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2012年2月28日 (火)

リーインカーネーション

1月30日の熊日の「政治閉塞 首相経験者らに聞く」
という連載に
中曽根康弘元首相のインタビューがあった。

(聞き手)――戦後の若手議員のころ、
原子力基本法を議員立法するなど、
制度整備をリードしてきた。

「太平洋戦争の敗戦と連合国による占領を経験する中で、
自立した独立国家を造り上げなければならないという
強烈な意識を持っていた。
科学技術が一つの軸になると考えた」

――東京電力福島第1原発事故を受け、
今後のエネルギー政策はどうあるべきか。

「今後の基本的なエネルギーの柱の一つは太陽だ。
太陽は核融合の象徴でもある。
国家の未来を見越した発想が必要だ」

若手議員だった当時のことは
あまりよく覚えていないのか、
あるいは墓場まで持っていくつもりだろう。

氏が、独立国家としての日本にこだわったことはわかる。
原子力の平和利用と言っても、
核は核だから、核拡散の傘の骨ぐらいにはなっただろう。
結果的には全然安価ではなかったが、
高度成長期に安定的な電力も確保できたことは事実だ。

ところで、NHKの朝の連続ドラマ「カーネーション」の
今日の回では、死の床にあるパーマ屋のオバちゃんが、
主人公糸子の幼なじみである二男のことを
思い出して語る重たい場面があった。
明るくて活発だった青年は、最初の出征から生還するが、
人が変わったように引きこもってしまう。
そんな彼を励まそうとして、糸子は大失敗をやらかし、
オバちゃんに絶交を言い渡されることになる。
そして彼は二度目の出征で帰らぬ人となるのだが、
余命いくばくもなったオバちゃんは、
あるテレビ番組を見ることで、
息子を含め、自分たちは被害者だと思っていたが、
息子は戦争の狂気の中で、
殺す側に立たざるを得なかった自分と、
帰国後どう向かえばいいのか
わからなかったのかもしれないと気づくのだ。

そうとは表だって言わないものの、
女性の立場から反戦を色濃く匂わせたドラマだったが、
こういうところまで踏み込むつもりだったのか。
大量破壊兵器が恐ろしいのは、
攻撃する側、つまり使う側は安全な場所にいて、
遠隔操作によって、相手の顔を見ることなく
大勢の人間を殺傷してしまうからだ。

今日図書館で読んだ詩集、
確か長田弘のものだったと思うが、
兵士が人を殺したときのことを書いていて、
まさにそのことがテーマだったことに、いまごろ気づいた。



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