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読みたい本だな

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2011年11月の36件の記事

2011年11月30日 (水)

Twiggy in The Boy Friend

映画監督のケン・ラッセルが亡くなった。
『トミー』もそんなに面白いと思わなかったが、
この『ボーイ・フレンド』は、面白いとか
つまらないを超えたところに魅力があった。
ノスタルジーの再現力というか、
かなり偏執的に突っ走るところが、
彼の魅力だったのだろう。

もう一度見直してみたいという気持があっても
それが叶わないのは残念だ。
ひょっとしたら、
今こそ真価を認めてもらえるかもしれないのに。
(それはわからないが)

YouTubeにも目ぼしいものはなかった。
雰囲気だけでも味わってください。

ツィッギーの歌う、
「ラッキースター」をもう一度聞きたいものだ。

コミュニティバス・サミット

来年、LRT都市サミットなるものが、
熊本市で行われるという。
10年くらい前になるだろうか、
路面電車サミットというのもあったが、どうなっているのか
検索してみると、そっちはそっちで、まだやってるようだ。
路面電車とLRTと、違うと言えば違うが、
わざわざ分けてやる必要もないようなものだが、
まあそれがコンベンションというものかもしれない。

そこで思いつきだが、
コミュニティバス・サミットというのを
やったら面白かろうと思った。
しかし考えてみれば、熊本県内だけでも
かなりな路線があるし、
全国に広げたら、すごい数になるだろうという予測どおり。
実際、Google検索には、
「日本のコミュニティバス一覧」→リンク 
というものまであり、レターバスだけかと思ってたら、
ほとんどのバスについてページが設けられていた(苦笑)。

構想一日にして、幻の計画となったのであるが、
細かに当たっていけば、それぞれに同じ悩み、
諸問題を抱えているだろうから、
お祭り的なコンベンションではなく、
コミュニティバスの実効性、つまり税金を投入する意義、
どこまでなら許容されるのかなど、
そういう議論の場になるのではないだろうか。

もちろん自治体によって事情は異なるので、
一律の収支率なるものが導き出されたりはしないだろうが、
たくさん集まれば、何かしらの力になるだろうと思う。

全国から一所に集まるのが理想だが、
ひとまずネット上での集いというのから始めればいい。
結論は、誰かやってくれないかなという
まことに消極的な結びです。





2011年11月29日 (火)

第19回合志市地域公共交通協議会

地域公共交通協議会の会議を傍聴。

大ざっぱに言うと、
レターバスはかなりうまく行ってるコミュニティバスだと思う。
何とウィキペディアにおいて、
写真付きでかなりのスペースが割かれている。→リンク
投稿した人の熱意が感じられる。

夏休みの8月は、なんと1ヶ月で、4,273人。
ずば抜けた利用者だった。
9月、10月ではちょっと落ちたが、
約3,500人と昨年より1,000人以上は伸びている。
市による、それほどの利用促進策が取られたとは
到底思えないので、この数字はすごい実績である。
逆に言うと、何もしなくても(まったくとは言わないが)、
口コミその他で利用者が増えたことに
担当課は気づいていないのか、
そこから先のことをあまり真剣に考えていないようだ。

というか、足踏みしている。
飯田哲也氏の表現を真似ると、
ムーンウォークしている。

年末年始、そして寒い時期、
利用者は低迷するのではと私など考えるのだが。

24年度の事業計画に啓発・利用促進活動として、
・主に高齢者団体(老人クラブ、いきいきサロンなど)を
対象に体験乗車を実施することにより、
バスやタクシーへの抵抗感を取り除き、
新規利用者の獲得を図る。
・地域公共交通全般の利用方法や
知識を習得してもらい、
地域のお年寄りなどに直接教えていただく
「コンシェルジュ」育成を、一般市民を対象に実施。
・「合志うまかもん店」との連携による利用促進など
商工振興課や地域ブランド推進協議会と連携した
取り組みを行う(観光分野などへも効果が波及するような
取り組み)
などが並べられているが、
今年度もまだあと4ヶ月残っている。
すぐにでもやるべきことに思える。

確か今日の会議で、質問もあったと記憶するが、
市職員の利用など、どうなっておるのか。
ごみ減量を進めることや、健康づくりにつとめることと、
コミュニティバスや乗り合いタクシーを利用することは、
市民一人ひとりにとって同じことである。
地球温暖化阻止のための温暖化ガス削減や
アルコールの休肝日を設けるのと変わらない。
市の重点施策に協力しない職員なんて
考えられないですよね。

一応来年度まで、100円定額で行こうと、
協議会での結論は出たようだ。
試行期間とはいえ、
さらなる利用促進活動がなされずに、
値上げだけお願いしますはないだろう。
それから、合志市内ぐらいの面積で
距離比例運賃というのは考えにくいような気がする。







2011年11月28日 (月)

黒石原飛行場と奉安殿

合志中学校で、
玉名荒尾の戦争遺跡を伝えるネットワークによる
出前平和講座「黒石原(クロイシバル)飛行場と沖縄」

講師は、事務局の髙谷和生さんと、
元陸軍大刀洗飛行学校黒石原教育隊
特別幹部候補生 橋本繁男さん。

対象は中学2年生。
来年の1月に修学旅行で沖縄に行くので、
そのための事前学習だった。

黒石原には太平洋戦争時、飛行場があって、
(現在その一部は自衛隊の演習場になっているが)
そこに全国逓信省施設で唯一の
奉安殿が残されている。
熊本は終戦間際の沖縄と直結していた話も。

被害の立場では合志市も空襲を受けていて、
そのときは再春荘病院や恵楓園も被害を受けている。
米軍の無差別どころか病院を爆撃するなんて、
言語道断の振る舞い。
しかし、積極的ではないとはいえ、
飛行場があったということは、
加害の立場もあったということも事実。

修学旅行で、合志中学校2年生のみなさん、
沖縄のことをしっかり勉強してきてほしい。
正直、私は不勉強です。

被害者になるから戦争はいけないのではなく、
誰でも加害者になり得るから、いけないのだ。
それは過去を語るだけではなく、
未来へ向けて、忘れてはいけないことだ。










学習発表会・南小フェスティバル2011

11月28日 日曜日

合志市立合志南小学校で、学習発表会と
南小フェスティバルが行われた。
 昨年の記事は→リンク  

去年の記事を読むと、学習発表会も
同じようでいて、ずいぶん変わっていることがわかる

指導する先生方もメンバーが変わっているのだろうが、
すごいなあと感心する。

私はどうも構成詩が苦手なのだが、
子どもたちは真剣に取り組んでいるようなので、
まあ個人的な好みで評価してはいけない。

器楽合奏は、とっても楽しくて、
ああ私もメンバーに入れてくれ、っつう感じでした。
でも練習が嫌いだからなあ。
あと、小学校で英語を学ぶというのが、
やっぱりあまりよくわからない学習指導要領だ。
NHK・Eテレの「英語でしゃべらナイト」を見てると、
ビジネスシーンでは不可欠な場合もあるのはわかるのだが。

音楽部の演奏は、
昔のムーンライダーズみたいで懐かしい感じがした。
各学年の発表が全部終わって、
みんな、なごやかにリラックスした雰囲気になった。
それが微笑ましかった。

ふれあい体験活動は、盛りだくさんのメニュー。
これは、国際交流・中国語を学ぶクラス。

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科学教室、お話の部屋、茶道教室などに加え、
干し柿作りなんてのも。
ボランティアのみなさんも本当にご苦労様でした。







2011年11月27日 (日)

「今日のランチはあこがれの鯛うどん」

「ほんとは、鯛でやりたかったんです」
と、彼の話は始まった。

「鯛のアラは目がぎょろっとしてて、
あたまと中骨んとこついてて、それで200円しないんですよ」
「味噌汁の中から、
氷山みたくぎょろっとにらんでるってのは、
カッコいいですよね」
「スーパーに行ったんですが、
その日は時間のせいかな?なぜか無くて、
代わりにブリ大根用のブリのアラにしたんです」
「まぁ、ブリでも冷凍しておけば、
塩焼きにも煮付けにもいけますからね」
うどんだよね、と聞くと、
「飲み屋に行った時に、アラ汁頼んだら、
メニューの1/3くらいにしょぼくなったのが出て来て、
なんだこれなら自分で作ってやる!と思ったんです」
と、人の話聞いてない。

「最初に作ったのは、
里芋とかごぼうとか白菜とかみんな入れて、
これは、鍋かな? みそ汁かな? 煮物かな?
って感じだったんですよ、ははは、おかしいでしょ!」
(……。)
「今回のは残ってたやつ解凍して2回目なんですね。
シンプルにしようってことで、
白菜しいたけ油揚げくらいかな。そうそう、
酒のつまみのホタテのひもが残ってたもんで、
それも入れちゃったんですよ」
「だしも出てうまいぞと思ったんですが、
それ以上に食感が、お、これは不思議な、何かな?
って感じで。ははは、楽しいでしょ!」

「大き目のお鉢で食べるんですが、
これをおかずに3食続けましたよ、ご飯!」
「でも、さすがに何回も続くと飽きてきて、
うどんにかけてみたんです。またうどんですよ、
気がつきました?」
あ、ほんとだね。(……。)
「豚肉はうどん用に、そん時入れたんです。
でも、やっぱり鯛ですよね、鯛。そう思うでしょ、やっぱり」
で、名前は「あこがれの鯛うどん」なのだそうな。
…まいいけど。

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※このエントリーは、
私の友人が送ってくれるメールを再構成したものです。
私自身は賞味しておりませんので、
その件に関するコメントはいたしません。
ただこういうカテゴリーがあると
ブログらしいですよね(笑)

・・・ま笑うことはないけど。







2011年11月26日 (土)

要経過観察(遠隔計測)

今日から、合志市の市民大学が始まった。
第1回は、東海大学産業工学部環境保全学科の
小林茂樹先生による、
「宇宙から調べる火山と活断層」である。

地震によって、どのような地殻変動が起こるかを、
人工衛星を使うことによって調べることができる。
それをリモートセンシングという。
地球観測衛星には二つのタイプがあって、
一つは受動型センサ、光学センサと呼ばれるもので、
地表で反射された太陽からの可視光線や赤外線を
受信し観測するもの。
二つ目は、能動型センサ、レーダーセンサというもので、
人工衛星から、電波(マイクロ波)を地表面に当て、
跳ね返ってくる波を衛星で受信する。

いずれも、なかなか現地に行けないような場所や、
広域的な面積を網羅した観測で力を発揮する。

活断層の位置や地震による影響を観測して、
大げさに言えば、地球規模での解析が可能になる。
地震予知に直結するわけではないが、
将来的には大きな発見につながるかもしれない。
いまでも植生分布などの分析もできるし、
コメのうまさも分かるということだ。

今日の話で、
防災科学技術研究所のことを知った。→リンク 
独立行政法人だから、天下りがいっぱいいて、
ほとんど仕事らしい仕事はしないのに、
高額の年俸と退職金を受け取ってるんじゃないのか。
という先入観を持つ人もいるだろう。
でも、やってる研究自体はきっと役に立つことで
必要欠くべからざるものだと思う。

地球に住んでるんだから、
地震とはつきあって行かざるを得ないのだ。
今まで知らなかったことを
少しでも知ることで、心構えを作る。
市民大学の今日の参加者は20人ぐらいだった。

毎週土曜日にあと3回予定されている→リンク
合志市在住か、勤めている人だけだけれど、
あと10人ぐらい余裕があるような気がする。
私なんか正直言って、火山にも地震にも興味はないが、
地元のことだし、話の種ぐらいにはなるだろうと
それぐらいの動機で、ちょうど予定が入ってなかったので、
申し込んだのです。





放射線は健康にいい

11月25日 金曜日

熊本東法人会主催の講演会を聞きに熊本テルサに行った。
講演者は、第29代航空幕僚長 田母神俊雄氏。
何年か前、発表した論文が、
政府の意向に馴染まないということで更迭された人だ。
私が田母神氏の話を聞きにいくことがあるなんて、
信じられないという人が多いと思うが、
どういう人物か、また考えを持っているかは
実際に話を聞いたがいいだろうということと、
東法人会の主催だから、動員されてやろうと
思ったこともあります。

田母神氏の話は、おんなじ調子で滔々と
しゃべるタイプなので、最初は眠くなりました。
しかし、人名と数字には強い人です。
同じことを何度も話しているからでしょうけれど、
説得力があったのは、放射線が健康にいいという
最新の世界的な学説の流れを話したときです。
確かに、長期的な内部被ばくに対する
漠然とした危険性や不安は、
後になって証明されるかどうかもわからない数値に
引きずられている部分もある。

しかし、たとえある程度の放射線は浴びた方が
健康にいいというのが間違っていなくても、
それと原発を肯定することは結びつかない。
田母神氏が、福島原発周辺のがれきを
積極的に受け入れるべきだと主張していたら、
男を上げたと思うが、
そういうところまでは思いも寄らないのだろう。

聞いて面白い話だが、
もはや社会的に影響がある立場の人ではないので、
それだけの話です。
ただ意外とニュートラルな人なのかなと。
話に一本筋を通すために
付随する細かい曖昧なことは切り捨てる、
そういう手法も必要なのかもしれない。
ただ私が今日になって詳しくは思いだせないのは、
私の記憶力のせいかもしれませんが。









2011年11月24日 (木)

議会基本条例と議会改革

合志市議会
議会活性化調査研究特別委員会で
全国市議会議長会法制参事の廣瀬和彦氏の
講演「議会基本条例と議会改革」を聞いた。

開口一番、合志市の議員報酬の低さに
驚いたと言われた。放っといてくれ(苦笑)

全国的に議会改革の必要性は叫ばれている
(あ、常套句を使ってしまった)。
そして試行錯誤を繰り返しながら、
すこしずつではあるが議会は変わりつつあるだろう。
しかし、住民の関心は低く、
最も進んでいると、地方議員の間では思われている
三重県議会ですら、
当の県民にはそれほど周知されていないらしい。
高度成長期なんて数十年も前に終わっているのに、
それに適応していなかった世界なんだから、
住民の認識が変わるにはもう一世代が必要か。

合志市議会でも議会基本条例の制定を
視野に入れてこういう勉強会をやっているのだが、
基本条例は一つの手法であると言われた。
また、定数・報酬と一緒に議論すべきではないと。
廣瀬氏は、所属が市議会議長会なので、
少々議会シンパ的意見が多かった。
寂しい話だが、それで少しは励まされたような気がする。

自由討議、反問権、議会報告会などについて、
先行事例をもとにわかりやすく解説してもらった。
有意義な研修であったと思う。

 住民のみなさんは、
 議会と執行部の違いすら分かっていない。
 議会に執行権がないこともご存じない。







2011年11月23日 (水)

私のカルテ

みなさん、「私のカルテ」をご存知ですか。
私は今日初めて知りました。

くまもと県民交流館パレアで開かれた
市民講座
  くまもとのがん診療を変えた「私のカルテ」
を聞きに行きました。

2007年4月施行のがん対策基本法により、
熊本県では「熊本県がん対策推進計画」が策定され、
そこでは医師だけではなく、
患者さんを取り巻く、家族、看護師、薬剤師、
ソーシャルワーカーその他多くの人による
チーム医療で苦痛の軽減、療養生活の質の向上を
図ろうという具体策が作られることになりました。

患者さんの入院中から計画的な連携を念頭に置き、
退院後、普段は自宅そばのかかりつけ医師に見てもらうことなど、
がん診療連携拠点病院を中心として医療に当たるがん診療です。
がんは手術や抗がん剤などの治療を
一度行えばそれで終わりという病気ではありません。
がん細胞は出来が悪いとはいえ、自分自身なのです。
長く付き合って行くことが必要になります。
その上、がんの種類により
術後経過観察のやり方も違います。
そこで、受診歴、治療内容、診療計画などが書かれた
「私のカルテ」と名づけられた手帳が活用されます。
コンテンツ見本→リンク 

というような話でした。




2011年11月22日 (火)

青空のファンタジア

ずっともう一度聞きたいと思っていた。
そのことをさっきマッサージチェアに揺られているとき
ふと思い出して、YouTubeで検索。
原題でないと出なかったけれど。
Point Me in the Sky.と出ていたけれど、
YouTubeでは、Point Me at the Sky.となっていたりする。
聞いた感じでは、at に聞こえるようだ。

それはそうと、この曲のプロモビデオがアップされており、
それこそが、私が高校生のとき、「11PM」で見たものである。
1972(昭和47)年に来日記念盤でEP盤が出ているので、
多分そのころだと思われる。
以前書いたが、そのプロモビデオに感激した私は、
「ピンクのマフラーパイロット」という曲を作った。
で、イギリスではこの曲が発表された1968年に
バーニー・トーピンがそれを見ていたのではないか。
エルトン・ジョンのアルバム『ピアニストを撃つな』が出たとき、
「ダニエル」の歌詞が、私の「ピンクのマフラーパイロット」に
シチュエーション的によく似ていたからである。
なんて私の思いを勝手に書いているだけですが。

久しぶりに見ると、一度見たきりなのに、
ほぼ記憶のままであった。
で、
それほど大した曲ではなかった。
いまCDに収録されていないわけだ。
でもでも、もう一度出合えて気が済んだ。
それもオリジナルビデオでだよ。





今年の県民文芸賞

今日のの熊日朝刊に、
今年の県民文芸賞の発表の記事があった。
私は5年連続で現代詩部門に応募している。
入選は3年ぶり3度目である。
入賞はなかなかに難しいものである。

    森で狼に出合う

  森で出あった狼は
  図鑑で見たままの姿をしていた
  きっと何かの兆しだろうと
  にらみつける目の奥に
  私たちは意味を見つけたがる
  しかし あるのは
 
  狼そのものだけだ

  
  襲ってくるか
  不安を悟られてはならない
  細い風がひゅるると
  束になって吹いていく
  息をつめて 少し 足をずらす
  枯葉が鳴る 汗が冷える
  鳥のさえずり 虫の羽音
  強烈な日射からは逃れたものの
  いま ここで
  狼とむきあっている

  わかった わかったよ
  私はそっちに行きたいんだ
  気にさわったら悪いが
  先を急ぐのでね

  私が足を踏み出すと
  時計と反対回りに
  狼はこちら側に寄る
  背中ごしに 胸のうちまで
  見透かされたような気がしたが
  私は振り向かず
  森の奥へと進んだ


応募したときには気づかないが、
やっぱり詰めが甘いではないか。
もうちょっとだったのにねえ。
ところで、音楽家モーツアルトは、
本名をウォルフガング・アマデウス・モーツァルトというが、
(ま、発音は多少違うかもしれないが)、
この「ウォルフガング」こそ「狼を見た」、あるいは
「狼に出合った」を意味すると、
確かに学校で習ったんだよな。
誰にであったか覚えていないが、
森で狼に出合うのは吉兆であると習ったのであった。

狼は、大地震や津波、原発事故の暗喩だと
そう思う人もいるかもしれないと期待しながら、
私自身にとって、それは狼以上の何ものでもない。
それがメタファーというものだということを
書きたかったのだ。




2011年11月21日 (月)

一般質問、はじめの一歩

11月30日から、第4回合志市議会定例会が始まる。
今日は、一般質問通告の締め切りだったので、
提出してきたところ。

1.農商工連携について
   ・これからの取り組みと目標設定

2.情報公開について
   ・ホームページのリニューアル
   ・情報提供と情報公開
   ・全国市民オンブズマンの調査結果
   ・合志市の認知度

3.住民税について
   ・合志市外の事業所等で働いている方の
   住民税の総額
   ・合志市外から合志市の事業所に
   働きに来ている方の割合

この質問事項と質問要旨では、何のことかわからないでしょう。
自分でもまだ漠然としたイメージしか持っていない部分もある。
しかし、その漠とした印象を質問に固めていくときに
思わぬ化学変化を起こして、
新しい方向性を見つけることもないわけではない。

とあるベテラン県議が、
自分の一般質問で執行部に質したことが、
その後どうなったかをきちんとホームページに記述している。
やっぱり議員の責任としては、そこまでやらないといけないな。
と反省しつつ、言葉を磨き思索を深めるのである。




2011年11月20日 (日)

迷惑をかけて生きている

11月11日の熊日、
「学びのプリズム」で日本大学文理学部教授
広田照幸さんは、こう書いている。

親や教師は子どもたちに向かって
つい「周りに迷惑かけないように」と言ってしまうが、
「『周囲に迷惑をかけない』という価値基準は、
実は、他社の存在を必要としない『強者の論理』
なのではないだろうか」

新生児や病気にかかった人、
重度の障害のある人などは他者に依存せざるを得ない。
その依存とは周囲の誰かに迷惑をかけること。
だから、迷惑ではなくお互いさまだと考えたらどうか、と。
大げさに言えば、
「人類が生きていること自体が、
地球の環境にとってこの上ない迷惑かもしれない。

もっと普通の人の普通の生活での例として
「自家用車に乗って買い物に行く者が増えたから、
路線バスの便数が減らされたり運行が廃止になり、
車を持たない者が暮らしていけなくなる」
とも書かれている。
しかし、この場合自家用車の売り上げや利用が
大きな雇用を生み出している側面もある。
とはいうものの車を持っていても、高齢のために
それを使うことが困難になることもある。

広田教授の結びは簡単である。
・お互いの迷惑を許す寛容さ
・自分が周囲にかける迷惑をできるだけ減らす努力

つまり、人に迷惑をかけるということが
本当はどういうことなのか、
それについて考え、それが単純ではないことに
気づくことがまずは肝要なのである。

迷惑をかけなければ何をやってもいい。
という馬鹿な話はないと思う。







2011年11月19日 (土)

読者への奉仕

11月7日の熊日、「読者ありき 大衆作家の群像」で
文芸評論家の縄田一男さんが、佐伯泰英について書いている。

「時代小説の職人、佐伯泰英は、
サラリーマンがつらいことがあったとき、
読んでいる間だけでもそれを忘れてくれればいい、
後で繰り返して読んでくれなくてもいい―
そう語っている。
ここにも己の文学的野心よりも
読者への奉仕を創作の第一義とする、
まぎれもない作家がいる」

佐伯泰英、読んだことはない。
これからも読むことはないと思う。
ただ彼の創作に対する姿勢は、
先日取り上げた三谷幸喜にも通じるところがある
ような気がする。「普通の人」→リンク 

NHKの大河ドラマの筋立てや表現が、
歴史事実にそぐわず、あまりにひどいと
よく言われるけれど、
大河ドラマは、歴史を素材として使っているだけである。
あれが歴史の真実だと思い込む人がいたら、
それは問題かもしれないが。
というか、そんなもんだったのだろうと
多くの視聴者は思っているだろう。
リテラシー的には、事実は少し違いますよと、
誰かがときどき指摘すればいいことなのだ。
楽しかった、面白かった、泣けた。
そういう時間を提供するプログラム。
ついでにたとえば親子の情を感じたなとか、
そういう感想はフィクションであっても関係ない。
そういうオマケがついてくることもある。


Sn3n0654







2011年11月18日 (金)

市有林現地調査

午前中の臨時会に引き続き、雨の中、
合志市の市有林の現地調査にバスで出かけた。
議会、担当の農政課、議会事務局、そして市長。
合志市の市有林は、合併前から
それぞれの町で町有林として持っていたもの。

Sn3n0655

表示は旧町のまま。

合志市の市有林は、
所有権、地上権を含めて7ヵ所、182.66haです。
平成22年度の整備には7,060,200円かかっています。
それに対して、材木売払い等歳入は6,578,595円。
これは熊本県の砂防ダム建設により、
国からの補助金が入っているからです。
それがなくても造林事業補助金は毎年ありますが、
通常は、持ち出しが多いようです。

ただ、写真を見てもらえばわかりますが、
お金がかかっているだけ、きちんと整備されています。

Sn3n0656

森林自然という環境を保全して国土を守る
という意義もあるので、
日本の国債を長期的に保有するという、
あ、毎年買い増しているということに相当するか。
いろいろな考え方があるかと思います。



2011年11月17日 (木)

将来像ビジョン

10月18日の熊日に、
2012年春の熊本市の政令指定都市移行を見据えた
将来ビジョンを策定するため、
熊本県が実施した県内市町村長からの
聞き取り調査ついての記事があった。
「熊本市周辺や近郊では、市の『求心力』を前提に
定住促進策などに力を入れるとする一方、
県南、県北地域は熊本市の〝一人勝ち〟を警戒」とある。

合志市は県央地域に入るのだろうか。
「県央地域は、熊本市への通勤者が多いため、
定住促進策や企業誘致を望む声が目立った」
ということだが、県に期待してもしようがないと
思いつつも、県に対して意思表示はしておかないと、
ということだろうか。

県に対してどういうことを主張したのか、
首長は、住民に説明する責任はないのだろうか。
それぞれに、機会あるごとに話しているのだろうけれど。

9月13日に亡くなられた福田農場ワイナリー社長
福田興次さんは
「水俣に観光客を呼び込むには、
水俣が目的地になれるかどうかだ。
歴史や文化を見つめ直し、
地域のみんなで魅力を高めたい」
と熱心に丁寧に水俣の将来像を語っていたそうだ。
(熊日より)




2011年11月16日 (水)

不機嫌活動休止

なんかそういうニュースの片鱗を
どこかで見かけた気がしたのだが、
深く追求しないでいたら、なんと
ムーンライダーズが無期限活動休止を宣言していた。
お知らせ→
リンク 

で、こういうイベントも→
リンク   

「あの娘のラブレター」1976年頃?


6人のメンバーの誰かが亡くなったら解散だと、
まことしやかに語っていた彼らの活動休止。
納得のいく説明責任が求められる。
なんてことは言いません。
しかし、ローリングストーンズも、何となく続いてるんだから、
そんな宣言しなくてもいいような気もするんだけどな。

膨大な量のCD(メンバーソロ作品、参加作品も含め)が出ているので、
これ以上増えないとなると集めやすくなる(笑
というか、これから益々アーカイブ発掘が進むことだろう。


2011年11月15日 (火)

飯田哲也講演会

EPO九州 環境政策セミナー
飯田哲也特別講演会
「低炭素社会へ!地域からの挑戦~
エネルギー・交通・人づくりの視点から~」

くまもと県民交流館 パレア にて

飯田哲也さんの名前が「てつや」ではなくて、
「てつなり」であることも
随分前から知ってるが、どういう経緯で氏のことを
知ることになったのかは思い出せない。
しかし、NHK総合の「週刊ニュース深読み」にも出てるし、
本人の話を生で聞ける機会を逃すのは惜しい。
と、かなりミーハーっぽい乗りで参加した。

まずは、福島原発の事故を
「世界史に残る地球規模の原発事故」と表現する。
これはゴチック太字で教科書に載せよう。
飯田氏の主張については、
それが正しいかどうかというよりも、
立場の違いで評価が完全に分かれるのではなかろうか。
しかし、たとえば、
エネルギー選択の目標は持続可能性にあるとする考えを
否定することはむずかしいだろう。
低炭素社会を実現するためにエネルギーをどうするかと
考えたから、原子力発電が最も効率がいいという
話になっていたのだ。

「ムーンウォークをやめて」、
あるいは「ルームランナーを降りて」
という素晴らしい例えを氏は用いたが、
自然エネルギーへのシフトに関しては、
着実に前進させなければいけない。
なぜなら普及すればするほど安価になるからだ。
(原発は多分そうならない)

原発を廃止するためには
民主主義の一つの方法である住民投票と、
事故を起こした場合の責任を
すべて当事者に負わせるための損害賠償という市場原理の
二つの手段がある。

地域が主体的に動くことで、
地域間連携も進み、それがまた地方と都市との
新しい関係にも発展する。
具体的に動かなければいけない。
議員なんだから。








2011年11月14日 (月)

命名 はるもに

10月29日の熊日に
九州沖縄農業研究センターが10月28日に発表した
トビイロウンカ、縞葉枯病、穂いもち病のいずれにも強い
水稲の新品種「はるもに」について書かれていた。
プレス発表→
リンク  
詳細→
リンク 

病害虫に強いだけでなく、夏場の高温に対しても
ヒノヒカリ以上、にこまるに近いとのこと。

合志市で開発されたものだが、
熊本県球磨地域の環境保全型稲作を実践する
生産組織による試作が始まっておるそうだ。
そりゃ独立行政法人とはいえ国の組織なのだから、
そういう研究施設が、この合志市にあるということを
まずは自慢に思ってもいいだろう。

いや、自慢に思うのは変か。そういう問題ではない。
だから、合志市内の中心部の広大な面積をだな、
占拠されているという意識しか育たないのではないか。
いいや、そういう話ではない。

研究センターだから、純粋な研究ばかりやってて、
税金使って、国民のためになってんのか、
とそういう実情を知らない批判もあるかもしれない。
熊日で小さな記事になっても、それが国民生活の
どこで役に立って、安くておいしい食品になるのか
(そればっかり)、お、安全も大事だ。
よくわからない、わかろうとしていない国民の皆様に、
伝える努力を惜しんではならない。
「おしん」でいいのは、どんな苦労にも負けない根性。

だから、「晴れ永遠」では孫引きながら、
その告知の一端を担おうと、ここにエントリーしたものです。
というか、次も続くかはわかりませんが。





2011年11月13日 (日)

合志市の交通展

市の文化祭に合わせて、
合志市歴史資料館では、第7回特別展
「合志市の交通~過去・現在~」展が開催されている。
(平成23年12月21日日曜日まで)

道路の形成と発達に始まり、
合志市の道路と公共交通機関がこれまでの発展してきた流れを
時系列でまとめあげた展示です。
熊本電気鉄道の電車とバス路線等の沿革。
また直接通っているわけではないが、
熊本軽便鉄道から国鉄豊肥線、JR九州への道のり。
合併前の2町からの自動車保有台数の変遷、
道路実延長と往還里道の歴史。
ただ年表がメインなので、
そこから、枝葉に発展させていくと
なかなか面白い展示となるのではないだろうか。

私の思い出であるが、
菊池電車の線路が、
黒石辺りでいまの国道387号線沿いにあったとき、
現在の線路の場所はだだっ広い里道であった。
里道として使われてはいたが電鉄の所有地で、
プラットホームがちゃんと存在していた。
その理由を私は知らないが、
そこに歴史の興味深いエピソードがあるかもしれない。

村から出るにしても入ってくるにしても
その時代その時代の交通機関が移動に使われた。
人の歴史と交通手段の交わるところ、
私たちを惹きつける歴史の魅力があると思う。
何らかの形にしたいものだ。






2011年11月12日 (土)

第5回合志市文化祭

今日明日の二日間、
合志市総合センター ヴィーブルで開催。

図書館に本を返しに行ったら、
お話会があるというので、別室に行くと、
ヤギさんをやってくれませんかと言われた。
とっさに私と誕生日が同じ八木さんを思い出したが、
実は、ヤギさんとライオンのお芝居というか読み聞かせに
ヤギさん役で出てくれというお願いだった。

そのあと、文化ホールの発表を見に行く。
日舞やフラダンスを見ていて、
文化について考える。
伝統とも少し違うし、新しい境地でもない。
まさに発表会なのだが、
それをおろそかにしてしてはいけない。
楽しみであったり、おつきあいだったりするかもしれない。
しかし、それは市にとっては福祉なのだ。
それもほとんどの場合、自発的なものである。
それが目的ではないにせよ、
「健康で長生き」に貢献できる文化である。
そういう視点を持つことも必要だろう。

熊日に連載されていた「震災後論」で、
作家 玄侑宗久さんが書いていた。
「人間すべての営為を『文化』という言葉で表すならば、
それは絶対に換金できない価値を持っています。
巨大システムに任せるのではなく、
もっとコンパクトな、
もっと手作りの社会を目指していくべきでしょう。
それが自治の原点です」

それからメインアリーナで展示品を見た。
人間すべての営為の中のごく
一部ではあるが、
ささやかだけれど、みな誇らしげな作品だった。










熊本県における地域公共交通の再生・活性化への取り組み

11月11日 金曜日

LRT市民研究会講演会

講師 熊本県交通政策・情報局長 小林豊氏

演題 「熊本県における地域公共交通の
    再生・活性化への取り組み」

九州新幹線全線開業後の状況は、
既に報道等なされているように、
東日本大震災の影響がなかったわけではないが、
利用実績はなかなか好調である。
地場の特急やローカル線が大幅に不便になったという
声も聞くので、新幹線に限った状況ではあるが。

熊本県はPRが下手だと県も県民も自覚していて、
今回の九州新幹線開通に向けては、
かなりの覚悟を以て望んだのだった。
くまモンは、ゆるキャラとしての知名度も上々で、
予想以上の認知度である。
その戦略は、予算をつぎ込んだというだけではなく、
ツイッターを利用しつつも体当たりで関西戦略を取った、
そのことを忘れてはならない。
何もくまモンが際立って可愛らしかったからではない。
もちろんスッキリしたグラフィックなデザインと
着ぐるみの泥臭さが醸し出す妙はあったのだが。

小林氏が時間を取って話されたのは、
阿蘇くまもと空港の戦略である。
現状でも並みいるローカル空港の中では
収支的にもうまく経営されている方だ。
それは観光だけではなく、
ビジネス客の利用が大きいと私は思う。
おそらくそういう統計もあるだろう。
公共交通でのアクセスが悪いといいながらも、
誘致企業の工場・事業所は空港から距離が近い。
昔なら幹部は熊本に居を構えていたわけだが、
もうずいぶん前から、日帰り出張も珍しくない。
それは一面熊本経済のためにはならないのだが、
そういう時代だから仕方がない。
大津町、菊陽町にビジネスホテルが多くあるのも、
そういう状況からである。
しかし、それに満足していては明日はない。
国際路線を始め、海外からのお客様を
もっと貪欲に招かなければならないというのが
小林局長の考えであり、県の意向でもある。

そこで懸案の空港アクセスである。
紆余曲折があって、
この10月から、JR豊肥線肥後大津駅から、
空港までをジャンボタクシーで結ぶ
空港ライナーがこの10月から走っている。
(平成24年3月25日まで・無料)→リンク 


次第に駆け足になってきたが、
タクシー業界をめぐる話と、
インターネットを利用した乗り継ぎ案内の紹介。
これは、バスも含めた利用なので、
完全制覇されたらすごいことになる。
しかし実際は紙ベースでも、
とっくに出来ていなければいけなかったことなのである。
私ももうちょっと言い続けていなくちゃいけなかったと思う。


○過去記事案内●

「バス停での路線表示について」→リンク 


「役割の認識から始まる公共交通」→リンク 

「バス(離れ)ストップ!」→リンク 

「公共交通の新規顧客を獲得しよう」→リンク 




2011年11月11日 (金)

クリスマス

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クリスマスだっていうのに、
この寂しさは何だ。
まだイルミネーションには早いのだろうか。

2011年11月10日 (木)

写真に撮れば過去

熊日夕刊に連載中の
玉村豊男さんのエッセイ「隠居志願」。
10月18日掲載分にこういう文章があった。

「人は、いま自分が見ている風景を、
わざわざ写真に撮ろうとする。
現在の瞬間も、写真に撮れば過去になる。
どうして人は、
いま自分がその中にいる現在を楽しむより
一刻も早くその現在を過去の中に閉じ込めて、
過去の映像で現在をたしかめようとするのだろう」

「過去の映像で現在をたしかめようとする」のだろうか。
未来のある時点で、
現在を思い出として振り返るために、
確かなものが必要だということではないか。
いつでも過去へ帰るための道具。

だからといって、
いま自分の眼前にある風景を
きちんと見なくていいということではない。

運動会などで、
わが子を撮影する保護者、
それも特に父親にその悲哀を感じる。
私もハンディカムで随分撮ったものだが、
それには気づいていた。
ビデオに撮るより、ライヴを楽しむ方が
何倍も楽しいし、印象強いということ。

風景を写真に撮る場合は、
それとは少し違うかもしれない。
自分の目で見たものを固定させたい。
何度も見たいということが原点だと思う。
あ、やっぱりおんなじか。
でも、子どものビデオは見返すことはなく、
しかし消去するに忍びない。




2011年11月 9日 (水)

飲料自販機、ここまで来たら雇用問題。

10月2日の熊日「争論」は、
「飲料自販機どう考える」がテーマだった。
全国清涼飲料工業会専務理事の公文正人氏によると
清涼飲料水の年間販売量は
500mlボトル換算で約370億本。
このうち自販機での販売は30数%とされ、
売り上げは約2兆円。
自販機の利用は1日5,000万本。

本数はともかく、
私が前から関心があったのは、
雇用に関する数字だ。

清涼飲料業界の従業員は12万人、
補充するオペレーターなどを入れると
計15万人になる。
さらに容器や自販機を作る人らを入れると
数十万人の雇用に貢献している。

ここまで成長してしまったのは、
中身の販売シェア争いが先にあってのことだろう。
乱暴な言い方だが、昔なら商店があって、
そこの冷蔵ケースなどに入っていた清涼飲料
が、
商品アイテム数の増加もあってか、
24時間営業しても電気代しかかからず、
管理もしやすい自販機中心に移っていったのだろう。
場所もわずかしかいらないし、
自販機設置競争が起きたわけだ。

確かに、コンビニまで何キロあるかわからないような
人里離れた、道路がただ延びているような場所で、
自動販売機を見つけたときは、
冬場なら人のぬくもり、
真夏なら、オアシスに出合ったようなものである。
災害時には役に立つことを
身を以て知った人も多いだろう。
消費電力は、この20年間で7割も減らしたそうだ。

数十万人の雇用がかかっているとはいえ、
その容器だけとっても
リサイクルに多くが回るとは言っても、
資源の浪費、あるいは
容器製造にかかるエネルギーの無駄遣いでもある。

「熱中症より、1本のペットボトルを」と言う声に、
「水筒にお茶を入れておこう」と返すのか。
どちらも間違っていないが、
できれば、ペットボトル利用を控えようぐらいのところか。

やや不確かな記憶だが、
製造ラインは清涼飲料もビールも同じという話を
聞いたことがある。







2011年11月 8日 (火)

普通の人

「自分が何をやりたいかじゃなくて、
お客さんが、自分に求めているものをやる」
正確ではないかもしれないが、
三谷幸喜はそう言い放った。

昨夜、NHK総合の「プロフェッショナル」は、
三谷幸喜の流儀というか、
創作の秘密に迫るという番組だった。
特段の秘密がそこにあるわけではない。
頭の中を見ることができるわけではないからだ。
ただ、脚本が実際の役者のリハーサルを見ながら、
どんどん変更されていくところが、
彼のやり方だということだ。

それは脚本家ではなく、すでに演出家の仕事だ。
だから両方自分でやるんだろう。

昨日の現場取材では、
何よりも鈴木京香が素晴らしかった。
これが女優だって思った。
山の中を走るのを長回しで追われながらも
美しさに乱れがない。

「制限を加える」や
「自分を追い込む」は、
クリエイティブな仕事をやる人なら、
多かれ少なかれ、誰でもそうなんじゃないかな。
自由にやっていいよ、と言われるくらい
大変なことはないと思う。
だから、すべてを任せてもらって、
その上で、自分の想像力にタガをはめるわけだ。

彼なりに、自分が時代に合わなくなってきているかもしれないと、
ちょっとは思っている。と言っているが、
それは最初に書いた彼の言葉に
戻っていくことになる。
そうは見えないけれど、
良くも悪くも型にはまった人なのかもしれない。
だからこそ、それを少しだけずらして見せるとき、
笑いが生まれるのだ。






2011年11月 7日 (月)

哲学的訓練

10月14日の熊日夕刊の
「震災後論~インタビュー日本を創る」という連載に
佐藤優さんが登場。
肩書きが、元外務省主任分析官から
作家になっていた。

エリートの劣化がテーマで、
ここでのエリートとは、政治家や官僚、
そして大企業のいわゆるエリートを指している。

「エリートたちは哲学的訓練が足りません。
論理の力で自分がどういう位置にいるのかを
認識する哲学がない。
人間の感情を学ぶ文学も読まない。
政治は言葉の芸術なのに、
言葉の使い方があまりに貧困です」

哲学や言葉の貧困は、
そういう佐藤優氏の鋭い指摘にも
反応しない人間を作り出すのだと私は思う。

文学はそれを創りあげた作者の世界観であり、
自分の経験と想像力の及ぶ限りを尽くしての
人間の感情のあやとりみたいなものである。

どじょうは英語で「ローチ」。
「間抜け」の意味があると書いてあるが、
別に英語で言われなくても、
日本語のどじょうでも十分間抜けな感じはするのだが。








2011年11月 6日 (日)

徘徊声掛け模擬訓練

もし自分が認知症になったら、
何にもわからなくなるから、かえって気楽だろう。
と考える方もいるかもしれない。
しかし、いきなりそういう状態に行くわけではない。
認知症の初期では、本人がなんか変という感じに
ものすごく不安を感じるらしい。
もちろん家族や周りの人たちも
少しおかしいと気づきつつも、
まさか認知症なんて思いたくないわけで、
お互いにどう対処してよいかわからない。
負の側面という表現は、意識して避けたい。
長寿社会のある一つの側面である。

「ささえ愛ネットワーク模擬訓練2011」
今日は雨だったので、
実際に外に出て、徘徊役がルートを歩くという
メーンイベントは中止になった。
私は徘徊役だったので、
実際は役がちゃんと務まるかという不安でいっぱい。
内心雨に感謝すらしていた。
しかし体育館内で、短時間ではあったが
声掛け訓練をやってみると、
これが徘徊役の方が楽にできる。
訓練とはいえ、声をかけることのむずかしさを
図らずも知ることになった。

認知症とは、
 いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまう
 誰でもなる可能性がある脳の「病気」です。
 多くはもの忘れと判断力の低下がおこり、
 これまで続けてきた生活のなかで困りごとがでてきます。

徘徊とは、
 認知症の人があてもなく歩かれているのではなく、
 ご本人なりの理由や目的があって起こることが多いです。
 まずは挨拶や世間話などから、
 その人が出かけられる理由を知りましょう。(資料より)

85歳以上の高齢者のうち、
いまや10人に2人から、3人が認知症と言われている。
他人事だと思って知らぬ存ぜぬでいるか、
ささえ合いの輪を広げる方に入るか、
どちらの選択もその人の人生ですが。

年に1回の大規模な模擬訓練だけではなく、
小規模な10人から20人程度のグループでの
啓発、訓練を数多くやるという方法も
考えていくべきかもしれない。





2011年11月 5日 (土)

農とこころの学び舎~合志義塾

放送大学熊本学習センターによる
どこでも生涯学習事業公開講演会
「合志義塾~農とこころの学び舎~」
共催 合志市、合志市教育委員会

講演Ⅰ「合志義塾の教育と近代農民像」
講師:伊藤利明(熊本高等専門学校教授)

昨年、合志市民大学を受講して、
これまで知る機会がなかったことが惜しまれた。
そして満を持して、というか、
時代がいよいよ合志義塾に向かっている、
そういう感じがする。昨年の記事→リンク 

合志義塾を創設したとき、
工藤左一29歳、平田一十28歳だった。
時代が違うので年齢で単純にいまと比較できないが。
物質面ではなく、精神面の教育に力を入れたことが
大きな特長である。
明治41年までの塾生の進路では、
農業に次いで、教員が1割強となっている。
これは当時の住民の生活が貧しく、
授業料食費が無料、衣類小遣いの支給、
地元での就職、また兵役の免除などの理由から、
師範学校希望者が多かったこともある。
見方を変えれば、国策として教員志願者を優遇したことは、
富国強兵の一環かもしれないが、
それだけ教育に熱心だったことの証とも言えるだろう。

政治家、弁護士、医師などで
名を遺した偉人もいるが、義塾の本質は
しっかりした農民を育てることにあったとのこと。
著名な人をたくさん輩出していないと、
なかなか観光客誘致につながらないが、
それを私たちは誇りにしていいと思う。
その上で、全国に向けて合志義塾のことを
もっともっと知らしめていいのだ。

ユニークな教育方法として、
・師弟同行(教師・生徒に上下関係はない)
・学団編成(縦割りのクラス編成、自主自治の精神)
・男女共学
など特筆すべきものがある。
教師・生徒に上下関係がないなどというと、
悪平等と目くじらを立てる人がいるかもしれないが、
教育勅語の真髄を実践する教育に
それはあり得なかったと思われる。

創設者の一人、平田一十は、
大江義塾で3年間在学している。
その大江義塾を作ったのは、徳富蘇峰であり、
その蘇峰は、熊本洋学校でジェーンズに学んでいる。
明治時代にそれほど多くの選択肢はなかったと思われるが、
片田舎の一介の私塾とはいえ、
教育を受け継ぐ流れとしては、
実に理想的ではないだろうか。
ただこれも厳密に言えば、賛否両論あるかもしれない。

徳富蘇峰は、
東京と地方の文化的「不釣合ノ甚シキ」状況を問題視し、
これが国家の存立に関わると主張していた。(資料より)

平田一十・工藤左一両先生は、
「欧米文化の輸入、文明開化政策が
都市偏重であり、国家の基礎たるべき農村が
著しく犠牲となり、将来都市と農村の貧富の懸隔が
甚だしくなることが社会不安の原因であることを憂慮せられ、
農村の振興を強く主張せられていた」(石坂繁氏著作より)

もともと西合志村は土地がやせている上に
西南戦争とデフレ策に打撃を受けていた。
そこで教育勅語の奉載・実行による、
道徳と経済の調和を目的に
富と徳とを兼備する地方の中堅人物の養成のために
合志義塾を創設した。
農村の振興により、
国家の基礎を盤石にするためである。

昔の人は偉かった。というか、
昔はとにかく貧しかったし、そこから脱却すること、
少しでも暮らしを豊かにすること、
しかし徳のない豊かさは間違っているという認識が
最初からあったということである。

講演Ⅱ「合志義塾に学んで~私の心棒を育んでくれた
      義塾の教え~」
講師:岡村良昭
      (元熊本日日新聞情報文化センター常務取締役)

「心は錦だった」重みのある一言である。



2011年11月 4日 (金)

PFI事業とウェルパルくまもと

PFI事業を勉強するために
熊本市総合保健福祉センター「ウェルパルくまもと」を
一起会で訪問した。

開設に至る経緯のあと、
PFI事業の実際の事業費や年間維持費について聞いた。
一口にPFIと言っても、
どこまでこの手法に委ねるかは契約による。

熊本市がこの総合保健福祉センターを
熊本初のPFI方式にしたのは、
交通局移転や保健所の老朽化、立ち退きなどと
熊本城復元事業や九州新幹線開業に伴う
熊本駅周辺整備といった財政負担が
大きくふくらむ時期であったことが重なったことによる。
当時、PFI法が出来たばかりで、
一度は試してみようという機運があったのかもしれない。

メリットとしては、初期投資が抑えられること。
清掃、警備・保守点検など委託契約の事務簡素化などがある。
デメリットは、すべてが当初の要求水準書によるので、
目的外使用や変更が簡単にできないことである。

ここでは、年間約2億円ほど払っているが、
事業期間終了の平成40年以降はどうするか、
まだ未定だそうだ。

熊本市総合保健福祉センター(仮称)整備・運営PFI事業
資料については→
リンク 

その後、子ども発達支援センター、子ども総合相談室の
事業説明を聞き、
熊本市保健所の様子も見せてもらった。

2011年11月 3日 (木)

Lonely Old People

昨夜NHK総合の「SONGS」で、
ビートルズを取り上げていた。
目新しいことなどないと思ったものの、
見てよかった。
珍しい映像もあり(全世界中継「アワ・ワールド」とか、
「ヘイ・ジュード」のプロモとか)、楽しめた。
パティ・ボイドが実は頭のいい子だったなんて、
初耳だった(失礼してました、30年以上も)。
語りは鈴木京香。

だいたいビートルズが好きだなんて公言することは、
30年も前から、ちょっとはばかられることだった。
しかし、耳に馴染んでいるというだけではなく、
やっぱり、「いいものはいい」でいいのではなかろうか。
なんて理屈を用意しなければならないところが、
ビートルズ・ファンの悲しいところで、
その本音は、並のファンではないという自負心なのだ。




ポール・マッカートニーとウィングスの
「トリート・ハー・ジェントリー」を思い出した。
「彼女にやさしくしなさい」か。
長年連れ添った夫婦を思わせるとともに、
リンダといつか離ればなれになるかもしれないことが
わかっていたような気がする曲だ。

「誰も僕たちに演奏してくれって頼まない」
って、皮肉っぽいけれど、案外謙虚なのかも。


2011年11月 2日 (水)

私の家は坂の上だとばかり思っていた。

1973(昭和48)年の斉藤哲夫「バイバイグッドバイサラバイ」を
初めて聞いたのは、やっぱり「若いこだま」だったのだろうか。
秋の夜にはふさわしい。
秋の夜がどこまでも遠く広がって続いていて、
そしてつながっているような、
気がする。

六文銭「私の家」を歌っているのは、
及川恒平ではなくて、作曲者の原茂さんですね。
1972年の作品らしいですが、いま聞くと
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの
「ヘルプレス」の影響色濃い。
しかし、当時は「これって僕んちのことか」
と思ったことでした。
たまたま思い出した2曲。
編曲はどちらも奇しくも瀬尾一三さんでした。


みどりっこバス

公益財団法人 あしたの日本を創る協会が出している
「自治会町内会情報誌 まち・むら」という季刊誌がある。
その114号(2011年7月発行)に
岐阜県岐阜市の芥見東自治会連合会が運営する
みどりっこバスというコミュニティバスの記事があった。
岐阜市では平成18年から
市民協働の手づくりコミュニティバス事業をやっている。

岐阜市交通総合政策課→リンク 

やっていることは、特に新しいことではない。
合志市とは人口規模が違うので
全体の政策は、あまり参考にならないと思う。
しかし個別のコミュニティバスのあり方は
役に立つかもしれない。

記事によると、
 みどりっこバスには市内の他のコミュニティバスにはない
 ぜんこくでも珍しいヘルパーボランティア制度がある。
 「みどりっこヘルパー」が現在40名ほど。
 月に1回くらいのローテーションで
 毎日一人が4時間ほど、混む時間帯にバス内で
 運賃回収や乗降の誘導などをして
 高齢者や障がいのある方の手助けをしている。
 乗客の声も日々ヘルパーが日誌に書きとめる。

昨年の4月に運行開始したばかりなので、
どこまで続けられるか、
不断の努力が求められると思う。
ともかくそれを始めたことが、まずもってすごい。

みどりっこバスのホームページ→リンク 

いくつかのリンクを開いてみるとおわかりと思うが、
自治会活動の中心にみどりっこバスがある。
そこを起点に、今後の自治会活動に
広がりを持たせようという強い意志がが感じられる。






 

2011年11月 1日 (火)

菊池恵楓園文化祭

何も特別な作品が並んでいるわけではない。
でもこの日のために撮られた写真であったり、
描かれた絵であったり、
いや日常の営みに過ぎないのかもしれない。
でもつい面と向かってしまう作品がいくつもあった。
私の評価は素人のものだけれど、
なかなか目を離せない作品がある。
もちろん入所者の作品だからというわけではない。
普通にいいなあと感じるのだ。
文化っていうと大げさだけれど、
身近なものだと気づいた方がぐっと楽しいよ。


気の(毒)

週刊文春11月3日号に、
今井舞の恒例「小誌恒例 今井舞(毒)ブッタ斬り」が
載っていた。
過去に彼女の分析をブッタ斬ってばかりいた私、
本誌の読者欄に投稿したことも(不採用)。

しかし、今回は反論するほどでもない。
いくつかのドラマは見ているのだけれど、
ほんと面白くないもんね。
語るべき言葉を持てない。

NHKのドラマがもはやマンネリ化しているのに、
まだまともに感じられるほどである。

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