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2012年5月 5日 (土)

九州電力「やらせメール」問題の深層

アマゾンのレビューでは一部に散々な書かれよう。
確かに、九州電力の対応に対しての私憤と取られかねない
ところもあるにはあるが、
それでも、やはり九州電力眞部社長・松尾会長の対応が
前時代的であることは明白だと思う。

「はじめに」に書いてあるが、
「もとより、私が、第2章で述べているのは、
第三者委員会の委員長の側の見方であり、
その前提となる事実も私の認識に基づくものである。
九州電力側では、それとは異なった事実認識や見方が
あるかもしれない。
異論、反論があれば、それを示してもらうことが、
第三者委員会の在り方をめぐる議論を
一層深めていくことにもつながるはずである」

つまりそういうことなのだ。
コンプライアンスについて郷原氏がこれまでにも書いてきたことの
繰り返しがかなりの部分を占めるとしても、
つまり彼が言いたいことはそういうことなのだ。

「社会からの要請」に応えるということは、
こういう問題が発生する前から、
常日頃、念頭に置いていなければならないことだ。
企業だけでなく、行政や議会においても。

第3章の過去の事例との比較は、
第三者委員会の実際を知る好例となっている。
九州電力はこれからどうするんだろうと思うと、
九州に住む者として、いつも心配していなくてはならなくなる。

「原発事故後の原発再稼働は、
法的には何の問題もない場合であっても、それを、
原発事故を経験した日本社会が
容認するのかどうかが
問題なのである。
それは、法的要件がクリアされるかどうかの問題ではない。
福島原発事故すら、
それが法令違反によって生じたとの事実は明らかになっていないが、
それにもかかわらず、我々の想像を絶するあの原発事故は
起きたのである。
現在の日本社会において原発をめぐる問題が
法令によって解決できるレベルではないのは明らかであろう」

ただし、この本は原発再稼働問題の本ではない。
急激な環境の変化にどう対応すべきか、
対応に失敗したときにどうすべきか、
そのためのケーススタディの参考書である。










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