2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

untitled

読みたい本だな

  • 読みたい本だな
無料ブログはココログ

« 帰らざる夏の日 | トップページ | 敗者の文学 »

2013年11月14日 (木)

ガイド・ミー

Photo

菊池恵楓園のボランティアガイドの日だった。
合志市立西合志東小学校5年生の児童たち、
4クラスで約160名。
1クラス40名は多い。
それは文科省の定める基準いっぱいだからそう感じるのか。

まず最初に恵楓会館で1時間ほど、志村さんの講話を聞いた。
もう何度も志村さんの話を聞くが、
以前とは、話の流れが変わってきている。
先週の杉野さんも児童からの事前の質問に答えるという形だった。
合志市内の小学生だからということなのだろうか。

「(園から)逃げた人はいますか」という質問が、
自分が退所して、養鶏場を作ったときの話や、
移動(異動)証明を園長に出してもらったいきさつなどに、
もちろん話題は広がっていく。

いろいろな団体を案内するけれど、
地元の子どもたちには特に、自分たちの生活圏に
ハンセン病の療養所があって、そこには
病気のことだけではなく、差別の歴史があったことを
しっかり学んでもらいたい。
「子育て支援日本一」で両親が合志市を選んだという家庭もあるだろう。
その政策は、偶然出て来たというより、
実は連綿と続く合志市の歴史の中で、
選ばれるべくして取られた政策なのかもしれない。

案内しながら、何を語るべきなのか、と思わないではない。
ガイドブックにある歴史資料的な記述でいいのか、
もっと感情に訴えるような言われなき差別のことにすべきか。
私はあまり上手なガイドではないのだけれど、
何を話そうとか、自分の立ち位置とか、
それこそ、菊池恵楓園の将来に向けて何をなすべきかなどと、
様々に思いを巡らしながらのガイドである。

歴史名勝を解説するだけのガイドだったら、
よっぽど楽だろうなと思わざるを得ない。
(いえ、全国津々浦々のガイドさんがそうだと
言っているわけではありませんが)
数十年後は、事実を淡々と語るだけになっているのだろうか。
そのとき私は、もはや生きていないと思われるが、
同じ過ちを私たちが繰り返していないことを
いま切に願うものである。

写真は、社会交流会館(歴史資料館)前。
見学が終わってクラスごとに、
菊池電車の再春荘前駅に向かう生徒たちです。



« 帰らざる夏の日 | トップページ | 敗者の文学 »

合志をめぐる冒険」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/148347/58576102

この記事へのトラックバック一覧です: ガイド・ミー:

« 帰らざる夏の日 | トップページ | 敗者の文学 »