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2015年8月11日 (火)

自衛隊のリアリティ

8月19日付社会新報掲載の、
元陸自レンジャー隊員井筒高雄さんのインタビューから。

「国会では自衛隊員の安全とか、自衛隊員が
本当に人殺しをしてしまう、あるいはそのことでPTSD
(心的外傷ストレス障害)になるということを
念頭においた議論が行なわれているとは思えない。
これまでのPKO派遣とは違い、明らかに
戦闘行動の一翼を担うことになるのだから、
これからの自衛隊の運用は負傷者や戦死者が出ることが前提となる。
戦場に自衛隊を出すことのリアリティが感じられず、
この一番の肝になることが全く語られていない。
これは92年に初めてカンボジアにPKO派遣されたときから
変わっていない。この間、政治家も国民も
結果オーライということで済ましてきた。
自衛隊員の側からすれば、
海外の戦争で自衛隊を使うという話なのだから、
隊員や家族の思いを軽視しているということになる」

井筒さんはこの議論にただ時間をかけるべきとか、
廃案にすればいいというものではないと言う。

「もし自衛隊を普通の軍隊として認めるというなら、
戦時国際法などの観点からやってはいけないことを
ネガティブリスト化した上で、それ以外のことは
フリーハンドでできるとする方が自然だ。
軍隊を運用するということは、武器を使って人を殺してでも
国家の意思を実現することだという
リアルな認識に基づく議論をするべきであり、
そこから政治もメディアも逃げているのではないか」

その上で、自衛隊を自由に戦争のできる組織にしていいのか
という問題が現実のものとなる。

法的安定性とは、議論をいきなり70年前や、
自衛隊発足の61年前に持っていかないために
必要なものなのだ。


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