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2013年6月の27件の記事

2013年6月30日 (日)

全国市議会旬報から

全国市議会旬報、6月15日発行第1871号は、
第89回全国市議会議長会定期総会の特集。

来賓祝辞から引用しよう。

まず内閣総理大臣 安倍晋三氏。

「大切なことは、『地域の元気なくして日本の元気なし』
ということです。成長戦略は、地域の発展につながるものでなければ
なりません。魅力あふれる地域をつくるためには、
地域ごとに創意工夫を凝らし、地方が自らの発想で
特色を持った地域づくりをしていくことが必要です」

誠にごもっとも。

「切れ目ない経済対策を行い、
地域の活力、地域の元気づくりを全力で応援するとともに、
引き続き、地域経済の活性化に資する成長戦略を
策定してまいります」

その言葉に嘘はないだろう。
もちろん自分の言葉で語っていると思われる。
また、祝辞とはそういうものである。

しかし、全国から集まった市議会議長たちは
首相のその言葉を聞いて、それを全面的に頼りにし、
黙ってついて行こうと思ったであろうか。
あなたたち、まずは自分で頑張りなさい。
そうすれば成長戦略の恩恵に与れますよと、
言われているも同然なのに。

心強い取り組みの例として、
佐賀県鳥栖市の重粒子線治療施設とか、
横浜市の待機児童ゼロ対策を首相は挙げた。

私はこの記事を読んで、
それでも、地道にやるしかないなと思ったことでした。
国を当てにしない方がいいのは今に始まったことではない。
もちろん自治体の実務としては
国とうまくやっていくことが求められるけれど。




2013年6月29日 (土)

「隔離の記憶」の先のその先へ

合志市総合センター ヴィーブルで、
ハンセン病問題啓発事業講演会と銘打って、
朝日新聞記者の高木智子さんの講演と、
シンポジウムが行われた。

シンポジウムのコーディネーターの松尾氏の登場を見て、
すべてが理解できたような気がした。
荒木市長の尽力は、一般質問などでも述べたように
ある程度評価するところであるが、
3年以上が過ぎて、やっとここまでである。
というか、来春の市長選挙を意識してと思わざるを得ない。

いや、別に悪くはないんですよ。
今回、高木智子さん、金正美さん、志村康さんと市長の4人で
いろいろな考えや意見を出し合うという構成は、
ただ講演一辺倒よりも
さまざまな角度から、ハンセン病について
市民が理解し考えるよすがとなった、
ということもできますから。
こういうのを結果オーライと呼ぶのか。

私は菊池恵楓園の将来構想については、
これまでの百倍厳しく合志市の対応を見ていきたい。
そういう闘志がわいてきた。
つまり、誰にとっても前向きで素晴らしい機会であり、
企画であったと言えるかもしれない。















2013年6月28日 (金)

ボランティアガイドで半日

6月27日 木曜日


午前中、菊池恵楓園のボランティアガイドで、
西合志南小学校の6年生、3クラス約100人を案内。
ガイドで一緒に回ったのが、入所者のUさんだったので、
私のしゃべることは雑駁なものに思えました。
というか、実際いつもそうなんですけれど。

どれだけ言葉や思いが伝わっているか、
フィードバックがあってもいいと思う。

稲葉さんの講話が終わった後、
ぼくたちにできることは何ですか、という質問があった。

「社会人になったとき、差別をしたらいけないということを
覚えていてほしい。国内でも外国でも。
外国に行ったら、体格や肌の色で
差別されるかもしれない。
優位に立つ人が(君を)差別するかもしれない。
(ひょっとすると)自分が差別する側に
まわるかもしれない」と稲葉さんは答えた。
みんなしっかりノートを取っていた。

人権とか差別とか、
とかくキーワードで通り一遍に語られることが多いが、
そこにとどまらず、世の中や世界の問題へと
意識を広げて行ってほしいと思う。
偉そうなことを言っても、おとなになればなったで、
かえって身の回りの仲間うちの論理で
世界がわかったような気になっている御仁ばかりだ。

特に地元の子どもたちだということで、
勉強したことをおうちの人や周りの人に
伝えていってほしいと最後に私は付け加えた。
それは先日の定例会一般質問でも
私が言いたかったことの一つである。

いつか、私を糾弾する側に立つように育ってほしいと
ひそかに願うものである。
そうでないと、世の中の真の成長というものが止まる。
そうは思いませんか。



2013年6月27日 (木)

Be Cool, Stay Cool

昨夜はLRT市民研究会の定期総会。
事業報告、会計報告など一連の議事が終わった後、
熊本都市圏の新しい公共交通体系についての
パネルをもとに、具体的な構想の提示
(なんで写真を撮って来なかったんだろう)。
近日中に、行政担当者などにも参加していただいて
意見発表と勉強会をやろうということに。

次いで、突然具体的に発表になったICカード乗車券ついて。
熊本市電と民間5社のカード方式が分れる方向で決まりつつあるが
市民としての使い勝手や、今後どういう事態が想定されるか、
LRT市民研究会として、関連情報を提供する機会を
こちらは来月にでも設けようということになった。

そこで今朝の熊日に新たな情報が。

「地域限定型ICカード乗車券、
運営は肥銀子会社、県内民間5社計画」

この記事に出どころになったのが、肥後銀行(熊本市)
であることに私は不快感を覚える。
熊本市交通局が「全国相互利用型」の決定を
覆すこと可能性が低いと見て、
民間5社も引かないぞというゆさぶりをかけているように
見受けられるからだ。

我田引水を特に非難すべきところはないが、
そこには利用者のことは考えず、
資金的に弱い立場の交通事業者をリードするのは
地域の顔である金融機関の責務だという意思が透ける。
つまり不退転と言えば聞こえはいいが、
地域金融機関としての将来性の脆弱さを
図らずも露呈している、とも言えるのではないか。
ここは強気で行くしかないという判断は
企業としては致し方ないところもわかる。

わかるんだけれど、
それは利用者を積み残しての見切り発車である。

肥後銀行のコメントを引用する。
「バスや電車の乗客は減少傾向で、
事業リスクは大きいが、地域貢献の一環で取り組みたい」

私は肥後銀行の広報担当者の常識を疑う。
銀行としてはごく普通のコメントだと思うが、
少なくとも、地域貢献を考える企業の言葉ではない。
公共交通の事業リスクを持ち出すことは、
自行のリスクをヘッジするために、
暗に自治体の持ち出しを期待すると言っているに等しい。

大体、熊本県の対応がよくなかったところもある。
最後に大西一史熊本県議のコメントを引こう。
「民間5社の決定プロセスは非常に不透明。
バス事業には行政が多額の補助を入れており、
パブリック(公益)企業として
経緯をきちんと県民に説明すべきだ」

私の中では既に感情がエクスプロージョンである。
だから、きょうの所はこの辺でやめておこう。
なので、写真は昨日撮ったなごみの風景。

Photo













2013年6月25日 (火)

給与の特例に関する条例

昨日、合志市議会第2回定例会が閉会した。
今回もっとも悩ましかったのが、追加議案の2件だ。
ほとんどの市町村で提出された議案であるが、
もともと東日本大震災の復興財源を捻出するために
国家公務員の給与削減をしたことに端を発する。
そのために国と地方の公務員給与の比較に用いられる
ラスパイレス指数で地方の方が上回ってしまったため。

合志市議会では、評決の結果、賛成多数で可決された。
以下、私の反対討論の原稿です。


議案第46号合志市長等の給与の特例に関する条例の制定について
反対の立場から討論を行います。
本年1月28日付け総務大臣通知による、
国家公務員の給与削減措置を踏まえ、
地方公務員給与についても国に準じ
必要な措置を講ずるよう要請がなされたことに対して
特例を設けるという提案理由が述べられましたが、
合志市長等の給与は、
それ自体が妥当な額かどうかを検討することをもって
決定すべきことであり、国からの給与削減要請に応え、
期間を区切り根拠のはっきりしない削減率で
削減をすべきものではないと考えます。
よって、議案第46号に反対いたします。
議員のみなさまのご賛同をよろしくお願いいたします。

議案第47号合志市一般職の職員の給与の特例に関する条例の制定について反対の立場から討論を行います。
この件に関しましては、
地方交付税の削減を伴う国の半強制的な要請であり、
合志市の財政への影響が少なくないこともわかります。 
しかし合志市の現状はといえば、人口もとどまることなく増え続け、
市職員の業務量も増大、市民の福祉向上のために、
職員の責任は重くなるばかりであります。
今回、平成26年3月31日という期限があることを考慮すれば、
この期間、給与削減によることなく、
これまで以上に、職員それぞれが職務遂行能力に磨きをかけることで、
燃え尽き症候群ならぬ、燃え続ける熱意と責任の自覚を
しっかりと持つようになることこそ、いま求められるのではないでしょうか。
以上の理由で、議案第47号に反対いたします。
議員のみなさまのご賛同をよろしくお願いいたします。

もちろん、これで思いのすべてを語りつくしているわけではない。
意向に従わないことで、いじめのような仕打ちを
国が仕掛けてくる恐れもあることもわかる。
来年の3月まで9か月間の市長等の給与削減額が約182万円。
一般職員の削減額が約3569万円。
給与を削減しなければ、どこか他を削らざるを得ない。
また給与を削減してもしなくても、
職員がそのパフォーマンスを向上させなければならないことは
当然至極のことである。

そして条例は可決された。


2013年6月23日 (日)

地域福祉座談会

6月20日 木曜日

泉ヶ丘市民センターで、
合志市地域福祉計画・地域福祉活動計画第2期を実践するために
「支え合う みんなの力で 幸せ未来!」というスローガンのもと、
地域福祉座談会が開かれました。
参加者は泉ヶ丘自治会に限定、
社協の職員まで含めて約50人ほどだっただろうか。
コーディネーターの先生による
高齢社会の現状と将来についての講話のあと、
さっそく、いま地域(自治会等)でやっていること、
困っていること、こうしたらよくなるのでは、
という色々な意見やアイデアを出し合うワークショップ。

久しぶりのワークショップはとっても盛り上がりました。
で、みんなでたくさん話して、こうしようああしようとまとめたことが
すっかりその夜のイベントとして終わってしまいそうな
そういう危うい予感も、いまさらながら、してきます。

地域福祉の理想と現実。

赤旗日曜版に
スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんの
インタビューが載っていました。
ジブリは正社員300人の町工場だそうです。
そして「ぼくたちは、理想を失わない現実主義者です」と。

2013年6月22日 (土)

わたし遺産

朝日新聞で、
三井住友信託銀行の「わたし遺産」募集の広告を見た。
リンク  

ちょうど穂村弘さんの文章が載っていて、
それがすごくよかった(公式サイト内で読むことができます)。

私もすでに人生の折り返し点をおり返して
ずいぶんになるので、
これまでに見たこと聞いたこと学んだこと考えたことなど、
この世から消えてしまうのがもったいない気がしている。
少しでもそれらを残そうと始めたのが、
この晴れ永遠であった。
読んでくれた誰かが役に立ったとか、
ひまつぶしになったとか、
できれば、小さくでも唸らせたいという邪心もあるが。

阿蘇山の噴火や災害の歴史を
合志市民大学で学んだとき、
文化財やアーカイブだと言ったところで、
過去最大級の噴火が阿蘇山で起きれば、
九州なんてみんな火砕流に飲まれてしまうことを知った。
後世に残すことの意味に対して、救いようのない空しさ。

だが、いつ来るかわからないその日まで、
数十億年後には地球だってなくなることだし、
少なくとも日本語が生きながらえるかぎり、
思いを残し伝えていこうではありませんか。

という大上段に構えた話ではないでしょう。ほんとは。
子どもや孫に伝えたいでも、大いに結構。
でもまず、自分にとってのわたし遺産をそれぞれに思い起こし、
自ら認定することで、
どこかの誰かに記憶や経験を「渡し」ていくことを
始めましょうということではないだろうか。

個人的には、どれを、という選択に時間がかかりそうです。


2013年6月21日 (金)

ゆとり教育お口直し

4月7日の熊日の日曜「争論」のテーマは
「ゆとり教育見直し」であった。
高崎経済大教授の八木秀次氏は、
ゆとり教育見直し論者。

―個性の尊重は必要ではないか。と問われて、
「やみくもな重視は問題だ。良い個性、悪い個性があり、
悪いものは矯正するなり早めに摘み取るのが
学校の教育、家庭のしつけの役割だ」

そういう考えには同調できない。
個性の良い悪いを判断する人が
八木氏みたいな人だったら、と考えると
ちょっと困るな。

氏は続けてこう言っている。
「少なくとも小学校ぐらいまでは、
有無を言せず基礎力を付けさせる時期だ。
高校生、大学生になるにつれて自由度を高めればいい」

教育の素人(現場を知らないんじゃないか)が
教育論を語ると、こういう理想主義で終わってしまう。
私も現場を知っているわけではないが、
そういう単純な物言いが恥ずかしいことぐらいはわかる。
つまり本人には、良いも悪いも、個性そのものがないからである。

かたや、ゆとり教育の戦犯とされる
京都造形芸術大教授の寺脇研氏。
ここで引用はしないが、
私は寺脇さんの考えを以前から支持している。



2013年6月20日 (木)

「気絶するほどではないが悩ましい」ことについて

昨日の私の一般質問に対する答弁の中に、
不適切な表現があったということで、
荒木市長は本日の定例会冒頭で訂正した。
この件については、熊日の朝刊に記事が出ている。
林田賢一郎合志市局長は、もちろん私にも話を聞いた。
私はその言葉について、少々過激な表現だが、
質問の中でも述べたように、
市長が恵楓園の将来構想について、
国と県がなかなか煮え切らないというか、
そのテーブルにもつかないことに対して、
責任の所在を追求する熱い気持ちが
そういう表現になってしまったのだろうと思うので、
真意を理解してほしい。
言葉だけをあげつらうことは誰のためにもならない旨、
伝えた。
西日本新聞の記者にも同様に答えた。

記者としては、いま入所者を巡る非常に微妙な時期に、
私などが聞き過ごしてしまった言葉にも
敏感になって当たり前なのだろう。
いや、そこまで議場でのやり取りを聞いてもらっていることに
改めて感謝したい。
そしてこれから合志市の取るべき道が本当に重要なことなので、
そこを様々な角度から厳しく見つめてほしい。

今日は議場に熊本県民テレビのカメラが入った。
何ごとかと思ったら、
夕方のローカルニュースで、この件を
荒木市長へのインタビューも含めて放送していた。
おそらく熊日の記事を読んで訪れたのだろうが、
それこそ薄っぺらな、いかにもテレビのニュースであった。
残念である。
国や県の責任を追及するような報道を
今後心がけてくれるかどうか、まことに心許ない。


2013年6月19日 (水)

未来に伝達すべきもの

今日の一般質問、最後の締めを決めないまま登壇しました。
ハンセン病市民学会の成果と
恵楓園の将来構想、そしてその他について質問しました。

市民学会の二日目、分科会Cにおいて
合志市役所福祉課の担当者がパネル発表をしています。
私は別の分科会の担当だったので生で聞くことはできませんでしたが、
資料のレジュメによると、
「菊池恵楓園将来構想を進めていくうえで、いつ、だれが、
どのように構想を実現していくかは明確にしていなかった」
と書かれていました。
また、合志市重点区域土地利用計画書においては
御代志地区の課題として
「菊池恵楓園の将来構想と連動した、
一体的で有効な土地利用の推進」が挙げられています。

つまり、福祉課サイドでは将来構想の具体性のなさに言及しているのに、
まちづくり戦略室的には将来構想を確たるものとして、
土地利用の基本計画を作りあげているように思える。
その矛盾点を突くことを当初考えていたのですが、
これが議会の実際、ライヴの妙で、
私の滑舌は筆舌に尽くしがたいひどさだったとはいえ、
議論にはドライヴがかかりました。

昨日はNHKニュースで、今日の朝刊各紙には
全国ハンセン病療養所入所者協議会菊池支部である
菊池恵楓園入所者自治会が職員削減計画に抗議する
通告書を提出したという記事が載りました。

現在園内では総工費18億円にも上る第4センターが建築中です。
その費用を入所者の方の処遇に用いるということも
考えられないことはなかったのではないか。
見方を変えれば、それらのセンターを将来
合志市の福祉の拠点にすることもできるのではないか。
そういう構想を国や県と共有していくことは、
まちづくりの観点からも必要なのではないかということです。

プレイヤーはステージでは舞い上がっているので、
もう少し冷静になったところで論点を整理しなくてはいけません。
市民の中にも、いろいろな立場や
考え方の違いはあるとは思いますが、
ハンセン病療養所が今ここ合志市にあることは現実であるし、
入所者も働く人もみな同じように市民なのです。

まあ、そういったことを訴えたわけであります。
そしてアーカイブズの必要性まで歩を進めたわけですが、
本日はここまで。


2013年6月18日 (火)

リデル、ライト両女史記念館

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6月16日 日曜日

リデル、ライト両女史記念館。
菊池恵楓園ボランティアガイドのメンバーと訪問。
貴重な資料がたくさんありました。
またたいへん親切な案内をしていただきました。



2013年6月17日 (月)

そら、あちーて

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きょう、自転車でちょこっと近所に出かけたとき、
「あ、夏だ」と思った。
例年のことだが、その暑さはもちろん
空、雲、空気感、風、光、それら
「あ、今年も夏が来た」とふと感じるのだ。
個人的な感興だけれど、
そう名づけたときに私の夏が始まる。

長男のことを「ななつの夏」という詩に書いて、
それから数えても、もう18年が過ぎる。
あと何個の夏をポケットに入れることができるのか。
それにだいたいね、
夏があまりうれしくもなくなってきたし。







2013年6月15日 (土)

ポピュリズム批判

6月15日の毎日新聞で、
政権とマスメディアの距離感みたいな特集記事があった。
その中で、作家・哲学者の適菜収さんが
こう書いていた。

「ポピュリズムとは、実は民主化の異称です。
今や、少なからぬ人々が、自分たちの意見を
社会に強制することが正義であると思い込んでいる。
国民は主権者なのだから、
自分らの意見を政治に反映させるのが当たり前。
政治家は民意に従え、というわけです。
だが、政治とは選ばれた人間が責任をもって判断することです」

ぎくっとするが、
選ばれた者が真に選ばれた者の名に値するのか。
それもあると私は思う。
適菜さんは、独裁を肯定する橋下徹大阪市長を
名指しして、その主張を非難する。

安倍首相の戦後レジームからの脱却には
条件付で賛成しているが、
「これ以上の民主化・ポピュリズムの横行を防ぐ」
という意味でならば、ということである。

「問題は政治手法です。
保守とは人間の理性の限界を認め、
『合理性』だけを根拠とする急進的改革に異議を唱える立場です。
安倍氏が保守を自認するならば、
既存の政治システムを否定し、社会の抜本改革を目指す橋下氏を
真っ先に批判しなければならない」

つまり、安倍首相は保守の本質がわかっていない。
というか、保守という考え方にもともとズレがあって、
どちらが正しいと言うべきものではないのだろうか。
「保守」という概念を不動のものと考えて
保守とは何か、ということを
常に問いつづけていない人たちこそ、
ガラパゴスであろう。

と書きながら、
いちいちガラパゴスを引き合いに出すが、それって
ガラパゴスの人たちや動物に失礼ではないか。
主題とは関係ないが。

それにしても、その人の意見を
その人の考えるままにきちんと理解できているのか、
それを確認する手立てもないし、
誤解が誤解のままに広く伝わってしまう、
伝言ゲーム的なところもある。
真意を確認するために対話や議論がある。
私の定例会一般質問も、来週19日水曜日に迫った。
さあ、政治家だ。


2013年6月13日 (木)

グリム童話と読み聞かせ

シュテフェン・マルトゥス フンボルト大学教授
(ドイツ文学)の発言が、6月12日の毎日新聞に載っていた。
「グリム童話」についてである。
昨年、ドイツでの初版刊行から200周年を迎えたとのこと。

「今も昔も変わらず大切なのは、
親が読み聞かせるということだ。
世の中は残酷な出来事に満ちあふれている。
だがどれほどひどい話でも、
いつの世も子供たちは家族の声に後押しされ、
不安を克服し、心強さを感じていく。
そして、目の前の物語に向き合うことができるのだ」

なんか、前にも読んだような話だと思ったら、
こういう記事を書いていた。→リンク  

レイチェル・ワイズが出演した
『オズ はじまりの戦い』のプロモーションで
来日したときのものか、
朝日新聞にインタビューが出ていた。

スマートフォンのアプリで、
簡単に新聞記事をスキャンすることができるので
個人的には大変重宝しているのだが、
やっぱりそれをブログにアップすることは
ちょっと道義的にどうかなという感じ。


2013年6月12日 (水)

ヒギン・ザ・ビギン

「個別の従業員に関することなので、
コメントを差し控えたい」と肥後銀行文化・広報室。

熊日夕刊に
「過労自殺 肥銀を提訴」という記事があった。
その前段には、3月20日に熊本労働基準監督署が
労働基準法違反の疑いで、銀行と役員ら3人を
書類送検したという記事があったのだが、
何を唐突にというのが、
おそらく熊本県民の一般的な受け止め方だったと思う。

サービス残業は法的にも道義的にも
良くないということは誰でもわかっているし、
銀行で慣習的に行われていたことも何となく察しがつく。
熊日が肥後銀行の事件を記事にするということ自体、
時代は変わったものだと私など思ったものだが、
今日の夕刊を見て納得が行った。
「過労自殺 肥銀を提訴」までの
出稿の一連の流れが出来上がっていたのではないのか、
と思う。

労働問題はセンシティブな情報であるが、
提訴されたことで、すべてが明るみに出ることを期待する。
自浄作用が効かなくなることは特別なことではない。
それをどれだけ深刻なことと受け止め、
組織として生まれ変わることができるかが大切なのだ。




行政事業レビュー

国の各府省で、行政事業レビューなるものをやっている。
民主党の事業仕分けがきっかけとなったのか、
合志市の行政評価システムのようなものが国政においても
一応回っているということだ。

一例)国土交通省のプレス発表→リンク  

これをきちんと実行するには、
それなりの予算が必要である。
国には金と時間と人材があるという、
当たり前のことに気づかされる。
だが、もちろんやらないより、やったほうがいい。
いつどこで、どんなことをどういうふうにやっているのか
白日のもとにさらすべきである。

とは思うが、それら公開された情報を
きちんとフォローしている、いわゆる暇な国民はいるのか。
報道機関はその役目として、
当然取材はするのだろうが、
それがすべてメディアに乗るかと言えば、
よほどキャッチーじゃないと無理だろう。
それでも、きちんと追いかけて真実への道を辿るのが
報道の仕事だろう。
がんばってください。

われわれ国民的には、
AKBの総選挙だけではなく、
一見地味なレビューも行われていることを
知っておかなくてはいけないと思う。


2013年6月11日 (火)

きょうのつぶやき

これも3月の熊日記事だが、
西郷正実熊本県警本部長の「きょうの発言」
3月28日の回の出だしはこうである。

「ここ数年、刑法犯認知件数は大幅に減少しましたが、
感覚的にとらえる体感治安はさほど改善されていません。
これは犯罪の被害者になるのがまれであること、
一方で犯罪発生のニュースは毎日のように流れている
ことなどさまざまな要因があるように思います」

警察としては犯罪予防が重要なのはもちろん、
凶悪事件を迅速に解決すること、
その他の犯罪にしても時間はかかっても
必ず解決することが求められていると続く。

本部長は警察官の被疑者逮捕には、
地道な活動とその技が生きてくるということを
3月の新旧交代の時期にあわせ、
伝えたかったのだと思う。

しかし私の主眼はそこではない。
晴れ永遠内の引用だが、
安心と安全について→リンク 
いつも、この村上陽一郎さんの言葉を思い出す。

安心安全と頭韻を踏んでしまっては
見えてこないものがあるのだけれど、
なかなか分かってもらえない。
標語は標語でしかない、でいいのだろうか。
だから言葉が軽くなるんです。


2013年6月10日 (月)

2040年人口推計

3月28日の熊日に、
「県人口30年で35万人減」という記事。

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が
3月27日に発表したとのこと。
県内で、2040年に、
2010年を100としたときの指数が、
100を超えるのは、合志市、大津町、菊陽町、
そして西原村だけである。
ちなみに都道府県では、すべてが100を割ることになる。

     2010年人口 2040年推計  指数

合志市  55,002    58,729    106.8

大津町  31,234    35,163    112.6

菊陽町  37,734    43,254    114.6

という推計が出ているのだが、
指数ではなく人数で行くと、

合志市 3,727人増、大津町 3,929人増、
菊陽町 5,520人増になる。

さて27年後、どうなっているでしょう。
その時代を見てみたいが、私自身84歳まで生きていても
それが理解できるかどうかわからない。
18年後、75歳のときなら、まだ大丈夫かもしれない。
というか、そういう問題ではない。
人口減少社会におけるインフラの整備、
社会保障制度は持続可能なのか。。

エネルギー問題や、環境問題もあるので、
いや食糧問題の方が深刻かもしれない。
だからたとえば、技術としては意味があっても
リニア新幹線は本当に必要な
のかなど。


2013年6月 9日 (日)

空想科学小説

3月26日の熊日に「日中韓FTA交渉開始」の記事。
そして、何と同じ日に「日欧EPA交渉開始合意」の記事も。
TPP(環太平洋連携協定だっけ?)ばかりが話題になるのは、
相手が主に米国であるからだけれど、
日本の交渉力が心配なんていう、
下世話で、本当のところがわかっていない
一般庶民的な発想かもしれない。
しかし、いずれも将来の国益を左右する大問題だ。
いや、国益じゃなくて、国民生活である。

私が子どものころは、
世界が一つになって、戦争のない平和な世の中になることが
人類の理想だという思想に染まっておった。
理想は理想として、
現実には宗教や政治的な問題で
その道ははるかに険しいこともよくわかる。

「世界が一つ」は、経済的にそれが達成されれば、
誰もが飢えや貧困から解放されると思いたいのだが、
どうも貧富の格差は激しくなり、
富や権力を得たものは、それを手放したくないがために
武力に頼らざるを得なくなる。
なんて、1960年代的な空想科学小説の世界が
実現しそうな感じがする。

先の協定の話に戻ると、
FTAは自由貿易協定となっている。
EPAは経済連携協定である。

そして先ごろの報道では、
中国がTPP参加を検討しているというものがあった。
米国が持ちかけたという話もあったと思うが、
それらをひとまとめにして、
誰か解説してくれないものだろうか。
もちろんそのいずれもが何らかの形でまとまったとして、
その影響はどうなるのか、
誰にもはっきりしたことはわからないのだろう。

目の前のことに一喜一憂しているだけで
成長し歳とっていけたら幸せなのだろうか。







2013年6月 8日 (土)

英霊顕彰碑

5月27日に御代志市民センターで
戦没者追悼式が開かれた。

Photo

英霊顕彰碑。

Photo_2

神風連からの戦没者の名前が。







2013年6月 7日 (金)

「無らい県運動」検証委員会

3月27日の熊日に、
熊本県が設置した「無らい県運動」検証委員会の
第6回会合が開催されたことが載っていて、
2012年度中の報告書完成の予定が、
13年度末に延期されたことが書かれている。

1年延びたことは、この記事を読んで知っていたのだが、
明日から始まる定例会の一般質問で取り上げるに当たり、
会議録等を読んでみた。
熊本県のホームページでは
健康づくり推進課に置かれている。→リンク 

熊日の記事では、
委員長・内田博文神戸学院大教授が
黒川温泉におけるホテル宿泊拒否事件に触れ
「現在の人権教育が差別に対して抑止力を持たないという
課題を突きつけている。そういった点も提言したい」
と述べたことが書かれている。

ハンセン病啓発の講演会など
合志市では人権教育につながる活動をやっている。
そのことを評価したうえで、その活動が先に引用した
「現在の人権教育が差別に対して抑止力を持たないという課題」
をきちんと認識できているかどうか。
そこまで踏み込みたいと考えている。





2013年6月 6日 (木)

九州運輸局に改善指導

3月27日の熊日に、
総務省九州管区行政評価局の改善指導についての記事。

熊本市交通局については、

①ホームの幅が基準より狭い

②スロープの傾斜が急

③転落防止柵がない

④点字ブロックが正しくとりつけられていない

などの問題が指摘されている。

行政評価なので、運行事業者を監督する
国土交通省九州運輸局に改善指導を促している。

そこで思い出されるのは、
熊本市内の公共交通機関の路線図改善の件である。
勧告が出されたのはいつのことか。
まるで、琥珀を掘り出してそれを磨くかのように
いつ終わるともしれない作業である。
対処していないとは言えないが、
いやあ、いろいろ大変でですねーという感じ。

改善指導の詳細については
総務省のホームページで→リンク 

報告書としては、素晴らしくきちんとまとめられているが、
行政評価局の役目はここで終わりですねん、と。
そういう印象を受けざるを得ない。

2013年6月 5日 (水)

雑家楼に成長戦略

今日の熊日夕刊。
トップは「ザック『選手に感謝』 日本W杯出場」である。
安倍首相が本日午後、
東京都内のホテルでの講演で公表した
成長戦略第3弾は、その左側に。
活字は大きいので、こっちが重要という意思表示と
言えないこともないか。

期待していないので、少しも驚かないが、
これぐらいのことを勿体つけて公表せざるを得ない、
そういう安倍首相の立場には同情する。

新味のない成長戦略の脆弱さ、
夢さえ抱けない、その裏に透けるご都合主義については、
論客が喝破してくれることだと思う。
ひとこと言わせてもらえば、この程度のことを
「規制改革」と名づけなければならないことの悲しさである。
もう政府は当てにしないで下さいと言ってるようなものだ。
1カ月遅れの週刊現代の新聞広告を見ているようだ。

国家とは何だろう。

安倍首相の成長戦略を聞かされて、
国家に幻想を抱く人たちは幻滅を感じないのか。



2013年6月 4日 (火)

ハンセン病問題について

今週の金曜日(7日)から、
合志市議会定例会が始まります。

既に一般質問事項は事前通告しています。

その1.ハンセン病問題について

ハンセン病というと、そのあとに問題と付けなくてはいけない。
問題と捉えることからはじめるしかないところがあります。
しかし、それは菊池恵楓園の入所者や回復した人たちにとって、
あまり気配りの行き届いた言葉ではないような気がするのも事実です。

5月にハンセン病市民学会が熊本で開かれました。
熊本市はコンベンションシティとして、
自らを売り込むことに遠慮というものがなかった。
もちろん初日のメイン会場も宿泊施設も熊本市内にあって、
約800名の参加者が見込まれていたので、
それぐらい当然のことかもしれない。

それが今回の質問のきっかけになりました。




2013年6月 3日 (月)

熊本詩人会

6月2日 日曜日

熊本県民文芸賞に入賞したこともあって、
熊本県詩人会の総会に誘われた。
総会に行くということは、つまり入会するということである。
いよいよ、元詩人から、現役詩人と
世間的に認めてもらえるかと感慨深いものがあった。

とはいうものの、
谷川俊太郎さんが昔インタビューで答えていたように、
詩を書いているから詩人。ということだと私も思う。
だから滅多に書かない私は詩人と名乗りにくい。
いや、だからこそ詩人会に入ることで得るのは、
創作に向かう気力に違いない。
会が私に箔をつけてくれるわけではなく、
私が詩に対して残りの人生、
どれだけ真摯に向き合うか、ということに尽きるのだ、
ということに気づいたことがよかった。
ちなみに、詩を書くことが好きで、
向上心のある人は誰でも入会できるようです。

熊本県立大学副学長の半藤英明さんの講演もあった。
演題は「漱石『文学論』と萩原朔太郎」。
二人に接点はないが、
文学に接する態度と考え方に共通点が見られるというもの。

詩を書くということ、創作するということは
言葉の力で発信することで
読者に想像力を意識させ、
読者を育てることが詩人の役割なのだという話だった。

そう言われればそうだと思う。
私自身、あまり他人の詩を読まないので、
詩について語る資格はないのだが、
文学というもの、
そこに、そのままにあって文学として存在するものではない。
たとえは悪いが、誰かがその作品について
あーだこーだ語るからこそ価値が付加される。
そういうものなのだ。

自分のためだけの詩であっても別に構わないが、
それが誰かの魂を揺り動かすこともある。
揺り動かされた人が何かを語りたくなる。
そのときに文学と認知されるということなのだろう。

別に人に理解されなくてもいいもんと
思いながらも、実は私は承認欲求が強いのだと思う。
だったら、詩人として精進しなくてはね、
と思ったことでした。




2013年6月 2日 (日)

極東リーグ'jj''jj'

昨日の熊日夕刊の現論は、
スポーツ評論家 玉木正之さんの番だった。
米国のメジャーリーグは年間75億㌦(約7500億円)もの
年収を誇るビッグビジネスであるのに対し、
日本のプロ野球は全体で1200億円程度。

その原因は、日本のセ・リーグにおいて
「新聞社やテレビ局が球団を所有したり、
球団や球場の大株主になっているからだ」
と玉木さんは指摘する。
私個人的にはプロ野球の存亡は眼中にないが、
「日本のチーム(6球団?)がメジャーの『極東リーグ』として
ペナントレースを戦い、・・・『極東リーグ』の優勝チームは
ワールドシリーズにつながるプレーオフに進出・・・」
という可能性を読むと、唸らずにはおれない。

それは日本の野球ファンにとって、
ひょっとしたら喜ぶべきことなのかもしれない。
少子高齢化人口減少の日本で、
野球が将来もビジネスとして単独で生き残れる保証はない。

だから、だ。
「フロンティアを西へ西へと広げ続ける
米国のビッグ・スポーツ・ビジネスが、
さらに韓国、中国への発展を視野に入れて
動いていることだけは確かなようだ」
と書かれているのを見ると、
れれれ、これってTPPをはじめとする
貿易自由化、非関税障壁の撤廃と同根ではないか。
そういう印象を受けた。

かなり省略したので、
ぜひ本文をご一読願いたいが、
導入部が、去る5月5日に東京ドームで行われた
長嶋茂雄、松井秀喜両氏への
国民栄誉賞の表彰式での安倍首相のあいさつへの
言及なので、これがまた実に意味深長である。




2013年6月 1日 (土)

石器も進化する

5月31日の熊日朝刊に
九州産交バス、参考バス、熊本電気鉄道、
熊本バス、熊本都市バスの民間交通事業者5社が
2015年3月の運用開始で合意したとの記事。

待ちくたびれた日暮れ道であるが、
ICカード実現の目処が立ってよかった。
全国他社で利用できる「相互利用型」ではなく、
地域カードを選んだことのメリット、デメリットは
いまのところ全く読めない。

よくわからないのは、
「県外の観光客やビジネス客の利便性を考慮し、
JR東日本の「Suica(スイカ)」をはじめとする
代表的な全国10種類のカードも使えるようにする」
というところだ。
それができるなら、とっとと導入できたのではないか。

熊本市電のICカード導入についての記事も別にあった。
こちらは全国相互利用型。
14年度運用開始ということは、
早ければ来年の4月か5月には使えるということか。
基幹システムはJR九州の「SUGOCA(スゴカ)」か
西日本鉄道の「nimoca(ニモカ)」を想定していると。

熊本の民間5社もJR九州の「SUGOCA(スゴカ)」との連携を
想定しているので、つまり「nimoca(ニモカ)」よりも
「SUGOCA(スゴカ)」の方になりそうだということか。
初期費用が10億円前後ということは、
1社あたり、約2億円ということ。
熊本市電の導入費用とあまり変わらないようだ。

でも、なんかモヤモヤしたものが残る。
熊本市電については熊本市議会がきちんとチェックくれるはずだ。
が、民間5社に対して、私たちはどう対処すべきだろう。
ICカードの発行や決済などを担う会社が
地元に置かれるというが、そのノウハウはあるのか。
電通が絡んで来たりするのだろうか。
石器時代の矢じり程度のカードに過ぎなくなる恐れもある。

それでもないより、まし。
To熊カードの寿命は尽きている。
それに公共交通機関の利用促進は、
これからのまちづくりの要であることは変わりない。
ちょっと冷静に、
私自身の考えを整理してみなくちゃいけない。


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