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2015年5月18日 (月)

現代は戦争の時代か

昨年の9月か10月の熊日夕刊、
ハーバード大名誉教授の入江昭さんの「現論」から。

世界のあちこちで紛争が起きている現状は
とても平和とはいえないが、
しかし、国を挙げた戦争でもない。
「平和でも戦争でもない現象を的確に表現する
言葉が見つからない」

安倍政権の集団的自衛権の行使容認で、
再び戦争への道を開くものだという声を聞くが、
そもそも平和か戦争かの二者択一なのだろうかと
疑問を呈する。

引用すると「戦争と平和は相いれないものなのか。
むしろ同時に存在しているのではないか。
世界の情勢がどうであろうと、一般庶民にとって重要なのは
自分たちの生活をいかにして守るかである」

劇作家ブレヒトの著作を引いた例えの部分は割愛するが、
「現代世界を形成しているのは個人というよりは社会であり、
そのなかで孤立してではなく相互依存的に絡み合っている
人間だといえるのではないか」という見方を示す。

「つまり現代の平和は、国家間に戦争が存在しない
というだけではなく、もっと根本的には
相互依存的な人間社会の形成にかかっている」

「その点では憲法9条に記されたような、
国家が戦争手段としての軍隊や兵器を保持しないのが
平和なのだとする考えは、
狭い見方だといわなければならない」

「国家レベルではなく、人間のつながり、すなわち社会
(コミュニティー)を通しての平和こそ、永続性がある。
その根底には人間尊重の考え、すなわち国家も世界も
人間によって成り立っているのだ、という認識がある」

国を単位にすると、その次元の「平和」しか考えにくい
というのだ。

法治国家という意味では、
その国の法律に縛られているので、
国家間の戦争が前提の法律を作る方向に
国会がまとまれば、それを止めることはできない。
しかし、私たちはどんなに理想主義だと言われようが、
国家を超えた人と人のつながりを信じよう。
よく分からないことは、その真意を質し、
お互いの意見に耳を傾け、
間違っていることは、間違っていると言い続けよう。



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