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2013年5月31日 (金)

Money

昨夜、平成義塾熊本主催で、
映画『モンサントの不思議な食べもの』の上映会が行われた。
作品についてはこちらを参照→リンク  

平成義塾熊本はもう20年ぐらい続いている
ネットワークグループだ。
私は最も初期からのメンバーであるが
申し訳ないことに、最近は何のお手伝いも出来ていない。
それで会場のパレアに着いたら、
なんと旧知の人を含めて、スタッフが数人。
わー、観客がこれプラス10数人だったらどうしよう、と
心配になっていたら、
前売りは売れすぎなぐらいだったそうで、
パレア9階だけでは収容できないということで、
10階の和室も借りてあった。

それで、三々五々集まった人たちは、
もう雰囲気だけでも、食に対する関心が高そうな人ばかりだ。
熊本初上映?いや待てよ、前にDenkikanあたりで・・・
と検索したら、確かに昨年やってました。

今回は水俣市久木野愛林館長の沢畑亨さんの
講演というか解説付きという豪華なメニュー。
沢畑さんの話を聞くのは今年3回目。
縁のある人だったのだなと実感した。

内容については、いろんな見方ができると思う。
ほとんどすべてが取材の通りだと思う。
フランス、カナダ、ドイツ共同制作の映画であることから、
遺伝子組み換えの恐ろしさ以上に、
モンサントという私企業が、知的財産を武器に
アメリカ国家とともに世界の食糧を支配しようとしている、
そのことに対する危機感の強さが感じられた。

TPPに関しては、このブログにも書いているが、
アメリカの知財戦略(特に中国に対する)が最大の目的である、
という説にはうなずける部分が多い。

ほとんどがフランス語なので、
沢畑さんも言っていたように字幕をしっかり読まないと、
よくわからないところが出てくる。
私が気になったのは、
モンサントのモンスター性というよりも、
モンサント株を所有する投資家について語られたところ。
どういう文脈で語られたのかの記憶が
すっぽり抜け落ちているぐらい些細なことだ。

アメリカの年金組合が大口投資家らしい。
わが国の国民年金は、過去に基金のずさんな運用が、
グリーンピアを始めとする事業で明らかになったが、
アメリカの退職者年金の運用団体は
各業種ごとにいくつもあったりして、
それぞれに圧力団体としてもかなりなものらしい。
(ここの部分は過去の伝聞によるもので、この記事を書くに当たり、
特に裏付けを調べていません。よしなに)

その年金組合が株を持っている・・・
通常、健全な投資家というのは、なるべくローリスクで
安定的な、ま、少しぐらいはボーナスのつくリターンを
期待するのではないかと私は想像する。

つまり、モンサントが株主の最大利益を追求するのは
上場企業として当たり前のことであるし、
CEOを筆頭に役員たちは、そのことを通じて
自分たちの報酬が高値安定することを願うだろう。
会社がモンスターというよりも、
それを自分に許してしまうのは他ならぬ人類皆兄弟姉妹なのだ。

退職して静かな老後を願うアメリカ人のために
年金組合は、モンサントの好調な業績を願っているかもしれない。
そして、世界中の誰もが個人を含め、
モンサントの株を買えるわけだから、
儲かればいいと誰もが思っていると思われる。

そういうふうにしてお金は回っている。
言葉も通じないし、顔も見えない他所の地球人のことまで、
想像力の翼を広げるのは限られた人だろう。
ただ、悲観的になってかえって人のつながりを
狭めてしまうことのないように
私たちは心して努めたいものである。


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