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2016年7月15日 (金)

戦争を知らない子供たち

昨年の9月21日の熊日に、「安保法成立に思う」という文章を
きたやまおさむ氏が寄稿していた。
「戦争を知らない子供たち」については私も書いたことが
多分あったと思う。ここでは本人が、
あの曲が大ヒットしたとき、
「仲間からは『戦争を知らないなんて想像力の欠如だ』と批判され、
沖縄では『戦争を知っている子供たち』という替え歌まで作られた」
という苦いけれども、どこか笑えるエピソードを披露している。

あの頃、TBSラジオ「パックインミュージック」の
パーソナリティーだった北山修氏のぼやきを聞いた記憶がある。
その率直さが多分氏が嫌われる理由の一つだと思う。
しかし、所詮フォークソングにそんな大層な義務を
負わせられるものではない。
「いつの時代も、その小さな声は圧殺されやすいし、
歌で伝えるしかないという思いがある。
先の大戦の時もそうだったように、
実に声の大きい父親たちは犯しやすい。
だからこそ『女子供』はその声を聞いてほしいと
歌い続ける必要がある」
実に誤解されそうな物言いでしょ。

北山氏の意図は「戦争も知らないくせに」と言って、
若者の声を抑えつけようとしていた世代に対する
開き直りにも近い、無力な発信であり、
「僕らの名前を覚えてほしい」という切実な自己紹介だった。
実際戦争に行った、あるいは経験した世代には、
真正面から向かってもどうしても勝てない。

「戦争を知らない子供たち」だった世代が体制の中枢にいる今、
その耳にあの歌声が流れてこないのだろうかと、
北山さんは訝しがる。
ひょっとしたら、あの歌があったから、
集団的自衛権行使が解釈改憲で認められることが、
これまでなかったのかもしれない。
安倍晋三氏は、かつて「戦争を知らない子供たち」を聞いて、
自分の祖父のことを思い浮かべたのだろうか。


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