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2011年7月17日 (日)

第3回 比呂美の部屋

7月16日 土曜日

比呂美の部屋 学園ライブ第3回 
「学芸員の日常―裏話と秘話あれやこれや」

ゲスト  熊本市現代美術館学芸員 蔵座江美

聴き手  詩人・熊本文学隊 伊藤比呂美

熊本学園大学にて

Sn3n0458

 歩道橋の上から見ることはあまりない
 海老原喜之助氏の壁画「蝶」

お二人の話は、
いきなり菊池恵楓園絵画クラブの作品から始まった。
熊本市現代美術館(通称CAMK・キャンク)で
展覧会が催されたときには私は行ってない。
特に興味を持たなかったからだ。
市議会議員にならなければ、
いや、なろうと思わなければ、それほど深く知りたいと
思わなかっただろう。
しかし、昨年の文化祭で見た作品や
歴史資料館に展示されている作品は素晴らしかった。

「いつかどこかで見た風景」と蔵座さんは表現する。
園から外へ出ることのできない隔離された場所で、
外の世界を題材にすることは、
過去の記憶を何度も辿り直すことだ。

伊藤比呂美隊長は、まったく初心者としての質問をする。
それが馬鹿に見えるか、純粋な好奇心と思えるかが、
このライブの評価の分かれ道だと思う。
以前、熊本県立図書館で開かれた、
谷川俊太郎さんを招いての連詩のイベントのときより、
ずいぶんと洗練されてきた感じ。
参加者の人数のせいか、
気負いがなくなってきたのか、
リラックスした雰囲気と適度なテンションが好ましい。

「どう作品が見られるかよりも、描きたい気持ち」
蔵座さんは、恵楓園絵画クラブのメンバーの
美術に対する姿勢をそう語る。

伊藤隊長いわく、
「アーティストの場合、エゴが太い活字で胸のところに書いてある」
それがない、ということはいいことなのか、そうでないのか。

入所者の個人的ヒストリーを知ったうえで
絵を理解しようとしてしまう。
それが必要な部分と、
予備知識なしに作品に向かうのと、
どちらも間違ってはいない。

「学芸員の仕事とは」と問われて、
「作品に価値を与えること」と蔵座さんは答えた。
それは、さまざまな視点を提供するということかな。

他に、点字絵本や、
井上雄彦展のことなど。

「聴覚障がい者向けに字幕をつけられた映画を見て、
(文字によって)改めて音を意識した」という蔵座さんの言葉を
過剰に音楽や効果音を押し付けてくる
テレビ制作者に贈りたい。
ちなみに、ワンセグの字幕を見ると、
蔵座さんの言ってることがわかります。

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