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2014年1月12日 (日)

IPCC新報告書

昨年の10月30日の熊日に、
気候変動政府間パネル新報告書についての記事があった。

その中に、「寒冷説への反論」という部分がある。
IPCCは、温暖化説の学者で固められ、
原発利権の巣窟だとする意見の人もいる。
地球温暖化の原因物質である二酸化炭素の発生を抑制するには、
化石燃料に頼らず、原子力発電を推進するべきだという人が、
この温暖化説を採っていると言うのだ。
福島原発の事故より前は、
私なども無邪気に原発による電力は仕方がないと思っていたし、
地中深く、使用済み核燃料を埋めて処分することも、
国が安全だと言うから信じよう、と思っていた。
つまり現実から逃げていたのだが、
現実の問題から自分が逃避していることも
当然わかっていたので、なお罪深い。

記事によると、
産業革命以降の長期的な傾向で見た場合、
世界の平均気温は上昇を続けているが、
実は最近15年間はほぼ横ばいなので、
大気中のCO₂が増えているのに気温上昇がないのは、
温暖化メカニズムに矛盾しているということが、異論の根拠である。
それに対して報告書では「自然のゆらぎの影響と考えられ、
長期的な温暖化の傾向は明らか」と説明する。

自然のゆらぎというのが、科学的かどうか。
しかし、自然界には「ゆらぎ」で納得させられることもある。
人間の立てた理論がいつもぴったり合ってるというのは、
自然に対する冒涜に近いものがある。
ゆらぎというのは、よく分からないと言ってるわけだから、
そういう意味では謙虚かもしれない。

報告書執筆者の一人、東京大大気海洋研究所の本木昌秀教授は、
「氷床の減少、海に蓄えられる熱の増加など、
あらゆるものが温暖化の進展を示している」とし、
「いずれ温暖化は戻る」と語る。
戻らなくてもいいが、戻る可能性は高そうだ。

太陽活動が弱まり、寒冷化する恐れがあるという指摘は、
はっきりは覚えていないが、20年ぐらい前にはすでにあった。
太陽活動が低下すると、地球に宇宙線が入りやすくなり、
その宇宙線により大気の上層部の雲が増え、
地球を冷やすというもの。
IPCCは「宇宙線と雲との因果関係を示す明確な証拠はない」
としているが、太陽について長年研究している
柴田一成京都大教授は
「もし寒冷化すれば、深刻な影響を及ぼす。
学問の壁を越え、関係者で考えなければいけない」
話したと書いてあった。

だからと言って、二酸化炭素排出を抑制どころか、
余計排出するようにして寒冷化に対処しようとはならないだろう。
そこが、まだまだ人智の、今のところの限界である。
儚いものではないか。
特に、ちょっと(とはいえかなり寒いが)寒くなって、
それこそ、大寒波に襲われている米国東部のニュースを見ると、
つい、温暖化なんてどこの話だよと思いがちであるが、
局地的な寒冷化も温暖化のなせる業とする学者もいる。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』の世界は説得力があった。
温暖化も寒冷化もどちらも起こり得るのが自然であると思う。








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