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2013年9月 8日 (日)

集団的自衛権のトリック

昨日、くまもとパレアで熊本県弁護士会主催の講演会へ。
講師は東京新聞論説兼編集委員の半田滋氏。

前半は自衛隊についての話。
主な内容は、こちらにも書かれている。→リンク

半田氏は20年以上、自衛隊について取材を続けている。
レジュメの最初に「自衛隊は何か」という項があった。
「米ソ冷戦の落とし子として誕生(50年6月朝鮮戦争、8月警察予備隊)」
と書かれている。

私の生家はかなり古い家だったが、
浴室の脱衣場の壁は杉板で、
そこに貼ってあった古新聞の記事は、警察予備隊結成のものであり、
その同じ記事を何度も繰り返し読んだ記憶がある。
中学か高校のとき、そこに映画のポスターを自分で貼るまで。

「安倍晋三首相のおかしな憲法認識」というのが面白い。
面白いではいけないけれど、可笑しい。

2月15日自民党憲法改正推進本部での発言。

・1977年ダッカ・ハイジャック事件で、服役囚釈放は憲法のせい

 これについては、強行できないことはなかったが、
 当時は多くの場合、身代金要求か釈放に応じていた。
 時の首相福田赳夫氏の政治判断である。
 「人命は地球より重い」

・こんな憲法でなければ、横田めぐみさんを守れたかもしれない

 90年代から、警察庁は北朝鮮に目星をつけていたし、
 韓国にも大勢の拉致被害者がいる。

勘違いを堂々と人前で披露して、それが説得力を持つというのは、
やはりプレゼンテーションにおけるセンスというものだろう。

半田氏は集団的自衛権で挙げられる類型が破綻しているという。

・米艦艇は防護できない

 イージス艦の配備は、日本国土を守るので精一杯。

・ミサイル迎撃も無理

 仮に米本土を狙ったのなら、マッハ10になる。

・米国だけ狙われて日本は無関係なはずはない

 そうなると、日本の個別的自衛権の問題。

・そもそも米国に戦争を仕掛ける国があるのか

私の雑駁な感想だが、
なんらかの理由で、アメリカをダシにして国防軍として強化したい。
アメリカのように戦争を仕掛けられるようになりたい。
軍備増強は経済政策である。
すべては抑止力という幻想で片付けられる。
宇宙からの侵略に備える。
軍隊の兵力は災害復旧や平和維持に使える。
とにかく、日本の国土を守らなければならない。

安倍晋三氏には、いわゆる文学的な想像力がないのだろう。
あっても、それを封印しなければならない理由があるのか。
私と同じ世代なので、
小松左京氏の『日本沈没』とその映画化作品を見るだけでも、
国の形、存在の意味、国を守るということがどういうことか、
容易にとは言わないが、
分かりそうなものだが、そういう経験がなかったのか。

至るところに、トリックが隠され、トラップが仕掛けられている。
そのトリックが国民のために必要だと
信じて疑わない人がいる。
たとえはまっても、死ぬまでそうと分らないトラップもある。
















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