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2011年7月 2日 (土)

ミソジニーの冒険者たち

上野千鶴子著
『女ぎらい―ニッポンのミソジニー』
紀伊國屋書店刊

一言で、たいへん勉強になりました。
何かにつけ腑に落ちることばかりで、
これ1冊でオッケーか、
もっと勉強しなくちゃな、のどちらかになるだろう。
評価しない人もいるので、
評価する人や大筋も含めて、
アマゾンのカスタマーレビューは参考になる。

私は、どうでもいいようなことを2点。
一つは、男2人に女が一人の映画。
若い人には全然ピンと来ないと思うが、

『冒険者たち』
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とか、男が一人前の男であるためには、
もう一人の男にそう認証してもらわなくてはならず、
そのために一人の女が必要であった。
と、そういう説明のつく映画だったのだろうか。
そう言われればそういう気もする。

もう1点は、
イ・ビョンホンの週刊誌インタビューを
引用した部分があったのだが、
自分が守ってやりたくなるような女性が好きです。
と言ったから云々の箇所。

その週刊誌の記事自体、
ビョンホン君が、日本の女性向けに
リップサービスでそう喋ったのか、
もうちょっと違うニュアンスだったトークを
記者が日本の女性に受けると考える言葉に
置き換えた疑いもあるのに、
きちんと書かれた文章と同等に扱っている。
そこがちょっと・・・
いずれにせよ、
確かにイ・ビョンホンならそう言いそうだと
納得してしまうから、それでいいのかもしれないが。

本筋とはまったく関係ないけど、
「神話」についての定義に面白いものがあった。
フーコーの引用と思われるが、
「権力のエロス化」という章にある一文。

◇官能とはまさしく教育され、学習され、陶冶され、
コントロールされるものだからである。
性的官能においても例外ではない、
「官能」が「自然」であり、「本能」であり、したがって「歴史」がない、
というのは近代の性の神話というほかない。
ここで「神話」というのは「根拠のない信念の集合」の別名である。

最後の部分、神話とは「根拠のない信念の集合である
という箇所。
原発に関わる「安全神話」なるものの、
正体もまた、そうだったんだなと気づいた次第。


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