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読みたい本だな

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2012年9月の30件の記事

2012年9月30日 (日)

NHKさまさま

先週の金曜日、
NHKのあさイチのゲストに堤幸彦が出ていた。
名前も作品も知ってはいたものの、
こういうオジサンだったのか、という感じ。
話を聞いていると、どうも同級生(同い年の意)ぽい。

ウィキペディアで見ると、
早生まれ遅生まれの違いはあるものの、
まさに同年代ではないか!といきなり親近感。

そういうときいつも感じるのは苦々しい後悔である。
ああいうふうに生きることも出来たのにねえ、
ということである。
努力しない人なので(自分のこと)そういう人生は
まるで送れなかったことは間違いないのだけれど。

ブログもやっている→リンク  
ので覗いてみると、なんと空趣味!
似たような趣味の御仁であった。

あさイチのインタビューの中で、
どういう文脈だったか忘れたが、
いきなり「ロックの魂」という言葉が出てきた。
ああ、一緒じゃないか。
人は見かけじゃわからないもんだ。
って、私の場合もそうなるのかもしれん。

それといまの関心事が、
「死と向き合うこと、
自分にとっての死とは何なのか、
考えていきたい」というところ。
年齢ですかね、って言ってたけれど、
やっぱりそうだよね。

そしてまた昨夜は同じくNHKで
「矢沢永吉闘う63歳SP」を見た。
有働由美子さんがインタビュアーとして適役だったかどうか
賛否が分かれるところだと思うが、
相手が矢沢だ。
特別に構えなくても自分からしゃべってくれる。
というか、編集もあるだろうけれど、
同じようなことを言ってるようで、
毎回少しずつ違う切り口で語ってるような気がする。
矢沢永吉って、トークの達人だな。

自分のことをさらっと「臆病なんだネ」
と言えるなんて、いやぁなかなか言えませんよ。

そんなことはあり得ないと思っていたけれど、
老成するロックもあるんだなあと。
成熟を否定するのがロック魂だというのは
料簡が狭い。
そういうことを身を以て知るこの40数余年であった。
ということにしておこう。


2012年9月29日 (土)

起きうることに備える

8月11日の熊日「インタビュー百人百話」は、
独フンボルト大名誉教授
ミヒャエル・クレップファーさん。

〈法哲学者ヘーゲルが教えたドイツの名門
フンボルト大の法律の先生。
厳密な法解釈にかけては人後に落ちないと
自負するこの法学者の眼に、
震災での日本政府の『責任』はどう映るのか〉

防災とは「起きうることに備える」ということです。
自動車を考えてみてください。
将来起きる事故の日時や現場なんて分からないのに、
衝突時の被害を考えて設計されています。
運転者はシートベルトまで装着しているではありませんか。 


人間が想像できることはいつ起きても不思議はない。
というよりも、いつか必ず起きる。
だから「想定外」などあり得ない。
と考えるほうが自然ではなかろうか。

ではなぜ、人間が想像することは必ず起きるのか。
人間の想像力はいつか起きうることを予測できる、
ということかもしれない。











2012年9月28日 (金)

テレカ系カードは希少価値

Rps20120928_200300

これは、熊本市役所の1階ロビーにある
電車・バス共通カードの自販機です。
明日明後日はお休みですが、
ちょうどLRT都市サミット熊本2012協賛
パネル展会場の都市交通模型の奥にあります。

左から2番目が今回のイベントの記念カードです。
残念なことに、この機会にこれを使って、
LRT及び都市圏公共交通をPRしようなんて、
熊本市交通局も交通政策総室(だっけ?)も
ちっとも考えていないようです。

あ、失礼。
市政だよりではトップページと2面に
このサミット他について分かりやすく掲載されていました。
しかし、それは市政だよりを請け負っている印刷会社が
情報提供に優れた感覚を持っていたということ。
※こういうのは、PDFがよい→リンク 


Dsc_0466
パネル展のハートはこれです。


Dsc_0474

この車両は実は富山ライトレールのもの。
そうそう昨日は、模型の日教社の社長さんも来場、
熱心に写真を撮っておられた。

日教社さんのブログおてもやん
LRT都市サミット関連のページです。→リンク 


自治基本条例推進委員会

9月26日水曜日
自治基本条例推進委員会を傍聴。

議員になる前、
自治基本条例の策定委員をやっていたので、
その行方というか、それ以降はやはり気になる。
自治基本条例ではその推進状況をチェックするために
委員会で検証をすることを求めている。

推進アクションプランの進行管理という形で、
各条例ごとにその現状と課題、今後の取り組みなどが
まとめられている。
行政評価システムでの書類を作りながら、
また自治基本条例のためにも報告書を作る。
それを無駄な作業と見るかどうか。

総合計画に関する進行管理と同じようでありながら、
実は事業を見る角度が少し違う。
それは自治基本条例という尺度でとらえ直すからだ。

焦点の定まらない事業仕分けとはいえ、
またそれも合志市がより効果的に事業遂行をするために、
市民の役割をよく果たしている。

もう少し時間がかかるかもしれないが、
行政システムとしての先進性の社会実験を
いま合志市はやっているようなものだ。
長い目で見守り育てて行くべきだと思う。

議会はもちろんのこと、
行政にも魂を込めなければいけません。
市民の意識に自治基本条例があるかどうか
統計数字的にも意味がないことはないが、
自治基本条例の持つ理念の浸透は、
そうと意識されないまでも市民自らが、
自分たちの仕事や生活と行政のかかわりについて、
ちゃんと考えるということである。

高齢社会はマイナス面ばかりではない。
市民社会の成熟を示すことも私たちにはできるのだ。










2012年9月26日 (水)

パーソントリップ調査

今日、ちらっと見かけた熊本市の市政だより。
表紙はLRT都市サミット熊本2012だったような。

ところで私の今日の話題は、
熊本都市圏パーソントリップ調査のこと。
予算配分はどうなっているか分からないが、
かなり大がかりな事業のようだ。
もうちょっとどうにかならなかったのか、
センスの無いことおびただしいが、
専用サイトがお目見え→リンク  

いちいちPDFを開かせるという、
あまり親切とは言えない構成なのだが、
まあ、それは勘弁してやろう。
どうせ誰もそういうところに関心はないだろうから。

10月~11月にかけて12万世帯に調査票が送られる。
抽選で該当したご家庭のみなさん、
大変お手数だと思うが、協力お願いします。
と、くまモンも言ってるかもしれない。

調査分析をどう政策に生かしていくかが問われるのだが、
どういう設問がなされるかで、
その結果の活用法は、市民からも提案できるかもしれない。








2012年9月25日 (火)

何のためのサポーター制度か

Dsc_0414

一昨日に続き2回目の登場。
LRT都市サミット熊本2012のチラシです。

緑の芝生の中を走る超低床電車・・・と熊本城。
デザインセンスの無さはこの際目をつぶるとして、
9月24日の熊日にタイムリーな記事が出ていた。

「熊本市電の軌道敷内緑化 サポーター制度不振」
「開始3年半 寄付金目標の1割弱」
「緑のじゅうたん 根付かず」
LRT都市サミットに合わせての記事かどうか、
山本晃記者に訊ねてみたいところだ。

こう言っちゃなんだが、
熊本城の一口城主と似たような手法を採った時点で、
私はこの事業はかなりきついなと当初から考えていた。
私はご存知のように、自分の考えと合わないものには、
かなり辛辣なので(ふつう誰でもそうか)、
軌道敷内緑化自体がとん挫することを恐れた。

というか、それほどまでして軌道敷内緑化を進めるよりも先に
公共交通政策自体を前に進めるべきではなかろうか、
と考えたのである。偉そうに書くことでもないが。

ただここまで来ると、
芝生による軌道敷内緑化が目的なのか、
サポーター制度の維持が主要課題なのか、
熊日の記者も訳がわからなくなっている(苦笑)

地球温暖化防止とか、ヒートアイランドの緩和、
それを前面に打ち出していかないと、
例えばメインの通町筋の中央分離帯に当るところに
真っ赤なポールを一列に並べてしまって、
景観を台無しにしてしまうようなことになる。

あれは、軌道敷内通行禁止にも関わらず、
芝生を横断して踏んたくって(熊本弁で踏み荒らすの意)
しまって一部枯れてしまったためだったと思うが。

もちろん、緑と赤のコントラストが
いかにも熊本市現代美術館前の目抜き通りに相応しく、
アバンギャルドでクール!!
という人もいるかもしれないが・・・なんてね。



2012年9月24日 (月)

セミコンテクノパークエコ通勤実証実験

合志市のホームページから。

第22回合志市地域公共交通協議会を開催します。


下記により協議会を実施しますので、お知らせします。
なお、協議会は一般に公開し協議を行いますので、
たくさんのみなさんに傍聴していただきますよう
お待ちしています。

日時:平成24年9月27日(木曜日) 
   午前10時~午後12時(予定)
場所:合志市役所合志庁舎 2階大会議室

議題(予定):

(1)報告事項

①平成24年度コミュニティバス運行事業等中間実績について

(2)協議事項

①作業部会検討内容報告及び検討内容の審議について

②セミコンテクノパークエコ通勤実証実験の実施について

この情報に関するお問い合わせは、
企画課 政策企画班

電話:096-248-1813
ファックス:096-248-1196
mail:
kikaku@city.koshi.lg.jp 

  ―― ・ ―― ・ ―― ・ ―― 

セミコンテクノパークエコ通勤実証実験協議会負担金は、
9月定例会に補正予算で上がっていました。

総務常任委員長報告によると、
熊本県、菊陽町、合志市、それとセミコンテクノパークの
企業協議会の協力による事業で、
光の森駅からテクノパーク内までを
シャトルバス(マイクロバス)2台で朝夕8便運行するというもの。

来年1月上旬から3月までの平日のみ40日間、
料金100円を予定しているとのこと。
その社会実験への参加ということになりそうです。

セミコンテクノパークまでの朝夕の渋滞は、
以前から大きな課題でした。
思えば、私は合志町、西合志町、菊陽町、大津町の
4町合併が持ち上がったとき、
菊池南部LRT構想という文章を熊日読者のひろばに投稿。
リンク  

10年前の話とはいえ、当時はホンダ技研熊本工場が
大幅なリストラをしなければならないなんて、
思いも寄りませんでした。
私の想像力の限界だったいうことと、
まだ私が公共交通機関の普及発展の理想に燃えていた、
ということかもしれません。





2012年9月23日 (日)

応援!LRT都市サミット

Dsc_0392

わが家の前の道路が水道管の敷設替え工事に合わせ、
舗装もきれいになった。
泉ヶ丘団地でも最も古い管路の一つだったので、
真夜中に吹き破れ、あたりが水浸しという漏水事故もあって、
一部は改修済みであり、
舗装も片側50センチほど新しくなっていたので、
今回はその部分は残しての新装となった。
無駄に全面舗装はやりません、という意思表示かな。

ところで昨夜の雨ふりで、
熊本市内よりバスで帰ってきたところ、
新しい舗装の上にアメーバみたいな水滴が
びっしりと張り付いていました。
ほんとは延々と続く暗黒SFムービーみたいな画像を
撮りたかったのだが。


さて、明日9月24日(月)より10月4日(木)まで、
熊本市役所(中央区役所)1階ロビーにて、
LRT都市サミット熊本2012開催パネル展が開かれます。

本番の「LRT都市サミット熊本2012
~超高齢社会を見据えた公共交通のあり方と
LRTの位置づけ~」は、10月5日(金)と6日(土)です。

Dsc_0414

Dsc_0415









2012年9月20日 (木)

アギー

Aggie

友人から、このハイビスカスの写真が送られてきていたのだが、
彼からのメールは
いつも使ってるニフティのWebメールでは添付が開かず、
そこから飛ばすGmailではいつも迷惑メールフォルダに
自動的に分類されているので、気づかずにいることがある。

今回開いてみたら、ぅわっ、ほんとにアギーだっ!と
思ったので、本人の了解なくアップします。

紹介する順序が逆になったが、
この花が、アギーと名づけられているハイビーです。

他にもベティ(初雪葛)、
ビッキー(ヘデラアイビー)、ファラ(これも初雪葛)がいるそうです。
ファラ・フォセットはお亡くなりになりましたね。

アギーといえば、アグネス・ラム。
新しい写真集が平凡パンチ特別編集で出ましたが、
アマゾンではえらく評判がよろしくない。
昨日の「探検バクモン」での少年マガジンと
少年サンデーの比較研究ではないが、
平凡パンチと週刊プレイボーイのカラーの違いが
当時のグラビアにはあって、
それぞれ好みに合う合わないがあった。

個人的には、GOROで篠山紀信が撮ったのが、
いちばんタイプだった。
昨日久しぶりに高中正義の「スウィート・アグネス」を聞いた。

「マンボ№5」も入っているアルバム『TAKANAKA』は、
あのサンバースト・フェンダー、最後のレコーディングだ。

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この真っ赤なスーツでのステージは、
2回ぐらい見たような記憶がある。

もう一人のアギーは、
金城一紀の『レヴォリューション№3』に出てくるんだけれど、
あまりの美貌のためにまだ映像化されていない。


子どもが道草できるまちづくり

前回書いた言葉の貧しさについては、
あまり人のことを言えない。
何しろ、相手に伝わって初めて言語はその務めを果たす。
しかし分かりやすい言葉はまた、受け取る人の
もともと持っている考えに引き寄せて解釈されることもある。
言葉無くしてコミュニケーションできない人類は、
まだまだ進化の途上にあるのだろうか。

目は口ほどにものを言い、といいますが、
感情は伝えられても、抽象的概念はやはり無理。
頭の中で言葉を使って、私たちは考えをまとめるのだから。
右か左かというときには理屈ではなく、
情に流されることもあるのだろうけれど、
それも民主主義なのである。
正解は一つではないし、ものごとは思うように進まない。
それぞれの思いがまったく重なることは稀だからだ。

さて、今議会の一般質問で選んだ参考図書は、
すべて合志市西合志図書館の蔵書である。
質問内容が支離滅裂になりかかったのは、
新しい視点を得てしまったからだ。
答弁者や傍聴者に言外の意を汲みとれと
言うわけにはいかないし・・・

『生活支援の地域公共交通』

『それでも、自転車に乗りますか?』



『道路整備事業の大罪』

『子どもが道草できるまちづくり』


びんぼう

自称元詩人、多少今政治家であるので、
やはり政治家と称する人の言葉、言語が気になる。
一般の人というと、芸能人が自分たちを卑下してか、
あるいは別扱いしてか、それ以外の普通の人々を
指す場合が多いが、
いわゆる普通の人たちは、おそらく政治家の言葉を聞いて、
あー、また口先だけでものを言ってるとか、
決まりきった言い回しばかりで何を言ってるのかわからんとか、
おそらくそういう印象を持っておられると思う。

何かあると責任を取らされる立場にある人は、
大ざっぱに言って、言質を取られないように慎重に、
というか、その場しのぎの常套句を使いがちだ。
特に選挙を気にする政治家は票に対して敏感なので、
なるべく後で言い訳の利くような言い回しにならざるを得ない。

しかしだな、やっぱり言葉ってやつは
自分で磨かなければいけない。
磨き続けなければならない。
なのに、その努力をせずに同じ言葉しか使えない、
そのことがぶれない信条だと勘違いしている人もいる。
勉強するということは、学習するだけでなく
自分にきちんと対峙して初めて始まるものであると私は思う。
貧しい言葉群を耳にするにつけ、
この人はその程度の人生を歩んできたのかと、
ちょっとさびしい思いをする。

そういう人でも、たまには少しだけいいことを言うこともあるので、
もちろんそういうときは、たまにはいいこと言うね、と
認めてやることもあるのだが、
根本は変わらないのだと思う。



執念

NHK総合で爆笑問題の「探検バクモン」を見た。

衝撃マンガだらけの図書館名作ゾクゾク14万冊!
少年の夢・少女の欲望アッコちゃんのヒミツ  


すごいサブタイトルというか、
コピーというか。
昔のマンガ少年であった私は懐かしさと共に
執念の残り香を感じた。
あのころあれだけ夢中になったのにな、
とその時間の経過というか、はるかな隔たりを思う。

そして自分に執念というものが薄いことに気づく。
こだわりがあるようで、いつのまにかどうでもよくなっている。
動物なのだろうか。
執着と執念は少しだけ違うのかもしれない。
こういう人間は大成することがないことだけは言えるな(笑)

「すべてを受け入れる」
故米沢嘉博さんのこの考え方はどこから生まれたのか。
底辺が広いほど頂点が光り輝く。
なんかそういう解説がなされていたな。
マンガというのはそういうふうに研究されるのか。

国際的な衣装デザイナー、ワダエミさんが
これまでの自分の仕事から10本を選ぶという連載が
熊日にあったのだけれど、
その最終回(7月30日)での言葉。

「先のことは考えていない。
今のことしか考えていないんです。
今、いい仕事をすれば、それが次の仕事につながっていく。
世界で5人にみてもらえばいい。
若く無名だったころも今も、
そう思ってやっています。
いい仕事は、誰かが必ず見てくれます」


評価され、残った人だから言えるのかもしれないとは思う。
でも、確かに真実がそこにはある。
だから、そこで「執念」という単語を思い浮かんだ。

2012年9月18日 (火)

アムンゼン

7月27日の熊日に
東洋英和女学院大学学長の村上陽一郎さんが、
政府のエネルギー戦略に関する意識調査のことを
書いていた。

本題とはあまり関係ないが、
次の文章が私を捉えた。

もちろん「より安全」になったから、
それだけ安心も増すというわけではない。
安全と安心とはよくセットで議論されるが、
全く異なる概念である。
安全はリスクと対になるが、安心の反対語は不安であり、
為政者としては、人々の不安にどれだけ応答できるか、
という全く次元の異なる政治的な課題も抱えることになる。 


つまり何ごとによらず、
安全は技術的な問題をクリアすることなどで、
リスクをかなりの程度まで回避できるが、
安心は、人々の不安という漠然とした心の状態を
どこまで解放できるかという、
尺度があってないようなものだと。

一般的な不安の定義がむずかしいので、
いきおい「安心」を目指すという方向性を打ち出す。
そして過剰な対応へと進んでしまう。

そして「安心安全」という標語だけが、
あちこち元気に一人歩きしているのだ。

それが悪いかと言われれば、
別に標語に過ぎませんから、というだけの話。
タイトルは、スピッツに倣って。

2012年9月16日 (日)

篠山紀信展 写真力

昨日熊本現代美術館に
「篠山紀信展 写真力」を見に行った。
写真とプリントとの関係を目の当たりにした。
入り口を入ってすぐの
「GOD鬼籍に入られた人々」のコーナーは、
照明を落としてスポットでプリントを浮かび上がらせるのだが、
紙質のせいか、テカリが気になりどうにも落ち着かない。

次のコーナーに入っても、
大きく引き延ばした写真を見る必然性に欠ける。
篠山氏が美術館での展覧会をいままでやらなかったわけだ。

たださすがに巨大な集合写真とでも言うべき作品は、
その大きさが非常に効果的で魅力的だった。
豊島園プールとか、刺青の男たち、大相撲など。

ディズニーのキャラクター、
また歌舞伎俳優のポートレートには、
あんまり紀信らしさが感じられず。

でも、最後のACCIDENTと名づけられたコーナーでの
東日本大震災の被災者の姿には、胸を打たれた。
一度見てもすぐにはわからず、
もう一度一人ひとりに対面するように拝見して気づいた。
篠山氏がどういう言葉をかけたかわからない。
でも、そこには言葉を超えたコミュニケーションがある。
表情がないわけではない。
笑えなくても、なぜか撮影されることに対して
ある種の晴れがましさのような感じも受けた。
それはこちらの勝手な解釈かもしれない。
でも、写されることを承諾した人たちの
それぞれの思いを受け止めた記念写真なのだ。
誰でも撮れそうで、やっぱり篠山紀信だった。
ほとんどの写真が、
写真集の中でこそ輝くと言った印象だったのに、
それらのポートレートは、
写真としてはキッチリしていない、
紀信氏のどこか迷いみたいなものも感じられた。
見に行った甲斐があった。

篠山紀信だからこそ与えられる撮影の場と被写体がある。
氏の強みはそのことに尽きるのではなかろうか。
ま、長いこと挑戦して評価を得てきた結果だろうけれど。

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いよいよ明日までです。


2012年9月15日 (土)

パフォーマンス向上委員会

友人である他の市議会議員のブログで、
自分の考えに対して積極的に意見を求める姿勢を見て、
考えてみれば、このブログも
自分の意見を表明する場でしかなかったことに気づいた。

私自身、なるほどねと感心する記事は多く、
そのうちのいくつかについては、
ここで引用させてもらったりしているのだが、
やっぱりどう思いますか、という
こちらから意見を聞かせてくださいという態度に
欠けていたと思う。

来週19日水曜日の午前11時(予定)に
一般質問で登壇します。

通告した質問事項は下記の通り。

(1)道路ネットワークの充実について
  ①具体的な計画は進んでいるか
  ②通学路について

(2)総合的な雨水対策について
  ①急激な豪雨時の道路冠水に対する備えをどう進めるのか
  ②緊急時の通行止めや避難勧告のあり方

(3)電力の地産地消について
  ①新しい学校給食センターに太陽光発電設備の導入を

(4)食育基本計画について
  ①熊本県健康食生活・食育推進計画を健康都市こうしに
  どう活かしていくか

これでは何のことか分かりませんね。
通告の締め切りが8月22日だったので、
事業仕分けなどども重なり、今回は見出しを
取りあえず送ったというところでした。
ですので、同じ轍を踏まないように、
12月定例会での予定も同時進行で考えています。
ですので、ちっともまとまらない。

ギタリストの高中正義は、
ライヴの前に練習でとにかく弾きこんで、
すべてのフレーズを完成させて臨むので、
その場のアドリブなんかないと、
以前インタビューで答えていた。
それもなんかなー、面白みに欠けるなと感じたものだが、
パフォーマンスというものはそういうものかもしれない。
B'zの松本孝弘もテレビのドキュメンタリーで
フレーズを決めるのに苦労していたし。

昔は一般質問なんて
議員のパフォーマンスではないかと思っていた。
しかしパフォーマンスにはスタンドプレイ的な意味と同時に
機械や道具の性能という意味もあるので、
パフォーマンスの向上のためには、
言葉を磨き、削ぎ落とさなくてはならない。

いずれにせよ、一般質問は結論ではなく、
取っ掛かりに過ぎない。
市長をトップに頂く行政組織の執行権に
どれだけ良い影響を与えることができるかだ。
役所のパフォーマンス向上のために。

あまり態度が改まっていないと言う前に、
ご意見を何なりとお聞かせください。



2012年9月14日 (金)

一般質問

合志市議会一般質問1日目。
メモをたくさん取ったのだけれど、
他の議員の質問と答弁のやり取りをこの場で取り上げて、
あとでとやかく言われたくないので書きません。
市民の立場で書いてくれる人がいればいいのにと思う。

しかし、議会でどういうことが課題となって、
どういう意見のやり取りがあっているのか、
それを書けないのも変だと思います。
ただ自分の言ったことはともかく、
他の議員諸氏の言動については、
もし間違って書いた場合の責任もあるので、
仕方がないかなと。

これだけ持って回った書き方をすると、
よほどすごいことになっているのではないかと、
興味を持ってもらえたら幸いです。
実際はどうなのか、受け止め方はそれぞれに違うと思います。
インターネット中継が実現すれば、
いつでもアクセス出来るようになるので、
市民の議会を見る目も変わるだろうか。

「スピード感を持って」とは野田首相も蒲島知事も言ってたが、
それは実際にはなかなか動かないことがわかっているので、
気持だけは一所懸命にやりますという言い訳にしか過ぎない。
そのように思える。
慣用句をいかに避けるか。
文学的にはそう考えるのだが、
一般大衆は使い古された言い回しで安心する。








2012年9月13日 (木)

市議会議員報酬に関する調査結果

全国市議会旬報9月5日号に
「市議会議員報酬に関する調査結果」のまとめがあった。
全国市議会議長会のホームページで公開されている。
リンク  

この調査結果は、
平成23年12月31日現在における全国809市を対象に、
市議会の正副議長及び議員の報酬の状況をとりまとめたものである。 

とのことである。

自分の住む市と、他の市区のそれを比較しても
なるほどね。ぐらいの感想しか出てこないかもしれませんが、
全国に800を超える市区があって、
ほとんど(全部かもしれない)の議会で、
決算審査を主とする定例会の真っ最中であります。

もちろん町村議会でも、県議会でも。

2012年9月12日 (水)

図書館って何よ。

7月15日の熊日、
読書のページの「本はいま」という連載に
伊丹市立図書館館長 田中茂さんの文章が載っている。

兵庫県伊丹市に7月、「ことば蔵」という愛称の
市立図書館が新たにオープンしました。
 

この図書館の基本コンセプトは「公園のような図書館」。
1階部分に大きなフリースペースを設け、
本を通して人が出会い、
集うための交流機能を付加している。
このスペースの活用は、
誰でも参加できる「運営会議」で決められる。

利用者が自前の推選本に紹介文を付けて特設棚に置くと、
代わりに別の利用者の推選本を持ち帰ることができる
「カエボン棚」の設置といったユニークな取り組みも、
この運営会議の中から誕生しました。
とある。

ことば蔵運営会議→リンク 
会議の内容が記録公開されています。

先日の合志市事業仕分けでは、
図書館施設維持管理事業が取り上げられていて、
市による改善実施という意見が多かった。

施設管理事業を仕分けせよと言われたら、
普通事業費圧縮を考えるだろう。
6年前の2町合併時には、旧町それぞれの図書館が
近隣の市町の中でもかなり活発な活動をしており、
わかりやすい数字である貸出冊数においても
成果を出していたので、
泉ヶ丘市民センターを含めた3館体制となって今に続いている。
施設維持管理の特殊性は、
合志館のあるヴィーブルが総合センターになっているので、
建物としての管理は本体に含まれるということである。

だから、図書館施設維持管理というと、
ほとんどが西合志図書館ということになり、
当然経年劣化とともに、大規模改修がいずれ必要になる。

そうはいうものの、
この事業仕分けで図書館の統合が
意見として出てきたのには驚いた。
6月の市議会定例会で私は図書館のことについて
一般質問をしたのだけれど、
時間不足と質問の仕方を絞り込めず失敗だった。

合志市における図書館の存在意義とは何か。
が、私が確認したかったことであり、
市として、教育委員会としての確固たる意志を
持っておかないと、
不要論が出たときに、図書館を守れないということを
言いたかったのであった。

全体の意見が統合についても考慮すべきという、
「図書館施設維持管理」という事業の仕分けからは
随分筋違いな方向へ流れていることを感じた。
いま思えば、もう少し抵抗すべきだった。

いずれにせよ、図書館はどうあるべきか。
どう活用し、市民の生活や文化の質をどう高めるのか、
そこをきちんとしないと。
「なくてもいいんじゃないの」にどう対抗するか。
ということでもある。


2012年9月11日 (火)

夏の名残

健康福祉常任委員会の現地調査。
こうしおんがく保育園、
24時間対応型託児室「ひかり園」、
子育て応援・学びの家「はっぴいの園」、
かえでの森こども園、
グループホームもみじ園、
身体障害者施設「野々島学園」、
障がい者支援センター「れんがの家」を訪れた。

福祉行政はどこまでやるのか。
どこかで引き返せるのか。
引き際を明らかにできるのか、しないのか。
国の方針、県の姿勢、市町村の取り組み。
うまく回していくには、やはり経済成長が必要なのか。

持続可能とは。

午後、一般質問の件で西合志庁舎へ。
西合志図書館はいま屋上防水工事中。

Dsc_0377

銃座みたいな天文台。
なかなか造形的です。






2012年9月10日 (月)

こころの体温計

健康福祉常任委員会2日目。
引き続き、福祉課と健康づくり推進課所管の補正予算と
決算審査の質疑。

補正予算保健衛生総務費に
役務費=ソフト更新手数料 10万5千円
使用料及び賃借料=システム使用料 2万5千円
というのがあって、
これは「こころの体温計」というソフトを
合志市のホームページに取り入れるための費用だということ。

試しに検索してみると、
厚木市ではこういう形である。→リンク  
私は世田谷区で試してみたが、
アンケートの回答から得られるこころのリスクが、
金魚鉢や金魚、猫で表されるところは
大変わかりやすい。
たまに気分転換にやってみて、
自分が疲れているかも、ということに気づければ
有効かもしれない。

自治体ごとに詳細設定ができるようなので、
こころの問題にみんなが興味を持つきっかけになればいいと思う。
結果のページのあとに、
実際の相談窓口や連絡先を載せるそうだ。

スマートフォンや携帯での使用も簡単みたいだが、
西合志図書館のパソコンからのアクセスも
案内を考えたいということだった。
まだ審議中なので決定ではないが、
無事補正予算が通ったら、10月以降のアップをお待ちください。


2012年9月 9日 (日)

スッピン

私が昨年の9月に書いた記事、
「議会図書室の整備のすすめ」→リンク  
をツイッターで引用していただいた方がいて、
ありがたいことに多くのアクセスがあった。
こういうとき、ブログを続けていて良かったと思う。

最近では、ゆるキャラ「やなな」の記事に
数多くのアクセスがあったようで、
もうちょっと中身のあることを
書いておけばよかったかなと思っている。
あ、「やなな」さん本人にもリツイートしてもらった。


7月19日の熊日で、
熊本県の観光PRフィルム「くまもとで、まってる」が
国際短編映画祭
「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」で
観光映像大賞を受賞した小山薫堂さんの
こんな言葉が紹介されていた。

観光政策については
「無理に人を呼ぶために予算を使い〝厚化粧〟するのではなく、
スッピンを磨くような県になった方がいい」と提言。
「『熊本ではみんなが幸せな顔をしている』というのを
見に来るのが本当の観光だと思う」と話した。 

見るだけでお金が落ちなきゃ産業になりませんがな、
なんて考えはやめましょう、一応。


これは、「スカンピン」。

西川美和インタビューから

赤旗日曜版9月9日号に、
映画監督・作家の西川美和さんのインタビューがあった。

映画は「夢を売る商売」だとも。
では、自身の「夢」は・・・。
「これ以上にないというカットが撮れるようになればいい。
映画作りはいろいろな制限とのたたかいです。
そのなかで、もっと新しい発想、
新しいお金の使い方、俳優の使い方などを探っていきたいです」


やっぱり、評判のいい監督は
言うことが違うね。

映画を見ているとき、
製作上の制限のことになど普通思い至らないだろう。
それは法的なことであったり、
スケジュールであったり、お金であったり。

もうちょっとどうにかならなかったのかと
残念に思うことは多いが、
あるとき、これは監督やスタッフにしても
もうちょっと時間があれば、予算があれば
撮り直すこともできたのに、
と後悔しているかもしれないなと
思うことがあった。

逆に、時間も金も潤沢にあり過ぎて、
締まりがなくなることもありますが。

ときに西川さんのこのコメント、
行政の現場でも使えますね。

「これ以上にないという成果が出せるようになればいい。
行政の仕事はいろいろな制限とのたたかいです。
そのなかで、もっと新しい発想、
新しいお金の使い方、職員の使い方などを探っていきたいです」


いやぁ、実に使えるなあ。

「これ以上にないという成果が出せるようになればいい。
国会の役割はいろいろな制限とのたたかいです。
そのなかで、もっと新しい発想、
新しいお金の使い方、官僚の使い方などを探っていきたいです」


「これ以上にないという予算が取れればいい」とか
「これ以上にないというカットができればいい」とか
そういう短絡的なことでは、
よりよい公共サービスにはなりません。と私は思います。




2012年9月 8日 (土)

紀信力

まだ行ってない熊本市現代美術館の「篠山紀信 写真力」、
7月13日の熊日にインタビューが載っていた。

魅力的な表情を引き出すのは「被写体への敬意」だという。
「相手と対等な立場で、胸襟を開いて話すうち、
その人の一番いいところが見えてくる。
人の嫌がることや悪意に満ちた表情は撮らない」


30年以上前だと思う。
テレビのドキュメンタリーで篠山氏の撮影風景が流れた。
モデルに対して、とにかく怒鳴る人だという印象だった。
今年71歳だから、当時まだ30代か・・・
怒鳴ることで引き出す美ってもんがあったのだろう。

同じころ、JunRopeのCMに出ていたリチャード・アヴェドンが
撮影後モデルに駆け寄るなり求愛のポーズで以て
称賛していたのと、あまりに違っていたこともあったが、
いま思うと、撮影中と撮影終了後の違いも、
またCMの演出もあっただろうからな。

というところでまた想いは飛躍するが、
あのころのテレビCMを見て育った私たちは
本当にラッキーだったと言える。
モノクロだとか画面が小さいとかの問題ではない。
あのころは何をやっても新しかったということである。
「梅ちゃん先生」を見ていて、
あのころは良かった、ものづくりの力が云々。
あのころはあちこちにフロンティアがあったから、と
まぁそういうことだ。

東日本大震災の被災地を回るうちに、
篠山紀信はこういう思いに捉えられたらしい。

平穏な生活が一瞬で奪われる不条理に、
生と死の問題をあらためて考えた。
自然が自らを壊して新しい自然を創造しているようにも感じて、
畏敬の念を覚えた。今後の表現に変化を与えると思う。

2012年9月 7日 (金)

常任委員会

今日から常任委員会。
健康福祉に分割付託された一般会計補正予算、
平成23年度一般会計歳入歳出決算、
国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療それぞれの
特別会計歳入歳出決算について
担当課からの詳細説明と、質疑。
本日は、子育て支援課と高齢者支援課の分。

合志市は行政評価システムという、
全国から数多く視察に来られる事業評価の
PDCAサイクルの中で議会も施策評価をやるので、
実際の決算認定では大枠がわかっている分、
私たちも全体の流れが把握しやすい。

補正予算では、
認可外保育施設活用入所措置事業 697万5千円
家庭的保育(保育ママ)入所措置事業 1千990万4千円
の2件が、金額も大きいが中身も注目の事業だ。

待機児童解消対策の新しい支援策、
かえでの森こども園の活用と保育ママよる事業は
ぜひとも進めたい(委員会での決定は11日の予定)。


2012年9月 6日 (木)

リメイク・リモデル

母校大津高校に行った。
在学時、油絵のモデルになってくれた楠群が、
40年の歳月を超え、立派に成長していた。
私はうれしい。
というか、当時からかなりの大木だったと思うんだけど、
さらに大きく繁茂したのか、
昔のイメージとはずいぶん違うので
戸惑いというか違和感を覚えた。

しかしそんなもの、私の勝手な思い込みであろう。
フォーカスを意図的に外したように見えるかもしれないが、
それは事故です。

後輩たちは今度の日曜日の体育祭に向けて、
団旗作りに励んでいた。

Rps20120906_193415

実はこの一瞬前に鳩が3羽飛び去って行ったのだが、
そのベリースペシャルモーメントは逃してしまった。






2012年9月 5日 (水)

ゆるキャラ・クロニクル

7月11日の熊日によると
「柳ケ瀬ブルース」で有名な岐阜・柳ケ瀬商店街の
ゆるキャラ「やなな」が、来年3月末引退すると、
記者会見したそうだ。

寡聞にして、この引退会見の記事で
この「やなな」のことを知った。

Images

ちなみに、このPLAYBOYのパロディで思い出したのは
その昔、「ビックリハウスSuper」でやった、
いろんな雑誌のパロディ特集のこと。
そこに「ニューミュージックマーガリン」が掲載されていた。
それはもちろん、「ニューミュージックマガジン」
(現在「ミュージックマガジン」)のもじりである。
その号の特集が、
「マーガリンにとってバターの存在とは」だったと思う。

パロディというと、それをいつも思い出す。
言うならば、パロディの鑑である。

ときにこの「世界で最も美しい段ボール」は、
TVドラマ「ツインピークス」の「世界で最も美しい死体」
のもじりではないかと思われる。

アーケードを模した段ボール箱をかぶり、
首から下はカジュアルドレス姿。製作費は1万円だと。

ゆるキャラ業界も過当競争で
全国区で活躍できるには、相当な営業努力と同時に、
運にも左右されるのではないか。

いずれにせよ、この引退会見は
最後に仕掛けた一発大逆転なのかもしれない。
そうでなかったら、
その潔さから、ゆるキャラ史上に名を残す可能性はある。







2012年9月 4日 (火)

死生学について

7月8日の熊日に
広がる知の体系「死生学」という記事があった。

「よりよく生きるために死を見つめ、
自分なりの死生観を形成して最期に臨む。
その支えとなる新しい知の体系『死生学』が広がりをみせている」
とある。
この記事を読んだ記憶はないが、
死にまつわる事柄をいろいろな人から聞く
自主講座をやりたいなとちょうど考えていた。

アルフォンス・デーケン上智大名誉教授は
「死に関わりのあるテーマに対して
学際的に取り組む学問」と定義づける。

関西学院大人間福祉学部の藤井美和教授は、
「死を含め、生きることを考えるのが死生学」
「生死の問題は小手先では無理。
人間に関心を持ち、若いうちから
『いのち』について考えてほしい」と。

子どものころ
年寄や親戚の人がたくさんいる環境で私は育った。
また毎月お坊さんがお経をあげに来ていて、
お説教も祖母たちと一緒に聞いていた。
それは空気みたいにそこにあった宗教的な雰囲気。
そうはいうものの、死を忌むべきものとして
ずっと引きずっていたと思う。

しかし、これが科学の発達と文化的な成熟というものか。
死に対する考え方も、
世の中で昔と今ではずいぶん変わってきた。
超高齢社会に突入してしまったせいかもしれない。

「死生学」ウィキペディア→リンク 
これはよくまとめられている。





2012年9月 3日 (月)

超小型車普及の名作

熊日の7月4日の記事。
「超小型車普及へ加速」というのがあった。
軽自動車と原付の中間に位置するものだが、
これを電気自動車として道路運送車両法ではその区分がないので、
国土交通省が規制緩和で新たに認める方向らしい。

驚きは、
「高齢化や人口減少に直面する地方自治体も
まちづくりに生かそうと積極的で、
熊本など36都道府県でつくる知事連合が
強く導入を求めてきた」というところ。

大島登志彦・高崎経済大教授(交通論)は
「車体が小さくなれば事故時の危険性は高まり、
高齢者ら乗員の安全を確保できるのか。
高齢者には予約制のデマンド型乗り合いタクシー、
観光客には周遊バスやレンタサイクルなどでも対応できる」
と指摘、超小型車の導入に反対している。 


クルマが売れなくなってきているし、
これまでの規格サイズは海外生産移行が大きな流れ。、
なんとか国内自動車産業を保護、新規分野を開拓したい。
そういう意図が丸見えである。
というか、それしかない。
私は大島教授の言うとおりだと思う。

国土交通省内部でも、
公共交通を担当する部署と、
車検とかそっち系の部署の相克があるのか。

産業としての自動車は、
確かに幅広い裾野を持つ一大雇用分野である。
しかし、そんな超小型車、
趣味的にしか存在意義がないように思う。
交通量の多いところで渋滞の原因になるだけでなく、
自損事故は自動ブレーキだけで防ぐことは
むずかしいのではなかろうか。

研究開発は無駄とは言わないが、
その技術、なんか他のことに転用した方がよくないか。

電気自動車ということで、
蓄電池や燃料電池の開発と量産には
貢献することだろう。




2012年9月 2日 (日)

イッツ・ピクチャレスク

7月2日の熊日。
楠本亜紀さん(写真批評家)が連載している
「写真 虚実のあわい」第8回の一部。

私たちは法外な風景を目にすると、
どんな災いを引き起こしたかどうかにかかわらず、
恐れを抱きつつも魅入られる。
それは、災厄に遭った風景や廃墟を
ピクチャレスク(絵画的に美しい)とみる、
18世紀後半から続く美学的風潮に連なっている。


「私たちは」と一般化してしまっていいのかどうか、
それを認めたくはない人も多いとは思うが、

私としては、やっぱりそういう流れもあって、
そう感じるのが普通なのかと妙に安心した。

怖いもの見たさとは少し違うかもしれないけれど、
それも一つの造形のように私は感じてしまう。

以前、営業の仕事で熊本市内を回っているとき、
時折見かける廃屋に惹かれて、
携帯でその風景を撮っていたことがある。
だがそれは、「災厄に遭った風景や廃墟」だからではない。
何年前のことかわからないが、
そこで確かに生活が行われていた、その痕跡が
そこかしこに残っていることの切なさに
つい足を止めてしまっていたのだ。

ちょうど子育ても佳境に入る頃だったせいかもしれない。
家族という、実は移ろいやすいものの形跡が
何とも残酷な形で目の前に残されていた。

建設業から、生命保険の募集を経て、
いまや地域での社会福祉のあり方を問う役目。
空き家を住宅ストックと考えるか、
ただの廃屋予備群と考えるのか。
呆然と立ち尽くしたり、
美学的感慨に耽っている場合ではなくなった。

「人生らしいね」
小泉今日子の言葉を噛みしめるとするか。



2012年9月 1日 (土)

防災情報通信システムの更新計画

8月30日 木曜日

合志市総務課による、
合志市防災情報通信システム整備計画に係る
プレゼンテーションが実施された。

現在運用している防災情報無線の
老朽化に伴う更新整備を計画しているので、
本市にとって最も適切な通信システムを選定するために
実施するのが目的となっていた。

出席したのは、市長、副市長、教育長、市議会議員、
市区長会会長・副会長、市役所各部課長以上、会計管理者など。

3社が、それぞれ自社の推す防災無線設備の
性能やメンテナンス、拡張性などを提案説明したあと、
出席者はアンケートとして、良いと思う順番を書いて提出した。
はっきり言って、こういう企画自体にまず、
よくあるように(試行)と入れてほしいくらいだった。

プレゼン慣れはしていないが、
30分という時間にしたことが間違いである。
いま検索してみたところ、
誠BizIDというサイトに15分が適当であると書いてあった。
リンク  
30分を与えられれば30分に合わせて、
いろんなことを詰め込みすぎるのではないか、
と素人の私でも思う。

その上、意見をもらうだけなのに、
これほど多くの人たちを長時間拘束するにしては、
各社を比較するための基準の整理が、
総務課においても出来ていないようだった。

プレゼンテーションをやること自体は、
大いに意義があると思わないわけではないので
はっきり(試行)であることを断ったうえで、
運営方法などに対する意見を求めるべきではなかったか。
プレゼンをやりましたという実績づくりに
参加させられたという思いの人もいただろう。

アナログからデジタルに変わったからと言って、
拡声について、
今より聞こえがよくなるわけではないことなどがわかったので、
市民の方からときどき聞かれる疑問にきちんと答えられそうだ。

防災情報を屋外拡声器で伝えることについては、
平常時、市からの行政連絡や時報などに利用することで、
機器の点検も兼ねていると言われるが、
常に聞こえない、うるさいの苦情がつきまとう。
機器の選定の前に、
市民に防災意識を共有してもらうことが
まず求められるのではないか。
そのうえで、合志市としてシステムに求めるニーズを
整理していくべきだと思う。

どうせやるなら、
そういうテーマにしぼって市政座談会をやれば、
かなりの実のある成果が期待できる。

こういう意見って、評論家っぽいのだろうか。
つい(苦笑)って書きたくなります。





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