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2012年9月 8日 (土)

紀信力

まだ行ってない熊本市現代美術館の「篠山紀信 写真力」、
7月13日の熊日にインタビューが載っていた。

魅力的な表情を引き出すのは「被写体への敬意」だという。
「相手と対等な立場で、胸襟を開いて話すうち、
その人の一番いいところが見えてくる。
人の嫌がることや悪意に満ちた表情は撮らない」


30年以上前だと思う。
テレビのドキュメンタリーで篠山氏の撮影風景が流れた。
モデルに対して、とにかく怒鳴る人だという印象だった。
今年71歳だから、当時まだ30代か・・・
怒鳴ることで引き出す美ってもんがあったのだろう。

同じころ、JunRopeのCMに出ていたリチャード・アヴェドンが
撮影後モデルに駆け寄るなり求愛のポーズで以て
称賛していたのと、あまりに違っていたこともあったが、
いま思うと、撮影中と撮影終了後の違いも、
またCMの演出もあっただろうからな。

というところでまた想いは飛躍するが、
あのころのテレビCMを見て育った私たちは
本当にラッキーだったと言える。
モノクロだとか画面が小さいとかの問題ではない。
あのころは何をやっても新しかったということである。
「梅ちゃん先生」を見ていて、
あのころは良かった、ものづくりの力が云々。
あのころはあちこちにフロンティアがあったから、と
まぁそういうことだ。

東日本大震災の被災地を回るうちに、
篠山紀信はこういう思いに捉えられたらしい。

平穏な生活が一瞬で奪われる不条理に、
生と死の問題をあらためて考えた。
自然が自らを壊して新しい自然を創造しているようにも感じて、
畏敬の念を覚えた。今後の表現に変化を与えると思う。

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コメント

行きましたけど。作品はそれほど”重く”は有りませんでした。デカイけど、たぶんインクジェットのプリンター仕様。

その重くないところが、評価する人しない人、好きな人嫌いな人の分かれ道なんでしょうね。

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