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2014年8月29日 (金)

迷彩服の胸の辺り

記事スクラップを続けている地元紙熊本日日新聞。
たまりにたまって滞り、今日現在やっと5月9日分です。
その原因は、「いつまでに」という目標設定がなく、
それが趣味になっているからであります。

共同通信の連載「全電源喪失の記憶 証言 福島第一原発」は
まとめて読めば、まさに手に汗を握ると思われるドキュメンタリーだ。
事故調査委員会の非公開が前提の証言調書が、
来月には公開されることになったとのこと。
その理由が、一部マスコミが、その一部を勝手に公表したので、
全面公開して、真実を明らかにしたいという政府の意向らしい。

つまり、産経新聞解釈が朝日新聞のそれよりも有利になる形が予想される。
朝日の肩を持つわけではないが、産経の態度には基本的に賛同しかねる。
という私のスタンスを抜きにしても、その公開される調書における証言が、
あくまで個人的な考えや状況判断をもとにしているとは、
亡くなった田中所長自身が、上申書の中で述べている通り
(これは裏を取っていません。私の記憶を頼りに書いています)。

そういうこの時期に、じっくり読む共同通信の記事は、
とても読みごたえがある。
のだが、私自身は細切れに読んでいるので、それなりに…

5月9日分は、第2章「1号機爆発」⑬である。
ときは、いまだ3月12日午後3時36分。陸上自衛隊第6特科連隊
(福島県郡山市)の消防車が「構内にたまった海水で
1号機原子炉を冷却するため、海側の『逆流ピット』という
立て坑に向かっていた」

そのとき、1号機原子炉建屋が爆発したのだ。
爆風に飛ばされた鉄骨が助手席の窓を突き破る。
案内役の東京電力の自衛消防隊長が負傷。
(多分)何が起きたのか分らないまま消防車は免震重要棟に戻る。

「1号機原子炉建屋の爆発から約1時間後、
東電の担当者が隊員たちの前にやってきた。
『原子炉への注水を続けなければなりません。もう一度、行ってください』
またあの現場に行くのか―。
隊員たちは口に出さなかったが、どの顔にも明らかな不安と困惑が表れていた。
『仕方ねぇだろ。俺たちはこれなんだから』
佐藤智はそう言うと、迷彩服の胸の辺りをつまんでみせた」





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