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2015年5月15日 (金)

5月15日付全国農業新聞掲載の
農民・作家 山下惣一さんの連載「本音のホンネ」から。

山下さんは、首都圏の生協の調査で、
特に女性においてご飯派よりもパン派が多いという
朝食についての調査を受けて、こう書いている。

「日本の米の持つ重要性は少なくとも
都市生活者の嗜好に及ばないらしい。
何を食べ何を食べないかはそれこそ個人の自由であり、
誰からもとやかく言われる筋合いはない。
しかし、しかし、なのだ。
日本人が日本の米を食い支えなければ
日本の水田も米も守れない。
水共同体の農村集落が崩壊すれば、
水を張った田に早苗がそよぎ、蛍が舞い、
赤トンボが群れ、彼岸花の咲く風景も残らない」

稲作が消滅してしまいかねない状況に対する危惧、
それは、TPPで米国から主食用の米を輸入することになる
かもしれないという報道に端を発している。

これからしばらく、地元合志市でも蛍のシーズンである。
昔と違って、蛍を見るためには、幼虫の放流や、
餌となるカワニナの保護が必要になっている。
それは都市化した居住環境だけではなく、
農業で使われる農薬の影響も指摘されるところだ。

とはいえ、農業用水をはじめ、豊かな水系を保全することが、
蛍をはじめ、豊かな自然環境を維持することにつながり、
それは水田において特に重要なことである。

米(コメ農家の方は、お米と言う)をしっかり食べることは、
わが国の国土を守るための第一歩である。
それを「飯米救国」と呼ぶが、
それは、戦争をしないための抑止力などという幻想よりも
よほど日本人にとっての安全保障であるはずなのに、
国民自身がそれを分かっていない。
国政から地方自治に至るまで、
選挙は軒並み投票率が低下している。
そのことだけでも、すでに日本人はファンタジーの世界で、
カスミでも食って生きているのと同じことだと私は思う。




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