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2014年1月 9日 (木)

小泉今日子の1Q84

立ち読みなので、正確には覚えていないが、
雑誌「SWITCH2013年12月号」の小泉今日子と宮藤官九郎の対談。
対談と言うか、連載「東京百景」にクドカンが来た回である。
もちろん「あまちゃん」の話も。

私は年代に弱いので、ただ80年代だという記憶しかなかったが、
2人の話を読んでいると、時は1984年。
で、「あまちゃん」に出てくる当時の原宿の雰囲気とか、
天野春子役の自分と、あのころの自分との距離感があいまいで、
演じていて、パラレルに生きているような気分がしていた。
トシちゃんや松田聖子はいるのに、小泉今日子はいない世界。
と、そのようなことを、キョンキョンがのたまっていたのだ。

そこで賢明な読者は既にお気づきのことであろうが、
いきなり村上春樹の『1Q84』が思い起こされるではないか。
『1Q84』は現実の1984年と微妙にずれた1Q84年のお話だ。
宮藤官九郎が、そこまで結び付けていたとは言わないが、
私たちは、1984年をキーワードとして、
もう一度ねじれた並行世界を楽しむことができるというわけだ。

当時、物心がついていた人なら、
自分の1984年を重ね合わせ、もう一つの物語を紡いでみよう。
もちろん自分にまつわることである。
皆がそれを振り返ることで、
日本は正しい未来へ進むことができるかもしれない。





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