広報こうし10月号に、
「合志歴史資料館・西合志郷土資料館の一本化と
マンガミュージアムの整備」という記事が掲載されている。
2つの資料館の統合について、市民に説明する態度は評価する。
それによると、平成27年6月、2つの資料館の一本化について、
市文化財保護委員会に意見を求めたとある。
その結果、資料館の統合とヴィーブルの歴史資料館への集約を
決定したと書かれているが、何で今頃という話である。
私はこの件について9月議会の一般質問で取り上げているので、
それに応えてと言えないこともないが、
資料館の統合という重大な問題をいつ決定したか触れていない。
総合計画では、統合に向け検討が必要と書かれているが、
それは不誠実というものだろう。
検討が実際に始まっているという文言になっていないではないか。
そう言っても、大事なのは今後のことである。
マンガミュージアムについても、熱意がイマイチ伝わらない。
「予定です」に力強さを加えるには、相当なカロリーが必要だ。


夫婦同姓というシステム

1475934225703.jpg

熊本学園大学の公開講座に参加した。
今月全部で4回の予定である。
このように数カ所に案内表示があって、
迷わず、会場の11号館にたどり着くことができた。
何気ないことだが、実に素晴らしい気遣いだ。
さて今日は、経済学部リーガルエコノミクス学科の
枦山茂樹特任助教による「夫婦別姓:憲法と人権条約から論じる」
まず法体系の仕組みから。
夫婦同姓制度は日本の伝統という向きがあるが、
それは明治時代以来の歴史しかない。
もともと氏、苗字を名乗れたのは武家か、豪商ぐらいだったし、
古来、日本は夫婦別姓の世の中だったのだ。
それは聞いたことがあった。
1876年には、太政官司令で「夫婦別氏」が出されたが、
当時の府県令が反対したらしく、明治31(1898)年
明治民法の公布・施行で、家父長的「家」制度が誕生、
746条に「家」の氏(=夫の氏)を称するとある。
ドイツ法に習ったようだ。
新憲法では、幸福追求権の中の自己決定権や婚姻の自由、
また外圧としての女性差別撤廃条約により、
選択式夫婦別姓がトレンドなのだが、
昨年、夫婦別姓違憲訴訟に対して最高裁は、
夫婦同氏制を合憲としてしまった。
その憲法判断の中身が今回の講座の肝だったのである。
最高裁の判断に影響を与えたかどうかはわからないが、
明治の世の中に戻すことで、日本は再生できると
本気で思っている人たちがいる。浮世離れである。
ちょうどいま、NHK総合の土曜ドラマで「夏目漱石の妻」を
やっている。漱石のアイデンティティのゆらぎが、
見ていてつらくなるほど、よく出来たドラマである。
明治の家族観が忍ばれるところはある。


2016年10月 7日 (金)

キャンペーン

午前時から合志中学校正門で、
薬物乱用防止キャンペーンのチラシを配布。
ライオンズクラブのメンバーがたくさん参加していた。

今朝の熊日にも掲載されたが、
午後、西合志庁舎に有志で出向き、
奉安殿移設を見直してもらいたいという要望書を
教育長に提出した。

2016年10月 5日 (水)

立法措置

熊本県議会が、熊本地震で国に財政支援の特別な立法措置を
求める議員提出の意見書案を賛成少数で可決したと
今朝の熊日に記事があった。
6月定例会で同じ内容の意見書を全会一致で可決したというのが、
反対に回った自民党や公明党が挙げた理由だ。
政府もそれなりに頑張ってくれているのに、
無用な刺激を与えかねないと。
それに対して、民進・県民クラブの鎌田聡代表は、
特措法を作る気がない政府・与党の考えを忖度したと
言ったようだが、そう言われても仕方がない。
ただ、政府にこれ以上、つまり立法措置を求めても、
おそらく無理だと両者ともわかっているのだ。
(同記事中、松本純防災担当相が「今ある制度で
十分対応できている」と、立法措置には否定的だと
書いてあったが)
だからこそ、お互いにこういう方法しか、
残っていないのだ。
残念ながら。
安倍政権とはそのぐらいのものなのだ。
ちらっと見ただけだが、昨夜小泉純一郎氏がテレビで、
彼は、憲法改正にしか関心ないからね。
と言っていた。


2016年10月 4日 (火)

プチ満足

9月30日付朝日新聞デジタル「耕論」で、
中央大学文学部教授の山田昌弘さんがこう述べている。

「そして与党は既得権を体現している。現状を大きく変えず、
経済を強化する政策を打ち出している。
正社員への間口を少し広くする政策ですから
若者が与党びいきになるのは何の不思議もありません。
学生が欲しいのは「プチ満足」。日々接して痛感します。
大それた夢を持たず、正社員になってパラサイトし、
将来は家庭を築いて親と同程度の暮らしを得るのが目標。
この基本構造が変わらぬ限り若者の保守的傾向は続くと思います」

山田教授は「パラサイトシングル」「婚活」の命名者である。
結婚するまで親と同居する「パラサイト」(寄生)が増え、
今や独身者の8割に達するから、若者が与党びいきになるのだそうだ。

若者が夢を持てないのが今の日本の現状だというが、
そういう日本に私たち老年組(入ったばかりだが)も
希望が持てない。
まあ、あまり先まで長生きすることはないと思うので、
それほど心配することではないだろうが。

もちろん「プチ満足」は他人事ではない。
「小確幸」なんて恰好付けても、まさにそれかもしれない。


2016年10月 3日 (月)

24条変えない

10月5日付社会新報に「24条変えさせないキャンペーン」の記事。
自民党の憲法草案の背景にあるのは、
「家族の助け合い」による社会保障のさらなる削減と
国家のために個人が犠牲になる社会の実現であることは
明らかだと書かれている。
その通りだと思う。


2016年10月 1日 (土)

LGBTIQ

昨日、西合志庁舎大会議室で、人権教育講演会があった。
熊本県性教育研究会会長で、ともに拓くLGBTIQの会くまもと代表の
今坂洋志さん。
演題は「LGBTの問題は人権の問題です
~性の多様性の日常化に向けて~」で、
これがすべてを言い表している。
私も頭では理解していると思っているが、
本当にそうなのだろうかと常に自問している。
デビュー以来のファンであるエルトン・ジョンが
カミングアウトしたときはさすがにショックだった。
だが、そのうち慣れてくる。
とはいえ、自分の内なる差別意識がなくなったかというと、
多分どこかに残っている。それはもう常に自分に問いかけて、
理性的に振る舞うしかない。
今坂さんは、女装コンテストなどに「NO!」と言おうと
呼びかけていたが、そこで思い浮かんだのが、
『ザ・ロッキー・ホラー・ショー』のこと。
歌詞にも差別的と取られかねない表現があるし、
あらゆるマイノリティを蔑視していると糾弾されかねない。
だが、それらは世間的な常識に挑戦していたとも言える。
受け止め方次第である。

時代の流れで、自民党ですら、
稲田前政調会長のときの政務調査会で
「性的志向・性自認の多様なあり方を受容する社会を目指すための
わが党の基本的な考え方」に基づく「性的志向・性同一性の多様性に
関する理解増進法案」(LGBT啓発増進法)をまとめたそうだ。
残念ながら熊本地震のせいで、先に進まなかったということだが、
自民党議員の圧倒的多数にはなかなか理解が得られないだろう。
自民党の改憲草案における家族観からしても、
かなりの矛盾があると思われる。


« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »