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2014年5月 7日 (水)

(国からの)仕送り

3月1日の熊日くまTOMOに、
県予算をサラリーマン家庭に例えると、という記事が。
大見出しは「仕送りが給料を上回る」というもの。

いつの頃からか、国や都道府県、市町村の予算を
一般家庭の家計に例える方法が普通になった。
私も当初はわかりやすくていいじゃないかと思っていたのだが、
地方交付税や国庫支出金を仕送りに例えるのは、
大事なことを隠してしまっているように思う。

記事では「仕送りの多さに驚く人がいるかもしれませんが、
(県の)財政課によると、国がやるべき仕事と県など地方の仕事の割合が
4対6なのに対し、それぞれ入るお金は6対4。
この差を埋めるために仕送りが必要といいます」と書かれる。

国が外貨を稼いでくれるなら、確かに仕送りだが、
多くは、地方の人が納める国税であったり、
全国で営業展開し売り上げを上げながら、
納税するのが、本社所在地である東京だという企業も多い。
海外で稼ぐグローバル企業を育てたのは、
日本全国津々浦々の国民であると言ったら、言いすぎだろうか。

だから、仕送りではなく、当然返してもらうべきものではないか。
親孝行のために仕送りするのだ、
というのとは、少し違うと思う。
それに、もともと国がやるべき仕事を肩代わり、
地域の実情にあった形で、効率的に行うための予算である。
国のほうが、よろしくお願いしますと頼むべきことではないか。
法のもとの平等を国民に担保する予算なのに、
国の方針に従うかどうかで差をつけるなど・・・・

こういうことを、もし首長の立場にある人が言おうものなら、
おそらく意地悪されるのだろう。
それとも、そもそも私の考えは間違っているのだろうか。
少なくとも「仕送り」は当然の権利、というイメージで
とらえられるべきだという意見である。

そうは言うても、「慰労金」とか「援助」では誤解を招くので、
やはり、心から感謝を込めた「仕送り」に落ち着くのだろうか。
まず、税金は全額を地方で収納して、
逆に、国に対して、少ないがこれで防衛と外交をやりなさい、
と「仕送り」するのが、よろしいかもしれない。










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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

仕送りということばで色々と思い出し、また考えました。
以前に石原慎太郎が都知事の時に(はっきりその言葉を覚えていないので、言うのは適切でないとも思いますが)、東京都が地方を負担している現状に不満を見せた(負担しているって言葉はおかしいな、要するに「地方に脚を引っ張られたくない」的発言をした)ことがありました。
私は地方出身者なので、かちんと来て、例を上げると東京に来ている地方出身の学生は何人くらいいるのだろう? 確かに住民税は払っていないけれど、親元からの学費や生活費の仕送りはバカにならない額になっているのではないか。バイトをして生活費や遊びの費用を稼いでいる、それはとりもなおさず東京都のGDPを上げているのではないか、そこはどう考えるのだろう、などと考えたことがあります。なんて思い上がった人だろうと思ったことでありました。
仕送りは親から子へ、また子から親へと行われるものであり、確かに負担でありましょうが、国から地方への交付金とは性格が全く違うと思います。家計では、収入以上の贅沢はできないし、それでも子供のことを考えれば教育費は削れないし、あーもうどうしよう!と、日々苦労している訳です。安くもない税金を日本国中津々浦々のみんなが払っているのだから、最適な公正な使い道を考えるのが国の責任で、それで苦労するのはあったり前です。
ブログ主の「仕送りに例えるのは、大事なことを隠してしまっているように思う」と言う考えに賛同します。納税者として、イコール親として「無駄遣いしないで、あるだけでちゃんとやりなさい!!!!」、と言いたいですよね、公正にね。
(仕送りって、親子の愛情とか、そんな関係で成立してる言葉でしょ、そんな言葉をもし国が使っていたらブブブブブーッ、てアタマくるよね! 分かりやすいかな?なんて思ったんだろうけどマスコミも考えて欲しいよね)

ご賛同ありがとうございます。
このエントリーをfacebookにもコピペしているんですが、法政大学法学部政治学科教授の廣瀬克哉さんが「いいね!」してくれましたので、真っ当な考え方なのだと自信を深めました。

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