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2014年1月15日 (水)

生き残った戦士の暗黒劇

昨年11月4日の熊日に、
小説「モンタルバン」の連載を終えた島田真祐さんが寄稿している。
見出しは「生き残った戦士の暗黒劇」。

戦死者が、「生前の諸事の相違は基本的には一切関係なく、
勇者であろうとなかろうと、
戦死者は戦死者であるが故に悼まれ、祀られる」一方で、
「生き残った元戦士たちはの場合はそうはいかない。
いかに過酷な戦場で奮戦し、艱難辛苦の末に生命を拾った勇士であろうと、
生者である限り悼まれ、祀られることはない。
彼らは生き残る幸運とひきかえに、
悼まれ、祀られる資格、権利を放棄せざるをえなかった。
しかも、それは自律的な選択ではないのである」

これは靖国神社にまつわる諸事に対しての痛烈なアイロニーだ。
悼まれ、祀られることが、生き残ったことと比べて尊いかどうかは、
特にその家族にとって、まったく受け止め方が違うかもしれない。
しかし、戦争の犠牲者とは戦死した人だけであるという、
そんな考えを持つ政治家を信じることができるだろうか。
もちろん、そう明言しているわけではないが、
戦争の惨禍について、深い思慮がないからこそ、
戦死者を悼み祀ることだけが、重要課題になるのではないか。




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