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2014年5月30日 (金)

モブログ

5月28日 水曜日

第29回合志市地域公共交通協議会を傍聴。
今回から、一部委員の交代等があった。
協議会の新しい体制、任期は2年である。

熊本県警大津警察署の交通第一課長の輪内良一さんが、
高齢者の交通事故が増える中、
免許返納を推奨した高齢者の公共交通利用の優遇について、
言及する意見を述べられたが、わが意を得たりであった。

今朝の熊日に、光の森「コミバス」快走の記事。
合志市のレターバスはもちろんのこと、
先日私も試乗した菊陽町のキャロッピー号に加えて、
熊本市のゆうゆうバスも、この4月から乗り入れたとのこと。

この記事に書かれていることに間違いはないが、
分析に偏りがあるので、私の見立てを書いておこう。

1.合志市のレターバスの収支率について、運行初年度の10年度に
7.2%だったものが、13年度に22%に上昇したことと、
循環バスや乗り合いタクシーの収支率が、3.0~12.2%(13年度)に
とどまっていることを単純比較しているが、
市の運行経費の赤字分に対する委託料の額を、
市民一人当たりの負担額(年間)として見ると、
レターバス 578円
循環バス 127円
乗り合いタクシー 178円 となる。
受益者負担原則に照らしても、
これは簡単に収支率で割り切れない部分だ。

2.私も先に「赤字分」という表現を使ったが、
各自治体が負担している運行経費から運賃収入を差し引いた分、
これも単純に「赤字」として言い切っていいかどうか。
これは公共交通を自治体の政策の中でどう位置づけるかという、
きわめて「まちづくり」に関わってくることである。

3.熊本都市圏総合交通計画協議会の溝上章志会長
(熊本大大学院教授)の指摘、
「住民が意識して利用するのはもちろん、
ルート内の店舗や病院などから路線維持のための基金を募ったり、
車内広告をもらったりするなどして地域全体で路線を守る意識が必要」
これも、的を射た意見ではあるが、
順番的には、逆ではないかと思う。

つまり、路線維持の基金や車内広告はあるに越したことはないが、
もっとも大切なのは、住民が意識して利用することなのである。
その啓発はこれまでも繰り広げられてきたし、
そう生易しいことでないこともわかる。
そこで、ここに分かりやすい例を挙げておこう。
熊本市電や各乗合バス事業者の車両ラッピングと、
市電軌道の芝生緑化である。
そのこと自体の良し悪しはさておき、
基金や広告収入が、公共交通機関の利用者増や、
利便性向上に貢献して、
住民の「地域全体で路線を守る」という意識につながったかどうか。
みなさん、よく考えていただきたい。

今夜、午後6時半から、
くまもと県民交流館パレア会議室で、
NPO法人くまもとLRT市民研究会主催
「交通政策基本法シンポジウム」が開かれる。

国土交通省総合政策局公共交通政策部長 藤井直樹さんが、
「交通政策基本法と地域公共交通活性化再生法(改正案)のめざすもの」
という演題で話される。
そのあと、藤井さん、熊本県副知事 小野泰輔さん、
熊本市副市長 高田晋さん、さいばーとれいん代表 斉場俊之さん、
くまもとLRT市民研究会理事長 廣瀬賜代さんによる
パネルディスカッションが行われます。
コーディネーターは、熊本学園大教授 坂本正さん。

まちづくりの理想の一つがここにあります。


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