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2012年3月27日 (火)

TPP 知的財産権の観点から

『TPP 知財戦争の始まり』
渡辺惣樹著 草思社刊

 

アメリカがTPPに参加するのは、中国に対して
知的財産権を正当に行使するための布石だ、
というのがこの本のテーマだ。

ペリーによる日本の開国を研究している作者なので、
「開国」に対する含蓄が生半可ではない。
自由貿易をめぐる南北戦争やアイルランドの飢饉の話など、
なるほど、そういうこともあったのかと
歴史を知ることの大切さがよくわかる。


アメリカにとって一大事である雇用問題を
長期的に解決するには、
農業よりも知的財産の方が重要なので、
最大の違法国家と目する中国の囲い込みに
TPPを足掛かりにしているとのこと。

大筋ではお説ごもっともだが、
それぞれの品目ごとに、利害が絡むので、
知財だけが目的ということもないだろうが、
野田首相をはじめ、推進派の人がこの知財について
いっさい触れないのはおかしいと私も思う。
著者は日本がTPPに参加して、
有効に使うことが必要だという考えなので、
もっとも危険視されているISD条項も
逆手に取ることができるとも言う。
少々楽観的かもしれないが、
アメリカですら、逆に自らを律することを求められると。


表紙の女性は、アメリカの知財戦略を護る
総司令官であるヴィクトリア・エスピネルさんだ。
女性なのにすごい、なんて感想を差しはさむことが
すでに時代に取り残されている証拠である。
作者も女史なんて敬称つけてるところは、
ま似たようなものだが。

PRO-IP法(国家の資源及び組織を知的財産権振興に
優先的に活用する法)で検索したら、
トップにJETROのこの記事→
リンク

もう一つ、特許庁技術懇話会の記事→
リンク  

最近、ライトなものだが、
著作権についての本を読んだばかりなので、
いろいろ考える機会にはなった。
いずれにせよ、アメリカはやはり
自分の国が勝つことしか考えていないと思う。

 

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