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2014年6月12日 (木)

至当の成行

熊日夕刊に「漱石くまもとの句」という連載があった。
俳人の坪内稔典さんが、1日1句を取り上げて、解説をするというものだ。
3月24日は、「吾折々死なんと思う朧かな」というものだった。

1911年の随筆『思い出す事など』において、
前年の大病を回想しながら、漱石は
死を眺めようとしている。

「人間を中心にしたら死は大事件だが、
大自然の側に立つと、死は『至当の成行』(なんでもない自然現象)
であり、何も悲しむことはない、と漱石は言う。
でも、そう思っても、現実の死は常に人をおびやかす。
今日の句にもおびえがある」

ほぼ全文を引用してしまった。
死はなんでもない自然現象。
その境地にいつか立てそうな気がして、
これを読んだときに、少し安らぎを覚えたのだ。
漱石のいう朧(おぼろ)とは、おびえのことなのだろうか。
漠然とした不安とも取れるし、
そんなに心配しても仕方がないと達観しているとも取れる。
いや、そう自分に納得させようとしていただけだろうか。








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