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2012年2月 5日 (日)

新・あつい壁

菊池恵楓園の恵楓会館で映画『新・あつい壁』の上映会があった。
熊日では、藤本事件と表記するが、
再審請求を準備する団体では、
親族などに配慮して菊池事件と呼ぶ。

この映画を監督した中山節夫さんの話もあった。
中山さんは、東京に出て映画監督を目指すに当り、
他の誰も取り上げない題材、
自分が生まれ育った町にある菊池恵楓園の問題に
取り組むべきだべきだと考えたそうだ。

そのときから、菊池事件が念頭にあったが、
若輩で描ける題材ではないと、
まず『あつい壁』を撮ったとのこと。

『新・あつい壁』という作品は、
主人公吉村(映画での役名)が
限りなく冤罪に近いという立場で作られている。
当時の捜査、裁判などのずさんさについては多くの証言がある。
事件の背景には、らい予防法の強化と
菊池恵楓園の収容人員を増やし二千床にする計画があったようだ。
始まったら、とどまるところを知らぬ
公共事業とさえ言えるのではないかと私は思う。
それはそうと、この映画では、
確たる証拠もないのに、またそれ以上に
証拠のねつ造さえ疑われる、という描き方をしているので、
立場上、この映画を認めるわけにはいけないという人も
いるに違いない。
本人も死刑になっていることだし、
再審して真実を明らかにすることに
果して意味があるのか。
家族親族も望んでいないではないか。
そういう人もいるかもしれない。

しかしハンセン病患者及び療養所入所者への
人権侵害の歴史は検証されるべきだ。
その一つにこの菊池事件がある。
多くの人がおかしいと言っている以上、
再審判を行ったうえで、真実を明らかにしなくてはならない。
過去の判決が正しいというのなら、
恐れずに受けて立てばいいではないか。
なんていうのは素人の考えなんだろうけれど。


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コメント

「お礼参り」を検索中にこの事件を知りました。「砂の器」のモチーフにもなっているのかと思われましたが、なんともいたたまれない事件であり現代史の再考証の重大性を感じます。

いえ、『砂の器』とはあまり関係がないと思います。
今年は、この菊池事件に関して、「司法の責任を問う」として
講演会など連続企画が行われます。

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