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2013年11月12日 (火)

社会的制度としての図書館

柳与志夫著『図書館制度・経営論』(学文社刊)のまえがきに、こうあった。

「図書館は、あまたある社会的制度のひとつである。
それが意味することは、山や動植物のように、
人間がいようといまいと存在し続ける自然と違って、
人々がそれを作り、維持しなければ、
図書館は存在しないということだ。つまり、『あって当然』ではなく、
常にその存在意義が問われ、どのような社会的役割を果たしているかを
説明する責任があるということである」

また、こうも書かれている。
「制度も経営も、図書館の目的を達成するための方法・手段に過ぎない。
そして、図書館の目的とは永遠不変のものではなく、
その時々の社会や個人によって違ってくるはずだ」

ただの利用者の立場を超えて、
図書館について私が考え始めたのは、議員になってからだ。
合志市における現在の3館体制が、財政健全化の掛け声のもと、
見直されるかもしれないという危機感がある。
荒木義行市長の選挙マニフェストに、
歴史資料館2館の統合が挙げられていたことが
その前段にあった。そして、それらに関連して、
公文書管理と保存についても考えるようになったから、
何となく、うやむやになってしまったマニフェストの一部ですが、
私に問題意識を植え付けてくれたので、大変感謝しています。

今朝の熊日朝刊に、熊本市の「2000人市民委員会」アンケートの
結果に関する記事があった。それによると、直近1年間で
熊本市内の図書館や公民館図書室を利用したと答えたのが、43%。
合志市の場合、過去1年間で利用したことがある人が、
今年度の市民意識(アンケート)調査によると、48.6%。
調査方法や時期の違いを考慮しないという前提になるが、
合志市の方が若干多いとはいえ、似たようなものである。
合志市の場合、平成19年から調査をやっているが、
毎年それほど変化はない。
それは開館時間や閉館日など、まったく変わっていないことと
関係があるのかもしれない。
記事によると、熊本市では「開館時間を延ばせば利用増が見込まれる」
と分析、「市全体の図書サービスの在り方を検討し、
来年秋ごろをめどに方向性をまとめるとしている」ようである。

先日の尚絅大学の公開講座で学んだのだが、
なぜ、利用者や貸出数の多さにこだわるのかと言えば。
自治体の公立図書館では、人数が多ければ多いほど、
分母が大きくなることで、一人当たりの費用が小さくなる。
つまりコストパフォーマンスが上がるということらしいのだ。

まだまだ私も五里霧中の状態であるが、
いまの時代における図書館の目的や
コストだけではないパフォーマンスについて、
何らかの答えを見つけ出したいものだ。










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