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2014年5月の26件の記事

2014年5月31日 (土)

国民保護協議会と防災会議(傍聴)

5月29日 木曜日

平成26年度合志市国民保護協議会と、
それに引き続いて開かれた合志市防災会議を傍聴。

国民保護計画とは、武力攻撃事態法等における
国民の保護のための措置に関する法律(以下「国民保護法」)
その他の法令、国民の保護に関する基本方針(平成17年3月閣議決定)
及び熊本県の国民の保護に関する計画を踏まえて策定された
合志市の国民の保護に関する計画のことである。
と私は解する。

なくてもいいかと問われたら、あっても構わないと思う。
国の法律で定められているから、県も市町村も計画しなければならない。
そういう法律の縛りを学ぶケースワークとして利用できるだろう。
では、実際に防災訓練みたいに訓練ができるかというと、
仮想敵から何らかの攻撃を、
日本のどこかで受けたことを想定して行う訓練に予算を付けられるか。

というわけで、熊本県では図上訓練をやっている。
平成26年2月4日熊本県庁、天草市役所、苓北町役場→リンク  

この図上訓練のことを私が知ったのは、
陸上自衛隊内の建築営繕関係の仕事をしていたとき。
日米合同の図上軍事訓練のための施設改修という工事が
発注されたことがあったからだ。
よく映画などで見る、作戦本部でのやり取りが頭に浮かんだ。

これは防災にも応用できるのではないか。
非日常的な災害に対しての初動以下、
人員の配置や連絡、救助などを、
図上で動かしてみることは、所要時間等の把握も含め、
訓練を生きたものにする方法だと思う。

もちろん、毎年行われる市の総合防災訓練でも、
現実に即したシミュレーションで行われるのだが、
自治会単位による危険個所の点検の延長で、
大きな地図上で駒を動かすような、目に見える形での訓練は、
住民の参加意識を高める一つの方法ではないか。
ゲーム感覚というと、ネガティブなイメージの用語だが、
訓練はもともと擬似リアルから何を学ぶかなのだから、
多少の遊び心は必要だと思う。


2014年5月30日 (金)

モブログ

5月28日 水曜日

第29回合志市地域公共交通協議会を傍聴。
今回から、一部委員の交代等があった。
協議会の新しい体制、任期は2年である。

熊本県警大津警察署の交通第一課長の輪内良一さんが、
高齢者の交通事故が増える中、
免許返納を推奨した高齢者の公共交通利用の優遇について、
言及する意見を述べられたが、わが意を得たりであった。

今朝の熊日に、光の森「コミバス」快走の記事。
合志市のレターバスはもちろんのこと、
先日私も試乗した菊陽町のキャロッピー号に加えて、
熊本市のゆうゆうバスも、この4月から乗り入れたとのこと。

この記事に書かれていることに間違いはないが、
分析に偏りがあるので、私の見立てを書いておこう。

1.合志市のレターバスの収支率について、運行初年度の10年度に
7.2%だったものが、13年度に22%に上昇したことと、
循環バスや乗り合いタクシーの収支率が、3.0~12.2%(13年度)に
とどまっていることを単純比較しているが、
市の運行経費の赤字分に対する委託料の額を、
市民一人当たりの負担額(年間)として見ると、
レターバス 578円
循環バス 127円
乗り合いタクシー 178円 となる。
受益者負担原則に照らしても、
これは簡単に収支率で割り切れない部分だ。

2.私も先に「赤字分」という表現を使ったが、
各自治体が負担している運行経費から運賃収入を差し引いた分、
これも単純に「赤字」として言い切っていいかどうか。
これは公共交通を自治体の政策の中でどう位置づけるかという、
きわめて「まちづくり」に関わってくることである。

3.熊本都市圏総合交通計画協議会の溝上章志会長
(熊本大大学院教授)の指摘、
「住民が意識して利用するのはもちろん、
ルート内の店舗や病院などから路線維持のための基金を募ったり、
車内広告をもらったりするなどして地域全体で路線を守る意識が必要」
これも、的を射た意見ではあるが、
順番的には、逆ではないかと思う。

つまり、路線維持の基金や車内広告はあるに越したことはないが、
もっとも大切なのは、住民が意識して利用することなのである。
その啓発はこれまでも繰り広げられてきたし、
そう生易しいことでないこともわかる。
そこで、ここに分かりやすい例を挙げておこう。
熊本市電や各乗合バス事業者の車両ラッピングと、
市電軌道の芝生緑化である。
そのこと自体の良し悪しはさておき、
基金や広告収入が、公共交通機関の利用者増や、
利便性向上に貢献して、
住民の「地域全体で路線を守る」という意識につながったかどうか。
みなさん、よく考えていただきたい。

今夜、午後6時半から、
くまもと県民交流館パレア会議室で、
NPO法人くまもとLRT市民研究会主催
「交通政策基本法シンポジウム」が開かれる。

国土交通省総合政策局公共交通政策部長 藤井直樹さんが、
「交通政策基本法と地域公共交通活性化再生法(改正案)のめざすもの」
という演題で話される。
そのあと、藤井さん、熊本県副知事 小野泰輔さん、
熊本市副市長 高田晋さん、さいばーとれいん代表 斉場俊之さん、
くまもとLRT市民研究会理事長 廣瀬賜代さんによる
パネルディスカッションが行われます。
コーディネーターは、熊本学園大教授 坂本正さん。

まちづくりの理想の一つがここにあります。


2014年5月28日 (水)

志の高さに、まとい

菊池広域連合消防本部の広報紙「まとい」は、
以前から、なかなか面白くてためになると思っていたが、
今号は、その消防本部発足から10年、まとい発行累計190万部、
「2市2町を管轄する消防の軌跡を、年表とともに振り返ります」
と書かれた第30号。

Photo

正直言って、グラフィック的な洗練にはあと1歩ですが、
内容も含め、総合評価では優れていると思います。
デザインのかっこよさだけでは伝えられない、
これだけは言っておきたいという消防広報の意義が
忘れられていないからです。

PDFでもご覧になれます。
事業・施設の紹介(ページの中ほどにあります)→リンク


2014年5月27日 (火)

カタルパの花

昨日、そぼ降る雨の中、合志義塾跡を訪ねた。

Photo

これが、カタルパの花です。

2014年5月26日 (月)

いまを詠む

5月25日 日曜日

くまもと県民交流館パレアで、熊本県詩人会総会。
熊本市の再開発で水道町に作られたテトリア熊本。
思えば、その9階と10階にあるパレアが、
これほどよく使われるようになるとは思わなかった。
それは、好意的だったからこそ、心配していたということだ。
考えてみれば、私の活動半径が、パレアをよく利用する人たちと
共通しているということなのかもしれないが。

通常総会のあと、
俳人であり、熊本大学元教授(政治思想史)の岩岡中正さんの
「いまを詠む――時代と向き合う」という講演があった。

前日に引き続き、風邪のための眠気とともにあり、
メモをきちんと文章化できないので、
まず、紹介資料から引用しておきたい。

「近代というのは、対象を分析や分類しその最小単位から
法則を組み立てる思考様式をとります。
今まさに、この近代という散文の時代精神が終わろうとしている時代にこそ、
この詩人の想像力・創造性が必要なのです。

つまり、理屈では超えられない問題が出てきたときに、
思想が必要になる。時代を超える思想というのは、
論理だけでは力が出ないし超えられない。
それを一つの感動として人々に伝え、時代の問題を
乗り超える運動や共感をその臨界点にまで高め
ギリギリのところを掘削していく表現の力が必要とされます。
それは、平坦な理屈ではなかなか掘削できない『切羽』ですね。
そうしますと、論理では表現できないようなことを
表現しようとして詩になったりする」
岩岡中正『石牟礼道子と現代』より

ここから先は、あまり自信がないのだが、
真の保守主義は、進歩への幻想とは違う。
未完なものであるが進歩を信じる謙虚なもの。
いまや、幼児的な政治家の時代。
歴史を学ばない、この時代に詩人は思想家である。
時代を作品にどう表現するか。
生きるということは直面している所での態度決定である。
などなど。

詩人が政治的なものと密接だということを
いままで考えたことはなかったし、
散文的なものは、誌的ではないと考えていた自分が、
いかにショートピープル(矮小)であったことか。










2014年5月25日 (日)

伝えたい 私の戦争

5月24日 土曜日

熊日本館2階ホールで開催された、
記憶のバトン、未来につなぐ――シンポジウム
「伝えたい 私の戦争」に参加。

風邪がまだ治ってないので、
大勢が集まる場所は遠慮すべきなのであるが、
このご時勢、行っておかなければと出かけた。
しかし、風邪薬の影響もあり、
というか、就寝中の咳により、睡眠不足がたたり、
半分は寝ていた。

薬の副反応で、頭もぼっとしている。

大分県宇佐市の豊の国宇佐市塾の平田崇英さんの話が、
いわゆるひとつのまちづくり団体の活動として
参考になるところが大きかった。

昭和62年9月に開塾、
当初のテーマは「宇佐再見」として、市のアイデンティティとは何か、
とにかく細かく見て行こうということだったらしい。
また、キーワードが「国際化」であったことは、
全国的にそういう時期だったと思う。
結婚して家庭を持った時期だったので、
私はその頃、社会的な活動を、まったくやっていなかった。

「戦争遺跡に学ぶ~宇佐航空隊と向き合って」

豊の国宇佐市塾では、
まず「宇佐市にゆかりの人物や、航空隊の歴史などに取り組み、
作家横光利一、横綱双葉山ら5人の人物の紹介本
「宇佐細見読本」をシリーズで刊行。
地域づくりは個人に情報が集まるので、
のちの人に伝えるには活字にしなければならない、
という考えがあったようだ。
つまり、アーカイブズの着想である。
その過程で、平成元年から宇佐海軍航空隊の調査に取り組んだ。

アメリカの公文書館(確か)から、
大量の資料を取り寄せた中に、黒石原飛行場の爆撃映像もあった。
米軍機は「ガンカメラ」を搭載していたため、
空襲の映像が多数残っていると。
機長が空襲成功の報告するときの動かぬ証拠にするためと、
平田さんは言われたが、統計学的な意味もあるのではないか。

詳しくは、熊日本紙に掲載があると思うので、
今日はこの辺で失礼します。

本日は、くまもとパレアで、熊本県詩人会の定例総会だった。











2014年5月23日 (金)

アマリリスの棘

昨日から、左目の目やにがひどくて、
おまけに涙目でひりひりするので、今日、眼科に行った。
細菌性の結膜炎と言われた。
ひかりヶ丘眼科・内科医院というクリニックで、
前に書いたが、別の眼病で通院中である。
今回の風邪は、市販の薬で済まそうと思って、
今日あたりかなりよくなっていたのだが、
なにせ、目はいけません。

眼科の先生に、風邪らしきものを引いていると言ったら、
それもあるかもしれない。ついでにあっち(内科)でも
見てもらいますかと言われて、素直にうなづいた。
内科の医師は、てきぱきとした藤原紀香みたいな感じの女性
(見た目ではありません。悪しからず)。
風邪は市販の薬でいいかなと思ってました、と
別に言い訳しなくてもいいのに、そう言うと、
目の方は一個しかありませんからね、と。
もちろん一個は一対の意でしょう。

熱を計ったら、37度もあったんですよ。
喉も痛いし。

「目病み女に風邪ひき男」については、前に書いたことがあるが、
今回はその両方をバイセクシャルに引き受けてしまいました。
でも、それで魅力が増してはいません(苦笑)
具合が悪いと、髭が延びるのが早いんです。
それぐらい。

それはそうと、女性の医者にだけ、
女医さんなんて呼び方は、ちょっとどうですかね。
もちろん、女医さんていうだけで、優秀みたいな感じもありますが。

幼少のとき、虚弱だった私は、
大津町の駅通りにあった大塚医院の女医さんには
ずいぶんお世話になったものです。
幼くして、お腹を切ったもので、特に便秘がちで、
ひまし油を呑まされたこととか、浣腸されたこととか
久しぶりに思い出しました。
薬も、先生がその場で調剤していたのを見ていた記憶があります。
50年以上前のことです。










2014年5月22日 (木)

アスカの地上絵

CHAGE and ASKAのアスカが、
覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された件で、
さっそくCDなどの出荷停止の動きがあった。
そのことに対して、作品と作者を混同している、
作品に罪はない的な意見がある。
私もそう思うが、普通に販売していたら、
絶対に苦情が寄せられるだろうことは簡単に予想ができる。
そういう世の中である。
炎上社会というか、それを期待する人も多いのではないか。
昔、サイレント・マジョリティという言葉もあったが、
というところで、検索してみると、反対語にノイジー・マイノリティがあると。
ウィキペディア→リンク 

ノイジー・マイノリティは使えるな。

私は熊本県の薬物乱用防止指導員を拝命していて、
毎年その研修を受講している。
そこで薬物中毒から脱却することの至難さを聞いているので、
青少年にそれを学ぶ機会を設けたいと考えているところだった。
昨日のNHK総合あさイチでも取り上げていた脱法ドラッグ。
脱法ではなく、違法ドラッグと呼ぶべきだという人もいる。

NHK第1(ラジオ)の定時のニュースは、
聞けるときにはなるべく聞くようにしているが、
はっきり言って、毎日アスカのニュースを聞かされたくはない。
薬物汚染の状況を知らしめるためという意味合いか、
もっと社会的に重大なことを包み隠すためとか、
いろんなことが考えられるだろう。
でも、どれも当たっているようで、どれも正解ではないような。


約1週間ほど、風邪具合が悪く、
あまり前向きな考えもできない中、
今日やっと読み終えたのが、
手嶋龍一 佐藤優の対談集
『知の武装 救国のインテリジェンス』新潮新書刊

224ページに、
「佐藤 農業というのは思想と深く関係しているんですよ。
戦後の日本の高度経済成長の源泉は、農業だと思っています。
農業をやる感覚で研究開発をやった。自動車をつくった。鉄鋼をつくった。
だから日本の高度経済成長というのは、農民の論理で行われたと
思っています。これは決して商人の論理じゃない。
松下幸之助がものづくりを行ったにもかかわらず、
松下政経塾に欠けているのは、生産の思想です。
戦後の日本の経済成長の源であった農本主義の視座が
決定的に欠けていることです。
言葉をかえていうなら、自然制約性に関する思想が欠けちゃっている。
だから日本版インテリジェンスで重要なのは、
日本人に根強い農本主義的な発想をどうやって
いまの政治に取り入れるかなのです」
とある。

手嶋龍一、佐藤優両氏に対する印象は人それぞれで、
嫌いな人も多いかもしれないが、
ものの見方について学ぶことができた。


2014年5月20日 (火)

保護司定例研修

5月16日 金曜日

平成26年度第1期地域別定例研修
「報告書の作成」

〈研修のねらい〉

保護観察は保護観察官と保護司の協働態勢で行われ、
保護観察経過報告書は保護司と保護観察官をつなぐ重要な架け橋です。
また、保護観察経過報告書は、対象者への処遇を検討するための
資料となるだけではなく、保護観察の実施という社会からの要請を
果たしていることを証明する行政文書でもあります。

保護観察の対象者とは。

①家庭裁判所の決定により、保護観察所の保護観察に付する旨の
保護処分に付されている者(保護観察処分少年)
②少年院からの仮退院を許されて保護観察に付されている少年
(少年院仮退院者)
③仮釈放を許されて保護観察に付されている者(仮釈放者)
④裁判所で刑の執行を猶予され、その期間中保護観察に付する旨の
言渡しがなされて保護観察に付されている者(保護観察付執行猶予者)
⑤婦人補導院からの仮退院を許されて保護観察に付されている者
(婦人補導院仮退院者)
の5種類です(更生保護法48条、売春防止法第26条第1項)

パソコン遠隔操作ウィルス事件の片山祐輔被告は、
③に該当していたのであろうか。




2014年5月19日 (月)

競争率3倍強の読書探検隊員たち

今朝の熊日朝刊に掲載されていた
先日書いた春の夜の図書館読書探検隊。
17日(土)の開会式オリエンテーションに行ってきました。

合志市には、7つの小学校があります。
自己紹介で、名前と自分のいる学校名を言うのですが、
テーブルを四角に並べた研修室で、
親しい友達同士は別として、
順不同で適度に学校が入り混じっていたことに、
私はなんかいいなあと思いました。
別にそういう指示はしなかったそうです。

日程の説明のあと、子どもたちは
隣のひまわり公園に野外レクレーションに出かけました。

Dsc_0370

それで、西合志図書館を後にしましたが、
西合志図書館を一隻の船だと考えると、
また楽しいなと思ったことでした。

Dsc_0371

図書館長は、艦長だと。

それを連想したのは、先日、長崎港に入港した
世界最大の書店船「ロゴス・ホープ号」についての
ニュースを聞いていたからかもしれません。
関連ブログ「正しい休日の過ごし方」→リンク 

夜は、泉ヶ丘市民センターで議会報告会。
開催案内のコピーを持って呼びかけたので、
多くの方に集まっていただけました。










2014年5月18日 (日)

ユーパレス弁天で保護司会

5月16日 金曜日

ユーパレス弁天にて、
平成26年度菊池地区保護司会定期総会と
第1回定例研修会が開催された。
菊池地区とは、菊池支部、合志支部、大津支部(菊陽町、西原村含む)

の3支部があり、総会は毎年持ち回りである。
今回は、合志支部がホスト役であり、
来賓として藤井副市長の挨拶をいただいた。
ご自分の経歴を交え、親しみの持てる内容だった。

ただ、ユーパレス弁天も新しくスタートしたばかりだし、
荒木市長におかれても、九州市長会の帰りで多忙のこととは思うが、
ちょっと顔を出して、一言挨拶があったら、
かなり宣伝効果があったのにと惜しまれる。

Photo
屋外の緑も美しいユーパレス弁天のまわり階段から。

昨年は、谷垣禎一法務大臣が、法務省くるま座ふるさとトークの
第1回目として、菊池地区保護司会サポートセンターを訪問されている。

保護司会は、無給とはいえ、国家公務員である保護司が、
更生保護活動を着実に行うための研鑽の場である。
保護司法の第13条に規定がある。

また、第17条(地方公共団体の協力)では、
地方公共団体は、保護司、保護司会及び保護司会連合会の活動が、
犯罪をした者及び非行のある少年の改善更生を助けるとともに
犯罪を予防し、地域社会の安全及び住民福祉の向上に寄与する
ものであることにかんがみ、その地域において行われる
保護司、保護司会及び保護司会連合会の活動に対して
必要な協力をすることができる。とある。

毎年、保護司会では視察研修に市のバスを使わせてもらっている。
それだけでもありがたいが、
社会を明るくする運動では、強力なバックアップもいただいている。
改正少年法が成立して、厳罰化が進んだ。
少年に限らず、人はなぜ罪を犯すのか。
その罪を赦すということはどういうことなのか。
そして、どう更生の道へと導くのか。














2014年5月17日 (土)

集団的自衛権行使容認について

よくあるアンケートの回答に、
賛成、反対、よくわからないの3択がある。
集団的自衛権行使容認についての設問は
あちこちでなされていると思うが、
賛成何%、反対何%よりも、
よくわからない人にどう分かってもらうかが大事だと思う。

目先のと言っては失礼だが、
今日明日の生活の方が切実な問題だという人は多いだろう。
そういう人に、集団的自衛権の行使容認という問題は響かない。
国政選挙できちんと投票していたにしても、
それは国会議員に任せたと思っているかもしれない。

よくわからない人にまずは関心を持ってもらうことが、
本当は一番大切なことなのだ。
国のあり方を問うような問題なのだから。
ツイッターでは大量のツイートが流れているが、
それは私のフォローしている人がそういう傾向があるからで、
ほぼ閉ざされている世界である。
私のブログに至っては、毎日30人ぐらいの訪問者であるが、
議論が下手なので、ここに書き綴ることしかできない。

私みたいな人間が、単なる意思表示を越えて、
できることを考えていかなければならない。

今日の熊日朝刊の「変容する平和国家・中」では
防衛省の見方が書かれている。

「安倍晋三首相は15日の記者会見で『それでいいのか』と
語気を強めた。近隣での有事に、避難する在留邦人を輸送する
米艦船が攻撃を受けた場合、集団的自衛権の行使に当たるため、
自衛艦が防護できないと訴えた。
防衛省の制服組幹部は『そいうケースが喫緊の課題として
議論になったことはない』と首をひねった」

私はラジオでその会見を聞いたが、
あまりに稚拙な事例と、その後の質疑の的外れな回答に、
これは自分をわざと馬鹿に見せる高等戦術かと思った。

記事はこう続く。
「①在留邦人の避難はまず民間機を使うのが通例
②米艦船は戦闘の準備が最優先のはず
③防護が必要なら米軍内でする―など次々に疑問が浮かぶ事例。
別の防衛省幹部は現実味のなさに
「下手な芝居だ」と切って捨てた」

具体的な事例の出し方が、国民を馬鹿にしている、
という言い方もできるかもしれない。
つまり具体的な事例を挙げることが、
少しもその必要性を強調することにつながらない、
ということもあるんだなぁということが分かった。

集団的自衛権の行使容認を政府が求めているのだから、
大いに議論しなければならないが、
それが空しくなるぐらい、その必要性に説得力がない。

防衛研究所が4月初めに公表した報告書で、
「自国の安全を高めようと意図した国防力の増強が
他国にとって脅威とみなされ、対抗的な政策を引き起こし、
結果的に軍事的緊張が高まる」という見方を紹介したとのこと。
「安全保障のジレンマ」と呼ばれる。

防衛産業を経済成長戦略の一つに位置付けると
安倍首相は、はっきり言ったらどうだと私は思う。
そのための集団的自衛権行使の容認論議であり、
戦争をしないための抑止力の意味であると。

もちろんそんなこと私は認めませんが。









2014年5月15日 (木)

図書館読書探検隊

5月17日(土)から5月18日(日)にかけて、
春の夜の図書館読書探検隊が、
合志市西合志図書館→リンク で開催されます。

閉館後の夜の図書館で、ゲームや星空観察会を体験。
もちろん、その晩は好きな本を枕元に、
図書館の開架スペースの好きな場所を寝床にできます。
就寝は、午後11時になっているけど、
その前に眠りに落ちそうな気もする。

5月17日の夜は、私は議会報告会なので、
様子見にも行けませんが、
こういう素敵なイベントがあることを知っていただきたくて、
ここに紹介しました。

西合志図書館には、
天文台が併設されているのが強みですね。








2014年5月14日 (水)

ごみ減量化対策選

昨日は、会派に属していない議員の任意の勉強会だった。
テーマは、合志市のごみ減量化対策について。
前回の全員協議会で「合志市ごみ減量対策検討業務委託」
報告書が提示されたこともあり、
今後の減量化対策の方向性について
詳しく聞いてみようということで、環境衛生課長に出席願った。

1年間という期間と、予算を使ったにしては、
これといって新しい分析と対策が出てきたわけではない、
というのが、私たちの共通の認識である。

そこで、平成21年度に策定されたと思われる(PDFに明記がない)
「合志市ごみ減量化計画」に立ち戻ってみた。
4Rの実現でごみの20%減量と謳ってあるこの計画、
改めて読んでみると、
計画策定の目的があいまいであった。

「本市のごみ排出量は平成16年度をピークに減少傾向にありますが、
現在も人口が増加していることもあり、現在の施策だけでは
今後もごみ排出量が減少するとは考えにくい状況です。
ごみ排出量の減量化を進めなければ、処理、処分費用が
かかることはもちろん、本市のすばらしい環境に
多くの負荷をかけ続けることになります」

いまだから言えるのかもしれないが。
「本市のすばらしい環境に負荷をかけ続ける」の部分が、
具体的に何を指すのかはっきりしない。
処理処分に多額の費用をかけ続け、
それが増加し続けることは目に見えている。
計画の最終年度は27年になっているが、
現状では達成の見通しは立たない所から、
今回改めて検討がなされたということだが、
データ的に実証できたことと、
当初の行動計画が基本的に間違っていなかったこと、
市民にもう一度、深く実行を促すことの必要性が
確認されたということか。

行政区単位での周知啓発や事業所に理解を求めることなど、
あとは、いかにアクションを続けられるかである。
せっかく、環境美化推進員が選ばれているので、
一段の協力を求める方策を練り上げるべきだろう。

環境衛生課の所管ではあるが、
本来、まちづくりの総合的な観点から見るべきことである。
ごみの発生は、経済の活性化と比例する部分がある。
市職員のうち、何割が自分でごみを出しに行くであろう。
一見無関係のようだが、健康福祉部の職員であれば、
乳児だけでなく、要介護の高齢者の使用する紙おむつについて、
それが可燃ごみとして出される現状に思い至らなければならない。
そういうことである。



2014年5月13日 (火)

働けヴィーブルくん

合志市のゆるキャラ「ヴィーブルくん」の記事を本紙で読んだ。
アリーナや文化ホール、図書館等を併せ持つ総合センター
ヴィーブルにちなんだ命名だったが、
施設自体は当
初どこにあるかを教えるのにも苦労していたことが
懐かしいほどに、利用者は順調に増
加して、
その名を広く知られるようになった。

竹迫という地名に由来するタケノコをイ
メージしたキャラクターが
誕生した当時は、ただ可愛らしいものだと思っていたが、
実には里山を覆い尽くさんばかりの勢いで
増え続ける孟宗竹は厄介なものである。
竹細
工や竹炭を特産品にという試みもあったが、
安価な輸入品にはなかなか勝てない。

そこで、これからはゆるキャラにもしっかり働いてもらおう
という提案である。
小学校
に入学する前の子どもたちを持つ保護者に呼びかけて、
一緒に竹林整備をやってはどう
だろう。
伐採されて日当たりの良くなった竹林では、
おいしいタケノコも取れるのでは
ないか。
作業を通して、子育ての交流の輪も広がれば一石二鳥である。
ヴィーブルくん
のリーダーシップに期待する。


Then and Now :
5月10日の熊日読者のひろばに掲載。その原文です。
新聞に拙文が掲載されて、少しうれしいのは、
出とったですね、と言葉をかけてもらえることである。
本人はかなり気恥ずかしいのだが、もともと
読んでもらうために投稿するわけであるから、
反応があることは本望だ。

未就学児の保護者に呼びかけて竹林整備をするというアイデアは、
数年前に思いついたことなのだが、
私は実行力とリーダーシップが欠けているので、
実現できずに宙に浮いていた。
ヴィーブルくんを盛り立てようという合志市役所の
若手職員たちのことを知って、頼るなら彼らしかいないと確信した。
ただ、実際に竹林整備プロジェクトが動き出すとは
思っていない。そうは言うものの、
せっかくだから他のゆるキャラにできないことに
挑戦してもらいたいと思う。



2014年5月12日 (月)

議会報告会

5月11日 日曜日

大津町文化ホールに、第1回大津町議会の
議会報告会を聞きに行った。

約120人の参加者があった。
議会運営委員会委員長からの町議会の概要の説明のあと、
経済建設、文教厚生、総務の各常任委員会から、
3月定例会での主な審査結果等の報告が続き、
広報編集、議会活性化の各委員会の活動について
報告があった。

後半の質疑では、議会活動に対する
具体的な質問がいくつもあり、
日頃の町民のみなさんの関心の高さが印象に残った。

いくつか紹介すると、
・教育委員の報酬が引き上げられたが、
長期的視点に立って、大津町の教育を考えるべきである。
・図書館で会議録を読むことができるが、
インターネット中継録画にしてもらうと助かる。
・一般質問をする人、しない人の差が大きい。
・一般質問を傍聴するが、前向きな検討の答弁が
その後どうなったかの報告がほしい。

議会の行政視察について、
かけた費用がどれだけ政策提言に活かされているのか、
団体で行く時代ではないのではないかという意見や、
まちづくり基本条例を議会の中でどう考えているのか、
などの問いかけもあった。

小中学校のPTA会長が2人参加されていたが、
議員の後押しがあって、学校設備が改善されていると
感謝の言葉もあった。


また、なぜ報告会をしようと考えたのかという
本質を突く質問もあった。
議会の活動はいろいろな方法で知ることはできる。
開かれた議会という方向はわかるが、
住民が議会に何を求めているのかを知ることが大事であると。

10日土曜日は、合志市議会の報告会だった。
2回目の今年は、議会の活動そのものについて
理解してもらうということを主に、
3月定例会での補正予算や一般会計予算の内容と
議会活性化の取り組み状況などの報告である。
市民との質疑と意見交換を活発にしたいということもある。

2日間というのは昨年と同じだが、会場は計4カ所にした。
私は10日の西合志庁舎の担当だったが、
質問が1件だけと、少々寂しかったけれども、
執行部が政策や事業について報告説明することがない以上、
議会がその橋渡しとしても、報告会をする意義は
十分にあると私は考える。

合志市議会報告会、次回は、
5月17日(土) 午後7時より、
ヴィーブル中央公民館 2階研修室
泉ヶ丘市民センター 2階研修室
の2カ所で開催されます。
ご多用のこととは存じますが、ぜひお越しください。







2014年5月11日 (日)

春のワクワクおはなしDAY

合志市総合センターヴィーブルで、
合志図書館の春のワクワクおはなしDAYがありました。

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「きょうりゅうの世界」というコーナーでは、
段ボールから、大型サイズまで、恐竜のペーパークラフトが。
児童文学作家のたかしよいちさんが、
本物の恐竜の卵を持っていらっしゃいました。
上の写真は、2択の恐竜クイズをやってるところ。
予算がなくても、アイデアはある、の好例です。

他に、「クラフトテープを使って小物入れを作ろう!!」の
工作コーナー(事前申し込み)とか、
恒例の「かばくんの食育」、
「赤ちゃんのためのラッコちゃんおはなし会&絵本ワールド」など。

これは、西合志第一小学校の児童による絵本ミュージカルの様子。
「モチモチの木」
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他にも2組のおはなしがありました。
あまりの心地よさに私はついうとうと。

図書館の地道な活動として、
もう何年も続いていることが、まず素晴らしい。
このイベントで、図書館に足を運ぶ人たちを増やそうという
目論みが、ひょっとしたら最初の頃はあったかもしれない。
しかし、本を貸し出すことだけが図書館の仕事ではない。
子どもたちが、この日のことをずっと覚えているかどうか
それはわからないけれど、
豊かな時間を過ごしたことは、五感の記憶として、
きっと残ると思う。もちろん親御さんのほうにも。
それは図書館の大切な役割の一つである。

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ヴィーブル玄関にいるのは珍しい?
ひまわりドンちゃん号。

午後、大津町文化ホールで開かれた
大津町議会議会報告会を聞きに行ったが、
その件は別のエントリーで。
















2014年5月10日 (土)

2015年度問題

「2015年度問題」という言葉をご存じだろうか。
3月2日の熊日「政考政読」というコラムにあった。
当日に読んだと思うのだが、忘れていた。

「『社会のあらゆる分野で、20年までに
指導的地位に女性が占める割合を30%以上に』という
政府目標の達成に向け、安倍晋三首相が昨年、
15年度の国家公務員の女性採用を3割以上とするよう
各府省庁に指示した」とある。

この指示通りにしようとすると、
男子学生をその分落とさなければならなくなり、
それを2015年度問題と呼ぶのだそうだ。

安倍首相は、自分のポーズづくりのために、
指示しやすい所にそう言っているだけなので、
細かいことはお構いなしである。
ただ、見方を変えれば、30%の優秀な女性の存在で
弾き飛ばされる男子はそれだけのものでしかない、
と言えるかもしれない。
自分に実害が及ばないので、言い放題であることは認める。

この政府目標を「2030(にいまるさんまる)」という略称で呼ぶそうだが、
自民党や政府の女性登用人事を首相の意気込みの表れだと
この記事は続く。
党の野田聖子総務会長が首相に打診して実現したものもある。

「『女性は結婚して子育てを』という伝統的な家族観をベースとしつつも
『成長戦略の一貫』という観点から女性の社会進出を捉える首相、
そして夫婦別姓論者で、女性の視点からこの問題に取り組んできた
野田氏の狙いが『化学反応』を起こした格好だ」

私も伝統的な家族観を捨てきれない部分もあるが、
夫婦別姓には賛成の立場なので、
この化学反応は歓迎したいところである。
だが、自民党の女性議員には、ちょっとなという人が多いのも事実。
集団的自衛権発言での野田総務会長が、
どれだけ気骨を見せてくれるか、
公明党の動きと共に注目しているところだ。

ところで、記事中「成長戦略の一貫」となっていたが、
「一環」の間違いではないのか。
「一貫」で通じなくもないが。





2014年5月 9日 (金)

エイジング・フリー

3月4日の熊日夕刊の連載、
練馬光が丘病院リウマチ内科顧問の後藤眞さんの
「イキ・イキ・エイジング」について。
タイトルは「長寿に生きがいは必要か」。

「世の中で、まことしやかにいわれることは疑問符だらけです。
元気で長生きするには『生きがいを持て』『趣味を持て』
『仲間をつくれ』『運動しろ』―です。
生きがいや趣味、仲間もあって、身体を動かしていれば
元気で長生きできるのでしょうか。そんな簡単なものなのでしょうか?」

「趣味人で友人の多かった知人で、
早死にしたり、認知症になってしまった医者を何人も知っています」
と書いてある。皮肉なことだがありそうな話。
というか、私の友人であった医者もそういう一人だ。

「元気だから、生きがいも趣味も運動も友達もできるのではないでしょうか」
結果論だという言い分にうなずいてしまう。
ただ、活動的であれば、余計なストレスに対抗して、
健康を保てるということはありそうだ。

しかし、それは長生きであることとイコールではない。
「現在のアンチエイジングの流行は、信用できない政府の無策に、
自己防衛的に趣味や仲間をつくって運動し、
若々しくなければと駆り立てられているのではないでしょうか」とも。

国民健康保険や介護保険財政的には、
健康でいてくれたほうが、負担が少ないということはある。
もちろん長寿はもともと有り難くめでたいことなので、
健康な長生きは理想とされる。
とまれ、何のために元気で長生きしたいのか。
その目的を一度自分に問うてみるべきだろう。






2014年5月 8日 (木)

ファンタジー集団的自衛権

社民党の広報紙「社会新報」5月7日号に
政治学者の浅井基文さんのインタビューがあった。

「最後に、現在の『集団的自衛権』の議論で欠けているのは、
ポツダム宣言という国際的な約束と、
日本がよって立つべき平和観という、
物事の是非を判断するモノサシです。
集団的自衛権の行使、日米安保・軍事同盟は『力による平和』であり、
憲法は『力によらない平和』です。
どちらを取るかは一人ひとりの世界観に関わる問題であり、
21世紀の国際社会に日本という国家をどのように関わらせるかという
主権者としての意思決定の問題です」と結ばれる。

投げやりのように見えないことはないが、
結局一人ひとりが、「力による平和」と「力によらない平和」について、
きちんと考えないことには、確固たる主権者としての意思にはならない
ということである。
「力によらない平和」にすべてを任せられるか、
という現実的な問題がある。
なにせ相手があることだから。

しかし、同盟国がいじめられたときに助けておかないと、
日本がいじめられたときに助けてもらえないという、
分かりやすいような、わかりにくい例えは、やはり良くないと思う。
戦争はしないが、それに備えることはアベノミクスであると
そうは言わないまでも、そう考えていることは明白だ。
誰がって、安倍首相がである。

今日の熊日朝刊に、
自民党の野田聖子総務会長が、月刊誌「世界」のインタビューで
語ったことについての記事があった。
引用すると、
「集団的自衛権の行使容認に向けて憲法改正ではなく、
解釈変更を目指す手法に関し
『違う政党の政権になった時にまた解釈を変えることが可能になる。
政策の安定性がなくなるのではないか』と指摘。
『人を殺す、殺されるかもしれないというリアリズムを語るべきだ』
と注文をつけた」とある。

政策の安定性はすでに疑われているので、
それほど問題だとは思わないが、
「人を殺す、殺されるかもしれないというリアリズムを語るべきだ」
という部分には、正直しびれました。
血を流すことは望まないというのはきれいごとであり、
血を流す可能性があると言わないのは卑怯である。
そこまで腹をくくって来られたら、・・・
もちろんそれも少し困りはするのだが、
主権者としての国民が現実的に考えるよすがとはなろう。








2014年5月 7日 (水)

(国からの)仕送り

3月1日の熊日くまTOMOに、
県予算をサラリーマン家庭に例えると、という記事が。
大見出しは「仕送りが給料を上回る」というもの。

いつの頃からか、国や都道府県、市町村の予算を
一般家庭の家計に例える方法が普通になった。
私も当初はわかりやすくていいじゃないかと思っていたのだが、
地方交付税や国庫支出金を仕送りに例えるのは、
大事なことを隠してしまっているように思う。

記事では「仕送りの多さに驚く人がいるかもしれませんが、
(県の)財政課によると、国がやるべき仕事と県など地方の仕事の割合が
4対6なのに対し、それぞれ入るお金は6対4。
この差を埋めるために仕送りが必要といいます」と書かれる。

国が外貨を稼いでくれるなら、確かに仕送りだが、
多くは、地方の人が納める国税であったり、
全国で営業展開し売り上げを上げながら、
納税するのが、本社所在地である東京だという企業も多い。
海外で稼ぐグローバル企業を育てたのは、
日本全国津々浦々の国民であると言ったら、言いすぎだろうか。

だから、仕送りではなく、当然返してもらうべきものではないか。
親孝行のために仕送りするのだ、
というのとは、少し違うと思う。
それに、もともと国がやるべき仕事を肩代わり、
地域の実情にあった形で、効率的に行うための予算である。
国のほうが、よろしくお願いしますと頼むべきことではないか。
法のもとの平等を国民に担保する予算なのに、
国の方針に従うかどうかで差をつけるなど・・・・

こういうことを、もし首長の立場にある人が言おうものなら、
おそらく意地悪されるのだろう。
それとも、そもそも私の考えは間違っているのだろうか。
少なくとも「仕送り」は当然の権利、というイメージで
とらえられるべきだという意見である。

そうは言うても、「慰労金」とか「援助」では誤解を招くので、
やはり、心から感謝を込めた「仕送り」に落ち着くのだろうか。
まず、税金は全額を地方で収納して、
逆に、国に対して、少ないがこれで防衛と外交をやりなさい、
と「仕送り」するのが、よろしいかもしれない。










2014年5月 6日 (火)

立法事実優位

サンデー毎日5月11日・18日GW合併号に
公明党の漆原良夫国対委員長のインタビューがあった。

引用すると、
「本来、立法するときには立法しなければならない事実があって、
それで法律を作ろうということになる。
でも、これまでの集団的自衛隊の議論だと、
立法事実はないし、じゃあ、いろんな場面を想定して考えてみても、
警察権や個別的自衛隊で対応できるものが多い。
つまり、立法事実がないのにやろうとしているところに、
そもそも無理がある。
要するに、安倍さんや自民党の本音は『集団的自衛権を行使できる
国にしたい』ということなんだ。そこには安倍さんの理念があるだけ。
自民党は、『やりたい、やるならいましかない』ということなんだろう」

自民党の石破茂幹事長のインタビューも同じ号に。

迷いがあるようじゃ、政治家とは言えない。
少なくとも迷いを見せたら負けである。
一時的に引っ込めることがあっても、
絶対に譲れないというか、
議論の余地はないのではないだろうか。


2014年5月 5日 (月)

地域が見えるバス旅の魅力

2月23日の熊日読者のひろばに、
「地域が見えるバス旅の魅力」という投稿があった。
千葉県に住む45歳会社員の方が、
月に一度、遠距離恋愛中の彼女に会いに
熊本へ通っているという。

それを読むと、鉄道を利用する〝鉄デート〟の次に
ちょっと難易度を上げて、路線バスで
〝バスデート〟を計画したとのこと。
「路線図を広げ、時刻表を検索してコースを検討」して、
「松橋から三角へ、宇土半島を一周して
宇土に戻ってくることとし、『御輿来海岸』で途中下車することとする」

全文引用したい誘惑に駆られる。
しかし、ここでは最後の部分だけにとどめよう。
「観光ガイドは自家用車前提になりがちだ。
しかし、路線バスの旅だからこそ見えてくる地域の光景がある。
『おすすめ路線バスコース』を観光ガイドの一項に
加えることはできないだろうか」

路線バスの旅は、HNKテレビでやっているし、
民放でも類似の企画がないことはない。
しかし、あれはあくまで見て楽しむものと終わっていないか。
遠くに旅をしなくても、日常生活圏で
十分旅の気分を味わうことができるのに、と思う。

翌日2月24日の熊日夕刊こちら編集局には、
59歳医師男性の意見が取り上げられている。
「利用者目線に欠けるバス路線網再編協議」という見出しで、
行政や事業者の都合ではなく、
バスを使うお年寄りや学生にアンケートを取って、
どういう路線が必要か聴くところから始めるべきだという意見。
おそらく、この男性は自分ではバスにあまり乗らないのかもしれない。
または、このままではバス路線の存続がむずかしいという事実を
行政や事業者が伝えきれていないのだろう。

「支線バスから幹線バスに乗り換え拠点をつくるというのも、
健康な人の視点。お年寄りや体の不自由な人は、
できれば乗り換えをしたくないはずです」
と、まことに一面の真実である。
しかし、それなら朝夕の渋滞をどう解消するのか。
緊急車両の通行に差し障ることもあるはずだ。
乗り換えの少ないバスは、それ自体が渋滞の一因でもある。

確かに、バリアフルなままの乗り換え拠点では困る。
だが、さまざまな観点から、
バス路線網は再編されなければならないことを
分かってもらいたいと思う。

というか、それぐらいの説明意見を、
熊本市の交通対策室かバス事業者は、
「こちら編集局」に電話しようと思わなかったのであろうか。
よく考えたら、そちらに腹が立つ。





2014年5月 3日 (土)

人工知能と政策デザイン

2月25日の熊日夕刊「この人」欄に
人工知能研究プロジェクトを率いる数学者の
新井紀子さんの紹介記事があった。
いま、2021年までの東大合格を目指す、
入試問題を解くコンピュータープログラムの研究開発を
やっているという。

動機の一つは、
「人間がやる課題で今の人工知能がどれだけ通用するか。
通用しないなら何が足りないかを
はっきりさせ技術開発につなげたい」

もう一つは、
「加えてコンピューターがどれくらいの速さで
どんな仕事を人間から奪うか知りたかった」とある。
「それが分からないと教育、経済、社会保障の
政策をデザインできない」

分かりやすい例が示される。
「政府は学校の英語科目を増やしているが、
携帯型の同時通訳装置ができたら不要になるかも」

「人工知能の進歩で一つの職種が10年しか持たなくなるなら、
そのたびに再教育が必要で社会保険も変わる」

携帯型の同時通訳装置の話は、
私もそう考えていたので、この記事に注目した。
やはり英語をしゃべれることよりも、
何を話すかという中身の方が大事なのだ。
英語で意思疎通を図れるというのは、
グローバル企業でなくても、いろんな国の人と
仕事をする上では役に立つ技能だが、
それを日本中の子どもたちに学ばせる大義にはならない。
経済力の差が学力の差とならないために、という理由も
こと外国語を学ぶことには成り立たない。
本人がその気になれば、何とでもなる。

いやいや、英語の話ではなく、コンピューターの話だった。
映画『ターミネーター』の世界で、
人間はどう生きるのかということである。





2014年5月 2日 (金)

安倍政権「4つの不幸」

週刊ポストの5月9・16日号を買った。
日本人を幸福にしない新システム 安倍政権「4つの不幸」を
読むためである。
だいたい分かってはいたことだが、
多くの人にぜひ読んでほしいと思う。

書いたのは、『日本/権力構造の謎』
『人間を幸福にしない日本というシステム』の著者である、
アムステルダム大学教授のカレル・ヴァン・ウォルフレンさん。

見出しによると、4つの不幸とは、
①祖父を越えようとするほどその功績から遠ざかる総理自身の不幸
②愚かな坊ちゃんリーダー、ブッシュJrと相似形の不幸
③改憲論者すら違和感を持つ「軽薄すぎる解釈改憲」という不幸
④「日本人を不幸にするシステム」をさらに強化しようという最大の不幸

ただ、これに同調するかは、人ぞれぞれです。
私はまったく同感だが、それを読んでも溜飲が下がることはない。
無力感に打ちひしがれただけである。
多くの人に読んで判断してもらいたい。

もう1本、ジャーナリスト李策さんが
下関現地レポートを寄せている。
見出しは、「なぜ祖父・岸信介は、「日韓国交正常化」に
尽力したのか。父・晋太郎はパチンコ業者に事務所・自宅を提供された。
そして――安倍三代と「在日」
総理の『金脈』を支える知られざるコリアンパワー」である。

こういう記事は書かれていることをどこまで信用するか、
それがまず第一である。
おそらく、きちんと調べた事実をもとにしたうえで、
憶測も述べられてはいるだろう。
しかし、ここで明らかになるのは、
「靖国を参拝し、河野談話見直しに触れた安倍晋三は、
しばしば〝隣国のことを嫌うタカ派〟といわれる」が、
その見方があまりに表層的すぎるということである。
ではなぜ、表面上は嫌韓のポーズを取るのか。

本人がそれについて述べることはないだろうから、
私たちが、安倍晋三氏をどういう人間だと思うか、
これも、それぞれに判断するしかない。
立場の違いもある。
ただ、政治家として彼が日本をどの方向に導こうとしているのか、
については、前出のウォルフレン教授の特別寄稿が参考になると思う。











2014年5月 1日 (木)

よくある質問

路線バスという言葉を使うひとは、
公共交通に関心のある人だろうと、ふと思った。

熊本電鉄のホームページには、電車とバスで
それぞれのページがある。
何気なく開いたら、どんなサイトにもよくある、
よくある質問のコーナーがあり、
新着の質問に「どのバスに乗っていいかわからない」というのがある。

この素朴な疑問は、およそ公共交通全般に言える、
普段使わない人を遠ざけている最も大きなバリアーではないか。
リンク  


リンクも貼ったが、答えの内容は以下のようなもの。

A まずは、乗車バス停と降車バス停がわかっていなければなりません。
1. "バス停がわからない?"場合は先ず最寄りのバス停をご確認下さい。
2. そのバス停の時刻表をご覧になり
行き先やバス運行会社名などを確認して下さい。
3. バス停名が全くわからない場合については
先ずバス停を特定するのにいくつかの目印となる建物などを
調べられた上でお問合せ下さい。
※住所などからはバス停を特定できませんのでご注意下さい。

  ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
親切とは言えないが、
過不足ない案内となっている。
だが、利用者を増やそうという意思があれば、
やはりその先を目指してもらわないと困る。

ただ、いきなり営業所に「いま、〇〇銀行の前におるとバッテン、
△△信用金庫に行きたかとタイ。どがんすっとヨカな?」
とか電話を掛けられても困るだろう。
しかし、その銀行が本店なのか、支店なのかにはじまり、
コールセンター業務並みに返答できたら、すごいと思う。

少なくとも、他のページに飛ばなくても、
問い合わせ先の電話番号とかがあれば、
ずいぶん親切だったのではないかと思われる。

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