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2013年5月13日 (月)

ハンセン病アーカイブズ

さて、ハンセン病市民学会で
断片的ながらも学んだことを思い出しつつ、
書き留めようと思ったのだが、
よく考えれば、いや考えなくても
ハンセン病市民学会の活動のことを
私はなんにも知らないのだった。
これまでの研究成果も。
だからこそ、どれも新鮮に響いたのかもしれない。

私が最も長くいた分科会Dでは、
「ハンセン病問題研究のあらたな地平へ
~病者の「生」をとらえるために~」だった。
埼玉県立文書館学芸員 高野弘之さんの発表は、
ハンセン病に関する史料をいかに残すかという話だったが、
歴史資料全般に通じることでもあり、
あやうく、聞き逃すところであった。

ハンセン病アーカイブの場合特に
医療情報またそれが個人情報である。
メモには多くの人の知見を利用って書いているんだけど、
どういうことだったか。

 担う人がいないということも問題である。
 現地保存が基本のアーカイブズだが、
 まず血縁者がいないということがある。
 地域の住民が、地域や自分の問題と認識することが
 求められる
という、そこに心打たれましたね。

 私たちは患者になるかもしれない。
 ハンセン病にかかることはないかもしれないが。
 公務員になるかもしれない。
 仕事で対応を迫られる立場になるかもしれない。
 無知・無関心を決め込むこともできる。
 いずれも今後誰にでもあり得ること。 


まず記録資料をどう活用するか、
残すための基準、統一的な基準が必要だという。
研究は研究者の専門ではない。
市民がアーカイブズの存在を理解し
支援するサポーターになることが求められる。

理解。アーカイブズがなぜ必要なのかに対する理解。
何にせよ、分かってもらうということはむずかしいことだ。

ハンセン病を研究するより前に、
実際に高齢化が進む入所者のことを考えるべきではないか。
そう言われるかもしれないが、
オーラルヒストリーはもちろんのこと、
史料も散逸したら二度と戻らない可能性もある。
どちらが先という問題ではない。





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